マンダレイとは
マンダレイは日本であまり見かけません。マンダレイ自体の歴史も浅く1980年頃に誕生したと言われています。人懐っこいバーミーズと、ミックスの掛け合いでできたのが、マンダレイです。
しかし、バーミーズとミックスを意図的に交配させたわけではなく、ニュージーランドで飼われていたチャンピオン・バーミーズが逃げ出して、どこの誰とも知れない短毛の黒猫と出会い、偶然生まれたのがマンダレイの始まりだと言われています。マンダレイはニュージーランドにある「NZCF(New Zealand Cat Fancy Inc)」という団体でのみ公認されています。
マンダレイの性格
マンダレイという猫は頭が良くて、人懐っこくて、社交的な猫だと言われています。個体差にもよりますが、基本的には鳴き声が静かなため、集合住宅地で飼うのに向いています。マンダレイは飼い主にもよく懐き、他のペットとも仲良くなりやすいため、多頭飼いにも向いていると言われています。
マンダレイの寿命
マンダレイの寿命は13〜15歳で、一般的な猫の平均とほぼ同じです。歴史の浅い猫なので、掛かりやすい病気などについては、まだデータが不十分と言えますが、バーミーズが泌尿路結石など、尿器系の病気に掛かりやすい種類ですので、ふだんから尿の色や量、水を飲む量、体重などもチェックしておくと良いでしょう。
マンダレイの毛色
オニキス、黒曜石、黒真珠……。まるで漆黒の闇を纏っているかのように美しい猫がマンダレイ(瞳は琥珀色)です。様々な被毛の種類がいますが、マンダレイと言えば、最初に思い浮かぶのはエボニー(ブラック)でしょう。
しかし、その種類は意外と豊富で、ブルー、チョコレート、クリーム、ラベンダー(ライラック)、それに加え、それぞれのカラーのトーティシェル(サビ猫)などがいます。
また1990年代からはキャラメルとシナモンカラーを作り出すために、アビシニアンとの繁殖計画が始まっているようです。マンダレイはバーミーズのように、ポインテッドのカラー(被毛の一部分が違う色)はなく、フルカラーのみとされています。バーミーズとの交配が認められているので、子猫の被毛の色で、マンダレイになるか、バーミーズになるか決まります。イギリスでは被毛が規定色以外のものを「エイジアングループ」と呼んでいます。
マンダレイの値段と入手方法
日本にはマンダレイを繁殖している猫のブリーダーはいないと思われます。ペットショップでも見掛けたこともありません。それなので、もしもどうしてもマンダレイを飼いたい、と言う場合はニュージーランドなど海外からの個人輸入することになるでしょう。
カラーによって値段も様々ですが、海外では大体1000ドル前後での取引が相場になっているようです。それに加え、日本に猫を連れて来る場合は、プラス20〜30万は余分に見ておいた方が良いのかもしれません。
マンダレイを飼う時の注意点
マンダレイの体重は3.5〜6.5kg。ボディはコビータイプ(全体的にがっしりとした筋肉質)のため、運動量は多めです。キャットタワーなどを準備して、十分に運動できるスペースを整えておくと良いでしょう。高低差のある縦の運動ができることが理想です。食事は運動量に合わせた高品質、高カロリー、高タンパクの猫の食事を用意しましょう。
まとめ
つやつやとサテンのような光沢を放った被毛を持つ猫種マンダレイ。あの美しい被毛を保つために、ブラッシングでのお手入れも、かかさずにしてあげると良いと思います。マンダレイはまだ未知の部分が多い種類の猫なので、様々な部分で注意が必要ですが、元々、人懐っこいので、楽しい猫ライフを送れることでしょう。
40代 女性 なな
20代 女性 あめたま
黒色の毛を持つマンダレイにはクールな印象を持ったので、日本で繁殖がされていないという事実に落胆しています。
集合住宅で飼育するのに適している猫ちゃんなので、日本で流行すれば爆発的な人気を保つと予想されます。
しかし、日本で飼育しようとすると高額な現金を用意しなければならないという点がデメリットです。
また、被毛カラーが黒という事で、日本では黒猫は不幸の象徴とされているため、積極的に輸入はしないと推測されます。
マンダレイに限らず、高額で取引されている猫ちゃんは、手に入れる事自体が困難なので繁殖活動が中々進まないのだろうかと感じられました。
魅力的な猫ちゃんなので、とても残念です。
40代 女性 ゆきなちゃん
とても、活発なので驚いたのとキャットタワーが手作りで立派だったので関心しました。
1日走り回っていることが多いらしいですが、寝るときには熟睡するみたいです。まだ若いので活発なのでしょうね!とても、綺麗な毛並みなのでキープするためにブラッシングは、毎日しましょう。ごはんも、たまにはお肉を湯がいて一口大にきりカリカリにトッピングしてあげると、食欲がましますね。スタミナをつけてあげるようにすると、長生きしてくれるかもしれませんね。