アメリカンショートヘアのレッドタビーとは?
アメリカンショートヘアと言えば、人気がある猫の種類の中でも定番ではないでしょうか。最初にアメリカンショートヘアとして登録されたのは、薄い茶色の下地に濃い茶色の縞模様がある「レッドタビー」でした。
「レッドタビー」の「レッド」とは毛色を表しています。レッドと言っても赤色ではなく、赤みがかった茶色のことです。「タビー」は縞模様を意味しています。
アメリカンショートヘアの歴史
アメリカンショートヘアの歴史は1620年代に始まります。イギリスからアメリカへ渡る船に、ネズミ駆除のために乗せられた猫だとされています。その猫はブリティッシュショートヘアであり、それがアメリカンショートヘアの基礎になったのです。
レッドタビーのアメリカンショートヘアをお迎えする方法・値段
里親
里親サイト等検索をして探してみましょう。保護されたレッドタビーのアメリカンショートヘアや、ブリーダーからリタイアしたレッドタビーのアメリカンショートヘアなどが、新たな飼い主を待っています。
里親になる場合、猫に値段がつくことはありませんが、避妊去勢手術費用やワクチン費用などの医療費などが必要になる場合があります。
ブリーダー
ブリーダー検索サイトやブリーダーのホームページ、雑誌から希望のアメリカンショートヘアのレッドタビーを探します。ブリーダーに連絡をして見学をすることをおすすめします。
ブリーダーからレッドタビーのアメショーを直接購入する場合、値段はおよそ15万~20万円しますが、猫の年齢やブリーダーによって変動があるようです。
大村有紀ブリーダー
アメリカンショートヘアをメインに扱っているブリーダーです。レッドタビーも多く扱っています。
Castilla Cattery
こちらはアメリカンショートヘア専門のキャッテリーです。レッドタビー、カメオタビー、シルバータビーの他にも、珍しい毛色の子猫もこれから作出していくそうです。
ペットショップ
現在日本で人気なアメリカンショートヘアのカラーは、シルバータビーという色なので、お店の店頭でレッドタビーと出会えるのは難しいかもしれません。ペットショップのホームページで確認し、お店に問い合わせてみると良いでしょう。
ペットショップでアメリカンショートヘアのレッドタビーは、15万~20万円ほどの値段で販売されています。年齢や両親などによって値段は変動します。
アメリカンショートヘアのレッドタビーの飼い方
食事
アメリカンショートヘアは運動量が多く、遊びが大好きな猫なので食欲も旺盛です。ただし、食べ過ぎて肥満にならないようにしましょう。
運動
アメリカンショートヘアは運動量が多く必要な猫です。おもちゃを使ってハンティングの遊びや、キャットタワーを使って上下運動など、たくさん動けるようにしてあげることが必要です。そのため、動き回れるスペースも十分あると良いですね。
お手入れ
お手入れは週に1回程度のブラッシングが必要です。アメリカンショートヘアは上毛と下毛のあるダブルコートです。季節の変わり目、特に春と秋の換毛期と呼ばれる時期は抜け毛が多くなります。皮膚の通気性を良くするため、毛づくろいで飲み込む毛の量を減らすためにもブラッシングが欠かせません。
アメリカンショートヘアのレッドタビーの性格
穏やか、人懐っこい
アメリカンショートヘアは好奇心旺盛で、人懐っこいです。また従順で優しい面もあります。しかし、レッドタビーは甘えん坊で少し怖がりな性格とも言われています。
飼いやすい猫
アメリカンショートヘアは、かつてはネズミ退治という、仕事をするワーキングキャットとして活躍したため、体が丈夫で、環境への順応性が高い特徴があります。そのため、しつけに手間がかからず、飼いやすい猫とされています。
レッドタビー以外にもあるアメリカンショートヘアのカラー
シルバータビー
日本で人気のあるアメリカンショートヘアの柄がシルバータビーです。アメリカンショートヘアと言ったらこの色を想像する方が多いのではないでしょうか。シルバーに縞模様が映えてきれいですよね。シルバータビーよりも淡い色(灰色)はブルータビーと呼び、希少なカラーです。
ブラウンタビー
濃い茶色のベースに縞模様があるのがブラウンタビーです。目の色はゴールドになります。
単色
アメリカンショートヘアは縞模様が有名ですが、単色もいます。ホワイト、ブラック、レッド、ブルーなどのカラーがあります。
クリームタビー
レッドが薄くなった色で、珍しいカラーです。
その他のカラー
毛の根元が白くなったカメオタビー、縞模様の中に不規則に赤茶色の毛色が混じったパッチドタビー、三毛猫やサビ猫のカラーなど、アメリカンショートヘアはあらゆる毛色や柄があり70種類以上あるとされています。
まとめ
アメリカンショートヘアは、シルバーに黒い縞模様のイメージが強いかもしれませんが、「レッドタビー」というカラーもあります。レッドタビーは赤茶色のベースに濃い色の縞模様が入ったカラーで、アメリカンショートヘアとして最初に登録された猫がこのカラーでした。
アメリカンショートヘアは遊び好きですが、従順で飼いやすい猫とされています。健康面では肥満に注意しましょう。レッドタビー以外にも様々なカラーがあるのがアメリカンショートヘアの魅力の一つですね。