猫のショートヘア代表猫種4選

猫のショートヘア代表猫種4選

猫の種類では、ショートヘアという名前が付くものが複数います。ショートヘアというだけあってどの種類も短毛なのですが、被毛の長さ以外にはどんな特徴があるのでしょうか。アメリカンショートヘア、ブリティッシュショートヘアなど、ショートヘアと付く猫たちについてご紹介します。

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1.アメリカンショートヘア

アメリカンショートヘア

特徴

アメリカンショートヘアは、ブリティッシュショートヘアを祖先に持つ、人気の高い猫です。体のタイプはセミコビーで、がっしりした体格をしており、足が大きめです。被毛は短毛ですが、厚く密集しています。

日本猫とは違った、独特の銀灰色(シルバー)に黒の縞模様(タビー)をしているところも大きな魅力です。シルバータビー以外にも、ブラウンタビーやブルータビー、またバイカラーや無地のものなど、様々な被毛を持つアメリカンショートヘアもいます。

目尻から耳の下の頰に向かって入っているクレオパトララインと呼ばれる線も特徴的な模様です。顔は丸くて、目はアーモンド型、体つきも丸みがあります。アメリカンショートヘアは、猫としての種類が確立されるまでに、異種の猫との交配が多くされていたため、遺伝疾患が少なく健康的な体を持つようになったと言われています。

性格

アメリカンショートヘアの性格は、人懐っこくて友好的です。一緒に暮らす他の猫やペットなどとも仲良くできますし、好奇心も旺盛です。子猫のうちは、走り回ったり高いところによく飛び乗ったりなど、ちょっと元気すぎる傾向が強いかも知れません。来客や友人など、家族以外の人には慎重に接し、警戒心も強いと言えるでしょう。

アメリカンショートヘアにはブリティッシュショートヘアの性格も入っているので、自立心も強く、あまり触られたがらないものもいます。

2.ブリティッシュショートヘア

ブリティッシュショートヘアの子猫

特徴

ブリティッシュショートヘアはイギリスが原産の猫で、自然発生した最も古い猫種のうちのひとつとされています。品種改良が始まってから、長毛の種類との交配がされていた時期があったため、長毛が生まれることもあり、品種の確立までには手間がかかったようです。

ブリティッシュショートヘアの長毛タイプは、ブリティッシュロングヘアと呼ばれて、2000年代のキャットショーからは、それぞれ別の種類の扱いとなっています。

ブリティッシュショートヘアの体格は、中型から大きめのセミコビーです。胸が厚く、足はがっしりしていますが短めで、ずんぐりとした体型です。顔つきは丸くてかわいさがあり、被毛は特徴的なブリティッシュブルーと呼ばれる灰色が代表的で、密集して生えています。ただし、異種交配されてきた経緯があるので、灰色以外にも様々な被毛が出現します。

また、猫のほとんどはA型の血液型なのですが、ブリティッシュショートヘアは全体の半分を超えるものがB型だということです。ちなみに、自動小説の「不思議の国のアリス」に出てくるチェシャ猫は、ブリティッシュショートヘアがモデルだということです。

性格

ブリティッシュショートヘアの性格は、賢くて自立心があり、プライドが高いと言えます。子猫時代は他の猫と同様に甘えてきますが、成猫になるとあまりベタベタするのを好まず、抱っこされたり撫でられたりするのをあまり好まないようになります。そのためおとなしいとも言われますし、飼い主に対して従順だとも言われます。騒がしいのを嫌い、一匹で過ごすのも平気で、環境の変化にも強いとされます。

3.エキゾチックショートヘア

ミケのエキゾチックショートヘア

特徴

エキゾチックショートヘアは、作り出されたのが1950年代からなので、猫の種類としては新しいものです。アメリカの繁殖家たちが、ペルシャにアメリカンショートヘアの模様またはバーミーズの毛色を持たせようとした繁殖により、できたのがエキゾチックショートヘアだということです。そのためエキゾチックショートヘアは、ペルシャのような顔つきや体型を持ちながら、短毛で、様々な被毛の色や模様のものがいます。

特徴としては目がまん丸で大きく、鼻が低めで、丸い頭部で耳が小さめで、ペルシャの頭部の特徴と同じです。体型はコビータイプで、手足がしっかりしており、尻尾はやや短めです。被毛は短毛で、様々な猫と交配されてきたため、被毛の色や模様も様々なものが生まれます。

性格

エキゾチックショートヘアは、ペルシャ譲りの穏やかな性格をしていますが、アメリカンショートヘア譲りの元気な一面も持っています。体型はペルシャの特徴が濃いので運動能力はあまり高くないのに、性格にはアメリカンショートヘアの部分もあるため、ペルシャよりも活発に動きます。

エキゾチックショートヘアは人懐っこくて、甘えん坊な性格をしています。一匹で過ごすことも平気ですが、飼い主さんに抱っこされるのも大好きです。

4.オリエンタルショートヘア

オリエンタルショートヘア

特徴

オリエンタルショートヘアは、サイアミーズを基本にして、1950年代に作り出された、新しい猫種です。サイアミーズとブリティッシュショートヘアやロシアンブルーなどを交配しているうちに、サイアミーズの見た目でありながら、特徴であるポイントの模様がないものが生まれ、この猫がオリエンタルショートヘアの元になったとされています。

そのためオリエンタルショートヘアの体型や顔つきなどの見た目はサイアミーズのものですが、特徴であるポイントがなく、ホワイトやチョコレート、タビーといった毛色で分類されています。

オリエンタルショートヘアの頭はくさび形をしていて、耳は大きく、目はアーモンド型をしていて、サイアミーズととても似ています。体型はオリエンタルタイプで細身であり、手足もすらっとして、尻尾も細めですが、筋肉質の美しい体つきをしています。

性格

サイアミーズは人懐こくて飼い主の言うことをよく理解し、まるで犬のようだと言われますが、オリエンタルショートヘアもこの性格を受け継いでいます。オリエンタルショートヘアはより甘えん坊でなつくと言っても良いでしょう。

飼い主にかまってほしがり、膝や肩に乗ってきたり、見ている本などの上に乗っかってきたりします。初対面の人とも物怖じせずに近づき、友好的で、よく鳴いて気持ちを伝えてきます。オリエンタルショートヘアは筋肉質なので運動能力がとても高く、遊ぶことが大好きです。

まとめ

アメリカンショートヘアの子猫たち

ショートヘアと名のつく猫は、基本的に短毛なので、抜け毛も少なく、お手入れが簡単だとされています。適度にブラッシングをしてあげて、あとはどの種類でも運動ができるような環境を作ってあげましょう。

ブリティッシュショートヘアは、アメリカンショートヘアの基礎となった猫であり、アメリカンショートヘアは様々な猫との交配にも使われています。アメリカンショートヘアやオリエンタルショートヘアは運動能力が高いですが、エキゾチックショートヘアはあまり運動が得意ではありません。

ショートヘアと名のつく猫たちは、名前は似ていても、それぞれに特徴が異なり、性格も違っていて、種類ごとに魅力がありますね。

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