アメショーの茶色は人気の毛色
アメショーの毛色には、代表的なシルバークラシックタビー(シルバーの毛並みに黒の渦模様)を含め「黒、白、クリーム色、赤、茶色」など、約70種類以上もの毛色が存在すると言われています。
ここでは、アメショーの数ある毛色の中から、レッドタビーを含めた人気の茶色をご紹介していきます。
アメショーの茶色の毛色の種類
- レッドタビー
- ブラウンタビー
- カメオタビー
- クリームタビー
- クリームカメオタビー
実は、アメショーの毛色は多種多様で、茶色の毛色と呼ばれるものはレッドタビーを含めた以上の5つがあります。ですが、茶色の毛色でも呼び方によって色の濃淡や模様で印象が大きく変わるんですね。
ここで、レッドタビーを含めたアメショーの茶色の毛色の特徴を見ていきましょう。
茶色いアメショーの特徴1 : レッドタビー
赤みの強い毛色が特徴的なレッドタビーは、模様のタビーよりも毛色の方が強いので、茶トラのような印象を与えますね。
レッドタビーのアメショーは、毛色によく似合うブラウンの瞳の色で、大変可愛らしいので茶色の毛色の中で最も人気があります。
茶色いアメショーの特徴2:ブラウンタビー
レッドタビー以外の茶色のアメショーといえば、ブラウンタビーが茶色のアメショーとして人気と言われています。
しかし、ブラウンタビーは名前の通り茶色というより、濃い焦げ茶色の毛色とタビー(模様)の色が黒なので、アメショーでも和猫に似た雰囲気があります。ブラウンダビーのアメショーの目の色はゴールドが多く、洋猫なのに上品な和猫という印象を与えます。
茶色いアメショーの特徴3 : カメオタビー
アメショーの中でも、カメオタビーは装飾品のカメオが名前に由来するほど、上品な毛色をしており非常に珍しい毛色と言えます。
カメオタビーはレッドタビーのアメショーに比べると茶色の色素も薄く、浮き彫りを施した細工のように、毛の根元が白くなっているのが特徴です。カメオタビーの模様はレッドタビーに似ていますが、レッドタビーの毛色と比べると茶色の色合いが優しいので、茶色のアメショーに癒されたい人には「カメオタビー」がおすすめと言えますね。
茶色いアメショーの特徴4: クリームタビー
カメオタビーとよく似ている、クリームタビーのアメショーですが、クリームタビーはカメオタビーのように毛の根元が白くならず、全体的に淡いクリーム色をしており、ミルクティーのような色と例えられることがあります。
また、クリームタビーは毛色が淡いクリーム色に、模様のタビーは茶色という優しい色合いで、目の色は緑色(ヘーゼル)が多いと言われています。
ふんわりとした印象が可愛らしいクリームタビーのアメショーは、レッドタビーと並んで人気も高いのですが…なかなかお目にかかれない、珍しい毛色であるとされます。
茶色いアメショーの特徴5:クリームカメオタビー
クリームカメオタビーは、カメオタビーとクリームタビーの中間の毛色と言われており、カメオダビーの特徴とされる毛の根元が白くなる部分と、クリームタビーより茶色が薄く明るい毛色を特徴としています。
クリームカメオタビーのアメショーには、目の色は緑色(ヘーゼル)が多く、ミルク多めのミルクティーのような淡い色合いもあって癒される毛色です。
ただし、クリームカメオタビーはクリームタビーと同様に、珍しい毛色のためブリーダーサイトでもなかなか見つけにくい毛色と言えます。
茶色いアメショーの特徴
- 中型で脚が大きい
- がっしりとした体格
- 四角い顔立ち
- 短毛種でも厚い被毛がある
- 毛色の種類によって色の濃淡に違いがある
- 尻尾の先が細い
- 運動能力が高い
など、レッドタビーを含めた茶色いアメショーの特徴は、基本的なアメリカンショートヘア同様の特徴と言えるでしょう。また、アメショーの体重は成猫の場合で6kg~8kgと言われており、茶色以外でもアメショーは体質的に太りやすい傾向があるため注意が必要のようです。
このほか、日本でのアメショーの印象として根強いクラシックタビーの毛色のほかに、シルバータビー、クリームタビー、レッドタビー、ブルータビーなど、非常に多くのバリエーションがあり茶色以外でも「約70種類以上の毛色」があるのもアメショーの特徴と言えますね。
茶色いアメショーの性格
レッドタビーやカメオタビーなどの色合いも相まって、外見的には柔らかく大人しい印象を与えますね。しかし、アメショーは元々ネズミ捕りとして活躍していたため、性格は活発で好奇心旺盛、また運動能力が高く遊び好きという一面があります。
基本的に明るく陽気で、小さい子供とも遊べるほど面倒見がよく賢い性格ですが…家族以外の人間には警戒心を出す慎重な部分もあるようです。
茶色のアメショーをお迎えするには
- 里親になって茶色のアメショーをお迎えする
- ブリーダーから茶色のアメショーをお迎えする
- ペットショップから茶色のアメショーをお迎えする
以上の3つが茶色のアメショーをお迎えする方法と言えます。また、ブリーダーやペットショップからレッドタビーなどの茶色系のアメショーの子猫を購入する場合の平均的な値段は、約16万円~最高30万円と言われています。これは親の血統や購入する場所によって値段が変わると言えますね。
それでは、茶色のアメショーをお迎えする3つの方法について詳しく見ていきましょう.
里親になって茶色のアメショーをお迎えする
- ペットのおうち
- ジモティー
などの里親の募集サイトを利用して、レッドタビーなどの茶色のアメショーをインターネットで探すことも可能です。 このほかSNSやfecebookでも、茶色のアメショーの里親を募集している場合もあるので、茶色のアメショーの里親になりたいときは、ネットで里親募集の検索をしてみることがおすすめです。
また、里親の募集条件によっては元親から「ワクチン代や去勢手術、避妊手術」などの費用を求められることがあるので、前もって必要な費用の確認をしておくことが大切です。
ブリーダーから茶色のアメショーをお迎えする
ブリーダーからレッドタビーなどの茶色のアメショーをお迎えする方法は、ペットショップで購入するのとは違って、専門のブリーダーから直接、茶色のアメショーを購入することができるので、「飼育上のアドバイスや注意点」などを詳しく教えてもらうことができます。
必要な知識を教えてもらった上で、茶色のアメショーのお迎えすることができるので、初めてアメショーを飼われる飼い主さんとしては、とても心強いですね。
ペットショップから茶色のアメショーをお迎えする
レッドタビーなどの茶色のアメショーをお迎えする方法の一つには、ペットショップがあります。
特に、アメショーは猫好きさんから人気の高い種類なので、「ペットショップ」で会える確率も高いと言えます。
このため、ペットショップに何度か足を運んで、レッドタビーなどの茶色のアメショーを探してお迎えすることも可能ですね。
茶色のアメショーの飼い方
レッドタビーなどの茶色のアメショーを迎えたあと、「どのように飼うのがいいの?」とアメショーの飼い方について気になる飼い主さんも多いのではないでしょうか?
ここで、レッドタビーなどの茶色のアメショーの飼い方についても見ていきましょう。
十分に遊べる環境
レッドタビーなどの茶色のアメショーの飼い方は、基本的なアメリカンショートヘアの飼い方と同じで、「好奇心旺盛で活発なので、十分に遊べる環境が必要」と言えるでしょう。
アメショーは家庭猫として改良が続いてきたものの、元々はネズミ捕りなどで活躍していた優れたハンターです。大人しい印象を与える外見とは裏腹に、いろいろな物に興味を示して元気いっぱいに遊ぶことがアメショー本来の性格です。
特に、子猫時代は飼い主さんが一緒におもちゃで遊んであげたり、ある程度成長すればキャットタワーを用意して一人で遊べたりする環境を作ってあげることが大切です。
構ってあげる
レッドタビーなどの茶色のアメショーを含め、好奇心旺盛なアメショーは1人遊びをすることができますが、飼い主さんに対して非常に甘えん坊という一面もあります。忙しくて構ってもらえないと、ストレスを感じることもあるので、飼い主さんがしっかり構ってあげることが大切と言えるでしょう。
肥満に注意
レッドタビーなどの茶色のアメショーを含めアメショーは、体質的に太りやすい傾向があると言われているので、日頃の食事管理も重要になります。
換毛期のブラッシング
アメショーは短毛種ですが、被毛が厚いので換毛期にはブラッシングを行ってあげることが大切です。
レッドタビーやカメオタビーのような綺麗な毛色と毛並みを維持するには、お手入れも重要ということですね。
まとめ
いかがでしたか?日本ではアメショーの毛色にはシルバークラシックタビー(シルバーの毛並みに黒の渦模様)という印象が強いですが、実はアメショーの毛色は約70種類以上あるというのも驚きますね。
そして、数ある毛色の中でもレッドタビーを含めた茶色のアメショーは、人気の毛色と言われています。茶色のアメショーの迎え方はいくつかありますが、初めて茶色のアメショーの迎えする場合は、専門のブリーダーさんからお迎えするのがおすすめと言えます。
また、アメショーの平均的な寿命は約12~13年と言われており、高齢猫は10歳からであるとされます。飼い主さんがアメショーの飼い方や特徴などを把握してあげることで、大切な猫の長寿に繋がるので、アメショーの肥満予防として日頃から食事管理や十分な運動をさせてあげることが大切ですね。