猫をお風呂に入れる必要がある時
お風呂に入れた方が良い場合は、どんな時があるのでしょうか?
①汚れがヒドイ時
例えば野良猫を保護した時や外に出る猫の場合、体が汚れている時があります。そんな時はお風呂に入れて、サッパリさせてあげると良いですね!
②パーマ猫やヘアレスキャット
ラパーマを始めとした被毛がクルクルしている猫や、スフィンクスのようなヘアレスキャットは、意外ですが皮膚に皮脂が溜まりやすいので、定期的にお風呂に入れてあげると良いでしょう。
③換毛期
夏から秋にかけてと、冬から春にかけての2回、猫は毛が生え変わる換毛期を迎えます。当然抜け毛が多くなりますので、この時期にお風呂に入れてあげると抜けた毛を取り除くことが出来ます。部屋に舞う毛も少なく出来るでしょう。
猫がお風呂を嫌がる場合の対策
お風呂に入れざるを得ないけれど、どうしても嫌がる場合には、ドライシャンプーがオススメです。水を使う必要がありませんので、お風呂嫌いな子に向いています。
また、特に長毛種に多いのですが、排泄物が毛に付いてしまう事があります。毎回洗うのはとても大変ですので、お尻周りだけ毛をカットしてあげると良いでしょう。
猫用のボディウェットティッシュも販売されています。かなり手軽に汚れを落とす事が出来ますので、常備しておくと便利です。全身のお手入れに使えますよ!
猫がお風呂を嫌がる理由
猫は何故水を嫌がるのでしょうか?猫の祖先と言われているリビアヤマネコは、砂漠に住んでいました。猫の被毛は水を弾かないので水に濡れると乾き辛く、砂漠の過酷な夜で命を落とす危険性があったのです。ですから、本能的に「水に濡れる=命に関わる」と刷り込まれているのでしょう。
お風呂に入って体が濡れるのは、猫にとっては命がけな行動なのです。ですから、特に嫌がる子は慎重になる必要があります。面白半分で入れるのは、決してオススメ致しません・・・。
お風呂や水が好きな猫たち
猫の中には、水好きな猫種もいます。ノルウェージャンフォレストキャットやベンガル、アビシニアンやメインクーンなどは個体差はありますが、水が平気と言われています。
トルコ原産のターキッシュバンは、泳ぎが得意な猫として知られています。日本猫として海外で親しまれているジャパニーズボブテイルも、飼い主と一緒にお風呂を楽しむ事があるようです。
猫とお風呂
猫は水が嫌いと言うのは、良く知られています。ですから当然、水を使うお風呂は、嫌がる子が多いです。子猫の時から慣らしていれば入るようになるかと言うと、そうとも限りません。と思えば、逆にお風呂が大好きになり自ら入る子もいます。
お風呂に入るか否かは、個体差が大きいのです。猫は毛づくろいをする事で、体を清潔にしていますので、嫌がる子の場合、無理に入れる事はありません。とても汚くて入れざるを得ない場合もありますが、そうでなければストレスを感じさせてまで行なわなくて大丈夫です。
我が家も、子猫の時に入れた方が良いかと考えましたが、水場に近づけるだけで怖がったので、諦めました。無理に入れてもきっとパニックになり、大変だと思ったのもあります。もちろんお風呂が好きになる子もいますので、その場合は猫の体に負担をかけないよう、入れてあげると良いでしょう。
猫とお風呂についてのまとめ
猫とお風呂の関係、お分り頂けたでしょうか?たまにお風呂好きな猫が気持ち良さそうにはお風呂に入っている映像などを目にする事がありますが、本当に癒されますね!
愛猫がやってくれたら嬉しいですが、そこは愛猫と相談が必要なようです。愛猫も飼い主もお互い無理せず、快適なお風呂ライフを楽しみましょう!!