猫が怖がっている時の仕草
猫は瞬間的な記憶力に優れているために、何かに驚くようなことがあれば一生忘れることなく「トラウマ」になってしまうこともあります。
では、猫が怖がってしまうことがあれば、どのような様子をするようになるのかご紹介します。
触ろうとすると避ける
飼い主さんが猫の上に物を落として驚かしてしまうようなことがあれば、飼い主さん自体を怖がるようになって、懐かなくなってしまうことがあります。
触ろうとすると避けるように逃げたり、飼い主さんの存在を怖がるような様子を見せるようになってしまうこともあります。
すぐに威嚇をする
猫はトラウマになるような経験をすると、警戒心が強くなる傾向にあります。
そうなれば、近づくだけですぐに「ウー」っと喉を鳴らしたり「シャーッ!」と威嚇をすることがあります。無理に触ろうとすれば、引っかかれたり噛まれてしまう可能性もありますから、気をつけてください。
隠れる
猫は怖がるようなことがあると「臆病」な性格になってしまいます。
すぐに人が見えないような場所に隠れて、出てこなくなってしまったり、常に「ビクビクしている」ような様子を見せるようになることもあります。
おしっこの量が増えた
猫はストレスを感じるからかは分かりませんが、怖がるようなことがあれば、一時的におしっこの量が増えたり減ったりすることがあるようです。
猫との関係を改善するには?
猫の上に物を落としてしまったり、猫がビックリしてしまうようなことを飼い主さんがしてしまったことにより「トラウマ」になってしまうと信頼関係もなくなってしまいますよね。
ではそんなときに、猫との関係を改善するにはどのようにすれば良いのでしょうか。方法をご紹介します。
①声掛けをする
猫は飼い主さんの声をしっかりと聞いています。
トラウマになることがあり、近づかなくなってしまうことがあっても、きちんと「おはよう」「おやすみ 」などの日常会話は遠目からでも、声掛けしてあげるようにしましょう。
「〜ちゃん」と名前を呼んであげたり、挨拶をしてあげたりしていると、時間はかかりますが少しずつ、距離を縮めることができるかもしれません。
②スキンシップをとる
猫が威嚇などをすることがなく、怖がるような様子を見せるようにするときには、優しく撫でてあげるようにしてください。
猫は飼い主さんにたくさん撫でてもらえることで、次第に「安心感」を持てるようになってくれます。
③手でおやつを与えてみる
猫が威嚇をしたり、触ることができないような状態になってしまったときは「ちゅ〜る」などの猫のおやつを手で直接あげてみるのがおすすめです。
猫はおやつが大好きなので、ニオイに釣られて近寄ってきてくれますよ。
④おもちゃで遊んであげる
猫がビックリしてトラウマになるようなことがあってからも、きちんとコミュニケーションをとることが仲直りの方法として大切です。
遠目であっても、おもちゃを見せて「遊ぼう」と声掛けをしてあげたりしてみてくださいね。
まとめ
猫は瞬間的な記憶力に優れているので、何か飼い主さんのせいでビックリするようなことがあれば、懐かなくなってしまったり、警戒心が強くなる、臆病になるなどの性格になってしまうことがあります。
もしそのようなことになってしまった場合であっても、きちんとコミュニケーションをとって遊んであげたり「声掛け」をするなどすれば、次第に信頼関係も元に戻るでしょう。
諦めずに時間をかけて実践してみてくださいね。