様々な珍しい猫種12選とは

様々な珍しい猫種12選とは

この世には様々な猫種が存在します。とてもポピュラーな猫種から滅多にお目にかかれない珍しい猫種、聞いたこともないような猫種まで多岐に渡ります。今日はそんな多種多様な猫種の中から珍しい猫種12選をご紹介します。貴方は何種類の猫をご存じですか?

珍しい猫種1.デボンレックス

カールしている天然パーマのような被毛を持つ、イギリスの珍しい猫です。クルクルの被毛を持つことから、「プードルキャット」いたずら好きでつぶらな瞳を持つことから「ピクシー(猫界の妖精)」と言われることもあります。

珍しい猫種2.ハバナブラウン

ハバナブラウン

最も珍しい猫で、個体数も1000体以下と言われています。原産国のイギリスからアメリカへは輸出されていますが、日本へはほぼ0体だと思われます。黒に近い茶色の被毛が魅力的な猫種です。

珍しい猫種3.ライコイ

ライコイ

出典:http://www.dailymail.co.uk

オオカミネコとも呼ばれる2012年に新種猫として登録されたばかりの珍しい猫種。オオカミのような毛並と目鼻口に毛がないのが特徴です。パッと見オオカミオトコに見えると話題になりました。人工的に作られた種ではなく自然に産まれた猫種だというから驚きです。

珍しい猫種4.マンクス

世にも珍しい尻尾のない猫。イギリスのマン島で突然変異した猫が自然繁殖した猫種です。後ろ足が前足より長い為、ウサギのようにぴょんぴょんと飛び跳ねて移動することがあります。

マンクスの性格

マンクスは、大人しく利口だが臆病な性格をしている個体が多いようです。しっぽが長いと感情表現が豊かであり、短いと引っ込み思案であると言われる事もあるので、しっぽの長さが性格にも影響しているのかもしれませんね。人見知りが激しく、飼い主さん以外にはなかなか姿を見せない程、神経質な子も居るようです。

マンクスのしっぽが短い理由

何故マンクスはしっぽが短い(無い)のか、実はハッキリと解明されていないようです。

マンクスはイギリスのマン島発祥の猫種であり、突然変異によって誕生した遺伝が長い時間を掛けて定着したものと考えられています。

マンクスの購入

マンクスは日本ではまだまだ珍しい猫種です。残念ながら日本国内でマンクスのブリーダーを見つける事は出来ませんでした。

もし存在したとしても、かなり少数なのでしょう。その為、マンクスをお迎えする為には、海外のブリーダーに問い合わせる必要があるかもしれません。

価格に関してもハッキリした設定価格はなく、15万円~30万円前後と考えられます。

マンクスの迷信

はっきりとした理由は分からないものの、マンクスにはたくさんの迷信や伝説が言い伝えられています。その中でも有名なのが「ノアの箱舟説」で、「ネズミを追いかけていた猫が、最後にノアの箱舟に飛び乗ろうとしたら、尻尾が扉に挟まれてしまった」というものです。

何だか少し間抜けで可愛らしいお話しですが、真相はマンクスのみぞ知る…という事ですね。

珍しい猫種5.ピーターボールド

長身で細身の体、大きくて尖った耳、そして大きくてアーモンド型の目が特徴です。同じ種類なのに、毛の生えかたが異なる事が特徴的で珍しい猫です。無毛の子や短い毛の子や縦模様の子もいます。体温が40℃もあり、新陳代謝が高く風邪を引きにくいことでも有名です。

珍しい猫種6.ラパーマ

名前のとおりパーマのかかったような見た目の珍しい猫。特徴的な毛のカールは個体により様々で、ショート、ロング、コルク抜きのようなカール、少しだけのカール、ストレートと様々な被毛を持った猫がいる。妊娠や去勢などにより毛の質が変わりパーマ度合いが変わることもある。

珍しい猫種7.エルフ・キャット

世にも奇妙な猫として注目を集めている新猫種、エルフキャット。スフィンクスとアメリカンカールを交配させ作られた猫種で、スフィンクスのような無毛にカールした耳が特徴的です。まだ新しい猫種なので個体数も少なく珍しい猫です。

珍しい猫種8.シンガプーラ

世界最小の猫にして世界でも希少で珍しい猫の一つとしてあげられる小さな猫です。一般的な猫が3.5~4.5Kgにたいし、シンガプーラはオスでもわずか2Kgほど。とても小さく別名【小さな妖精】とも言われています。

珍しい猫種9.ベンガル

ベンガル

野性的な見た目の猫。イエネコとベンガルヤマネコとの交配により産まれた猫種で、とてもフレンドリーで飼いやすいと言われていますが活発で好奇心旺盛でワイルドな猫だという意見も。

珍しい猫種10.ユークレイニアン・レフコイ

前に折れ曲がった耳と無毛に近い身体を持つ猫。骨張っている顔は「犬顔」と言われています。とても珍しい猫で、今までユークレイニアン・レフコイだと認められた猫はわずか数百匹しかいないとされています。

珍しい猫種11.スキフトイボブテイル

長年、世界一小さい猫種は小さな妖精とも呼ばれる事がある「シンガプーラ」だとされていました。しかし、シンガプーラを上回る小ささを持つ猫種が存在すると言うのです。

それが「スキフトイボブテイル(スキフトーイボブテイル)」です。トイボブと呼ばれる事もあるスキフトイボブテイルは、2011年に世界一小さい猫種として認定されたばかりの、非常に新しい猫種です。

2012年に初来日し、それ以降テレビ番組等で取り上げられた事によって話題となりました。

スキフトイボブテイルの特徴

見た目はシャム猫と見分けがつかない程そっくりなのですが、驚きなのはその小ささです。一般的な猫の平均体重は3キロ~5キロ程度とされているのに対し、スキフトイボブテイルは、成猫になってもメスで1.7キロ、オスで2キロと、一般的な猫の半分程度の大きさしかありません。

また、短い胴としっぽに広い肩幅、分厚い胸板もスキフトイボブテイルの特徴とされています。

スキフトイボブテイルの購入

日本にもスキフトイボブテイルのブリーダーさんがいらっしゃるようです。ただ、やはりまだまだ珍しい品種なのでそう簡単に購入できる訳ではなさそうですね。その為、生体価格は50万円前後とされています。

ちなみに、天才!志村動物園で綾瀬はるかさんと共演、その他笑っていいとも!や日曜×芸人等に出演したスキフトイボブテイルのチャムちゃんは、ピクシーフォレストというキャッテリーで暮らしているようです♪

珍しい猫種12.アシェラ

世界一高価とされているのは、アシェラという猫種です。アシェラの生体価格は、250万円~1000万円とされており、他の猫種と比べるとずば抜けて高価な設定になっています。

アシェラは、アメリカのライフスタイルペッツ社が販売しているハイブリッドキャットで、ヒョウに最も近い猫種としても知られています。

  • アジアンレパードキャット
  • アフリカンサーバルキャット
  • ベンガル

上記の3種を掛け合わせる事で誕生した猫種で、その見た目はヒョウに限りなく近いものとなっています。体の大きさも、15キロ程度にまで成長するようなので、イエネコというより、中型の猫科であるサーバルやオセロットに近いのかもしれませんね。

アシェラの性格

アシェラの性格は、協調性があり利口で環境にも馴染みやすいとされていますが、やはりまだ新種である事や、そもそも野性味が強く残っている事から気性が荒い個体も多いようです。

運動量も一般的なイエネコとは比べ物にはならないでしょうし、狭い室内で飼育する事は不可能です。現在、イエネコとして人気が高まっているベンガルでさえ、やはり野性が強く残っており気性が荒い個体も存在するのですから、アシェラをお迎えするには相当の準備と覚悟が必要ですね。

アシェラが高価な理由

何故アシェラはこんなにも高価なのかと言うと、それはやはり希少性でしょうか。そもそも、アシェラは「ヒョウを飼いたい」というセレブ達の声に応える為に開発された猫種だとも言われています。

中には、アレルギーが出にくいとされるハイポアレジェニックに対応したアシェラも開発されており、通常より更に高価なのだとか。

日本にブリーダーは存在しておらず、これだけ高価な猫種となると、今後も日本でアシェラを見かける事はなかなか無いかもしれません。

まとめ

茶トラ

今回は世界の珍しい猫をご紹介しました。聞いたことある猫や初めて見る猫まで様々だったのではないでしょうか?珍しい猫の種類のためペットショップに並ぶこともあまりなく、飼っている人もなかなかいない猫ばかりです。もし珍しい猫種に触れる機会がありましたら是非その特徴を観察してみてはいかがでしょう。

投稿者

40代 女性 かなこ

私は、少し前に猫ちゃんのイベントに行ったときに、ベンガル猫を生で見ました。可愛らしくて、大人しかったです。スタッフの方が、人見知りはするけど愛嬌があって可愛いよとおっしゃっていました。イベントの猫展などで見かける猫ちゃんは、ツンツンしている猫ちゃんが多いのですが、その時のベンガル猫は人間に興味があるようでキョロキョロして、可愛かったです。模様が綺麗でみとれてしまいました。頭がよく、感心しました。
投稿者

40代 女性 ゆきなちゃん

マンクスという猫ちゃんを、展示会で見かけたことがあります。とても個性的で気に入りました!スタッフの方に聞くと、とても活発で人懐っこい面も持っているけど警戒心もかなり強いですよといってらっしゃいました。
日本ではまだ飼っている方はいませんし、ブリーダーさんも、いらっしゃいません。
何年かすると、ブリーダーさんも存在するようになるのではないでしょうか。マンクスは他の猫ちゃんとは仲良くするのが難しいみたいなので、多頭飼いには向きませんが一匹を大切に飼いたい方には向いていますよね。
近い将来にマンクスが、日本に入ってきてほしいなと願っています。
投稿者

40代 女性 のあーる

ベンガル、シンガプーラなど多種多頭飼いしていましたが、ベンガルは統率させる力が抜群で、リーダー性質が強い子でした。シンガプーラは、肩に乗って移動したりと、自己主張が強い子でした。私は猫種でまた出会う機会があれば、ベンガルとシンガプーラが飼いたいです。

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