大きなビニールシートに包まれて
通報・発見
住宅のバルコニーで猫が子どもを産んだと保護依頼です。
依頼者は最低限の世話をしてあげたようですが、飼う選択肢はなかったのでしょう。
まずは黒猫母さんにごあいさつ。よくみればお腹に子猫を抱えています。
確保
網でのお母さんの保護に失敗して逃げられてしまいました。ちょっとやりかたが荒っぽかったかな?
ケージトラップに子猫たちを入れて、お母さんの帰りを待つことにします。
まだ目も開いていない、トラ模様の子猫が2匹いました。
1時間後、黒猫母さんはスタっと戻ってきて、ケージを調べ、用心深く中に入っていきました。
フタが締まるとパニックになってしまいます。黒猫母さんごめんなさい。でも怖がらないで。
保護施設
保護施設に連れて来て、お母さんを「パリス」と名付けました。その理由は、動画の34秒あたりをよく見てみると、とわかると思いますよ。
子供たちは「フロマージュ」と「バゲット」です。
お腹を押すと音がでるゴムのアヒルのおもちゃのような声!生まれたての子猫特有の声ですね。
別の場所で保護された子猫「エスカルゴ」も一緒に養育をお願いし、黒猫パリスは3匹の子猫を世話する立派なお母さんです。
その後
全員猫エイズウィルス陽性で、陰性の子と比べると感染症などに抵抗力が弱いかもしれません。でも子猫たちの免疫システムが、猫エイズウィルスを駆逐する可能性もあります。
みんなに里親さんが見つかりますように。
子猫たちのじゃれ合う様子を動画でご覧ください。
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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