猫は噛むおもちゃが必要!その理由とは
噛み癖をしつけるために
猫が飼い主さんの手足を噛む癖がついてしまうことがあります。猫が飼い主さんを噛む理由は様々で、愛情表現、ストレスの八つ当たり、狩りをする本能、体を守るため、遊び足りない、歯の生え変わりでかゆいなどが挙げられます。
噛む癖がついてしまうと、なかなか直らないため、猫が飼い主さんの手足を噛まないようにすることが大切です。
そこで噛むおもちゃの出番です。噛むおもちゃを使って猫の噛みたい欲求を満たしてあげましょう。猫と遊ぶときはおもちゃを使うことで、噛み癖をしつけることができます。
遊びながらデンタルケアができる
猫は、歯肉炎や口内炎など口の中のトラブルが多く、予防のためにデンタルケアが大切です。猫の噛むおもちゃの中には、デンタルケアができるタイプがあるので、遊びながらケアができるメリットがあります。
デンタルケアができるおやつもありますが、カロリーや栄養バランスが気になる猫には、噛むおもちゃがおすすめです。
猫の噛むおもちゃのおすすめ6つ
ボール型噛むおもちゃ
商品情報
・天然サイザル麻で作られた、耐久性抜群のボール
鮮やかな色のボール型のおもちゃです。麻縄がボールの表面に貼られていて丈夫で長持ち、噛むおもちゃとしても楽しめます。中には砂が入っており、サラサラとした音に猫が興味を持つでしょう。
ゴム製ボール
商品情報
・ミントの香り付きラバー製、猫犬適用
こちらのボール型のおもちゃはゴム製で、ギザギザした隙間にキャットフードやおやつを入れられることができます。丈夫なので転がして遊んだり、噛んで遊んだり、いろいろな遊び方で楽しめます。
またたびの木
またたびの木は、コロコロ転がして遊んだり、かじって遊んだりできるおもちゃとして利用できます。またたびの成分と噛むことでストレス発散とデンタルケアの両方が期待できます。ただ、粉のマタタビより猫の反応が薄い場合があります。
デンタケア
メッシュブラシによって噛むことでデンタルケアができるおもちゃです。猫が喜ぶカシャカシャ音、キャットニップハーブ入りです。さかな以外にバード、かえる、マウスの種類があります。
デンタル・チューマウス
商品情報
・キャットニップ入り、噛むことででデンタル効果のあるおもちゃ
二重のメッシュで猫が噛むと同時にデンタルケアが期待できるおもちゃです。キャットニップハーブが入っているので、猫が興味を持ってくれるでしょう。こちらの商品は丈夫であると高評価です。
けりぐるみ
猫のおもちゃでおなじみのけりぐるみも、抱えて噛んでけりけりして遊べます。猫のストレス発散にピッタリですよね。
猫に噛むおもちゃを与えても噛み癖が直らないときは
猫との接し方を見直す
猫が噛む理由をよく観察してみましょう。遊んでほしい、触らないでほしいなどアピールしている場合もあります。遊び足りないとならないように、遊ぶ時間を長くしてみたり、遊ぶ回数を増やしてみたりしてみましょう。
また、猫はしつこく構われるのを嫌がるときや、触られたくない気分のとき、イライラやパニックなどのときに、飼い主さんや他のペットを噛んでしまうことがあります。猫がしっぽを激しく振る、飼い主さんの手を激しくなめるなどのサインが見られたら、猫を構うのをやめましょう。
猫が噛んだ時の対処法
猫が噛んだら、「痛い」「いけない」など、毎回同じ言葉を大きな声で言います。そして、猫から離れるようにします。猫には「噛んだら遊んでもらえない」ということをしつけましょう。また、猫が嫌いな苦味などで、噛む癖を直すためのスプレーを使用する方法もあります。
病気やケガがないか確認
猫が病気やケガをしていると、触られたくな場所を触られるのを嫌がり噛むことがあります。食欲や排せつなど普段と違うことがないか確認し、気になるようなら動物病院を受診しましょう。
まとめ
猫の噛み癖に悩む飼い主さんは多いのではないでしょうか。特に子猫のころは、歯の生え変わりでむずがゆいため、いろいろなものを噛むことがあります。また、猫は狩りをする生き物なので、噛みたいという欲求があるのは自然なことです。
そこで、猫の噛むおもちゃを使って満足させてあげましょう。ボール型や、けりぐるみなど様々な種類のおもちゃがあります。噛むおもちゃを使うことで、ストレス発散ができるほかに、歯磨き効果も期待できます。
さらに、おもちゃの中にキャットフードなどを入れて使う知育玩具と呼ばれるタイプもあります。こういったものをうまく使って噛み癖を直していきましょう。