猫と初対面での正しい接し方
初対面の猫と人間が仲良くなるには、順序を間違えないようにしましょう。仲良くなれる正しい接し方を紹介してみましょう。
1 指を嗅がせてご挨拶
「はじめまして」と言う挨拶を交わしてみましょう。猫同士がやるのと同じように、においの交換をします。猫の鼻に人差し指を出して見ましょう。猫が「クンクン」としてくれたらOKです。
猫は好奇心があるので「何だろう?」と確認する習性があります。においの確認は、自分のにおいをつける意味でもあります。慣れるまでは、こうすると距離が近付けるでしょう。
2 関心がない振りをする
猫は慣れると目を合わせるのですが、初対面の人には目を反らします。本来は、人間でも目を合わせる習性がないのが普通なのです。信頼関係もないうちから、猫に構いすぎると怖がらせてしまいます。猫をじっと見ないで、関心がない振りをしましょう。
部屋の中ならば、猫が自由に過ごせるようにそっとしておくのがベストでしょう。こっちを見ても、無視するくらいがちょうど良いかも知れませんね。
3 大きな声を出さない
慣れない環境や人間に、猫も緊張していると思います。初対面は特に、猫も神経を張り詰めているでしょう。大きな声で話しかけたり、物音を立てたりしてしまうと猫が逃げて隠れてしまいます。
猫が大きな音に反応するのは、人間よりも聴覚が優れていて何十倍の音量になっているのです。特に初対面の猫には、距離を縮めるチャンスなので、大きな音には気をつけましょう。
4 おもちゃで遊んであげよう
猫が少し慣れてきたようなら、おもちゃを出して見ましょう。おもちゃに反応しても、近づかないかも知れませんが、猫が興味をもっていれば大丈夫です。小さなボールを向こう側に投げてあげると、猫が遊びやすいかも知れません。
猫の性格もあるので、遊び方で人懐こいのか人見知りなのかもわかると思います。遊んであげているときに、猫にタッチするチャンスです。褒めてあげたり、軽く触れてみたりしてあげ仲良くなりましょう。
5 おやつをあげよう
初対面の猫が、おやつに反応してくれれば、距離が近付けると思います。ここでも猫の性格がわかると思います。警戒心の強い猫は、おやつをあげても目の前だと食べてくれないでしょう。フレンドリーな猫は、手の上におやつを置いても食べてくれる可能性が高いです。
おやつをあげることも仲良くなるコツです。しかし、猫が食べられる環境にしてあげるのも大切です。緊張しているかも知れませんので、別の部屋に移動してあげると良いと思います。
6 優しく撫でてあげよう
ここまでが上手く達成すれば、猫とも距離が縮まったと思います。猫も少しずつ心を開いてくれているかも知れません。猫がリラックスしているようであれば、背中辺りを優しく撫でてあげましょう。
嫌がる素振りがなければ、頭や鼻なども撫でて見ると喜んでくれるかも知れません。慣れるまで時間がかかってしまう猫もいますので、無理に触ろうとしないで少し距離が縮まったと思ったときにしましょう。
猫と子供の接し方も注意しよう
小さな子供と猫の初対面では、注意が必要です。子供は猫を見ると、触ろうとしたり追いかけようとしたりしてしまいます。猫が逃げられる場所は必要になります。子供の手の届かない場所や高い場所を準備しておきましょう。
ただでさえ、猫は緊張しているので、これがきっかけでトラウマになってしまう可能性があります。初対面では、第一印象が重要ですよね。猫にも接し方を慎重にしなければいけません。子供の行動を考えて、猫が慣れるまでは注意しましょう。お互いに良い関係になれば、遊び仲間にもなると思います。
まとめ
初対面の猫との正しい接し方についてご紹介しました。お互いに初対面は緊張していると思います「早く仲良くなりたい!」と焦らずに、ゆっくりと猫のペースに合わせてあげるのが大切です。
猫も安心してしまうと、慣れるまでに早いと思います。猫の方から寄ってきてくれたら仲良くなれたと言えるでしょう。