猫が袋モノで遊ぶ時には、要注意!
猫が紙袋やビニール袋で遊ぶときは、どんな点に気をつければ良いでしょうか?
誤飲
猫が袋で遊ぶ場合、中に入るだけではなく、ガジガジと噛むことも多いです。その際、縮れた破片を飲み込んでしまうと大変です。故意に袋を食べようとする場合もありますので、十分に注意してあげましょう。
袋の噛み応えが好きな猫もいます。筆者宅の猫も、ビニール袋はもちろん、クリアファイルなどもガジガジします。気がつけばボロボロに…という場合も多いですし、万が一飲み込んでしまったら、手術が必要になる可能性も考えられます。
絡まる
猫が袋で夢中になって遊んでいるうちに、絡まって取れなくなるケースも。可愛らしくはあるのですが、もしそのまま身動きが取れない状態で高いところから落ちてしまったら、ケガをしてしまうかもしれません。
頭に被って取れなくなって、右往左往することもあります。ハタ目から見ると面白いシーンですが、どこかにぶつかって痛める危険性だってあります。
窒息
特にビニール袋で遊んでいるときに気をつけなければいけませんが、顔にかかって窒息することもあり得ます。また、袋の紐が首にかかり、それがどこかに引っかかるなどして息ができなくなり…ということだって考えられます。猫が袋で遊ぶことには、窒息の危険性が潜んでいることを、十分理解しておきましょう。
踏む
透明な袋ならまだしも、中身の見えない袋の場合、猫が隠れているのに気がつかず、上から踏んでしまう可能性もあります。さすがの猫も、飼い主さんの体重を支えることは難しいでしょう。
猫は袋の中でリラックスしたり、そのまま寝てしまったりすることもあります。動いていないために中身が空だと思って踏まないよう、十分に注意してください。
猫の袋による事故を防ぐには?
猫が袋で遊ぶのは、様々な事故の危険性があることが分かりました。不幸な事故に合わないよう、防ぐ方法も合わせて、チェックしておきましょう。
飼い主さんの目の届く場所で遊ばせる
猫が袋で遊ぶときは必ず、飼い主さんの目が届く場所で遊ばせましょう。万が一猫が危険な状態に陥っても、すぐに助けることが可能です。
筆者宅でも、ゴミ箱に入れてあったビニール袋で猫が遊んでいて、体に絡まってしまったことがありました。もちろん私の目の前のことでしたのですぐに事なきを得ましたが、身動きが取れなくなると、猫は結構パニックになります。
慌てた猫が思わぬ行動を取り、更なる悲劇を産むことは有り得ます。そのようなことにならないよう、飼い主さんが目を光らせておいてあげましょう。
袋モノはしまっておく
1番良いのが、袋モノは猫の手が届かない場所にしまっておく方法です。これならば、猫が事故に合う可能性はほぼゼロになります。
猫は目ざといので、飼い主さんが買物をして帰ってきたらすぐに袋に入り込む場合もあります。事故に合う前に、片付けるようにしておけば、危険な事態になることを防ぐことができます。
取っ手を外しておく
猫の体が引っかからないよう、袋の取っ手を外しておくことも忘れずに。引っかかる場所がなければ、猫が事故に合う可能性はぐっと減ります。とはいえ、100%安全とは言い切れませんので、たとえ取っ手をなくしたとしても注意は必要です。
まとめ
せっかくの楽しい袋遊び。思わぬ事態になってしまっては、猫も飼い主さんも大変な思いをしてしまいます。「たまには袋遊びさせてあげたい!」という場合は、しっかりと飼い主さんが側で、見守っていてあげてくださいね。