猫にはどんな赤ちゃん言葉を使う?
猫に赤ちゃん言葉を使っている飼い主さんは、たくさんいると思います。赤ちゃん言葉と言っても、みんなそれぞれ違う表現をしているのではないでしょうか?
よく使われる赤ちゃん言葉は、敬語を崩して使う「~でちゅね」「かちこいでちゅね」などや、音を繋げて表現する話し方で、犬を「ワンワン」猫を「ニャンニャン」車を「ブーブー」などで話しかけたりします。
猫にも、人間の赤ちゃんに話すのと同じ感覚で、このような赤ちゃん言葉を使うと良いようです。
赤ちゃん言葉を使う理由
1.猫を子供のように思うから
自然と出てしまう赤ちゃん言葉には、大人ではなく子供として扱っているからなのでしょう。同じ目線ではなく、話し方を変えて猫に伝わりやすくしているのです。
人間の赤ちゃんに赤ちゃん言葉で話す方が、より早く言葉を覚えるそうです。猫が言葉を話すことはありませんが、ゆっくり優しく話すと吸収しやすくなるのかも知れませんね。
2.守らなければいけない存在だから
大人の人が、赤ちゃんと接するときに守りたい気持ちになりませんか?赤ちゃんや猫に対して、人が「守らなければいけない存在」と思うからなのでしょう。
ご飯などのお世話や、危険から守る必要があるのは、動物にも同じ感覚になってしまうのでしょう。
人が赤ちゃん言葉を使用するのは保護者である意識表示の表れや、意識を高めるためなのかも知れませんね。
3.コミュニケーションをとりたいから
猫に赤ちゃん言葉で話すと、猫に意味があるのかは、実際のところわかりません。でも飼い主が、猫に向けて赤ちゃん言葉を使ってしまうのは、コミュニケーションをとりたいからなのでしょう。
普通に話す言葉では伝わらないのではないか?と思うのは、相手の気持ちがわかる人なのではないかと思います。赤ちゃん言葉から感じるのは、母性や優しさを持ち合わせている人だと思います。
猫に赤ちゃん言葉は良い!
優しい口調になるから
赤ちゃん言葉のイメージは、優しい口調です。猫が相手に敵意を示さないためにも、優しくゆっくり話しかける方が良いと言います。反対に早口や、トゲのある話し方は猫に悪いイメージを与えてしまいます。
小さな声になりがち、それがいい
赤ちゃん言葉を話すときに、赤ちゃんに大声で話しかけている母親はいないですよね。そんなことしたら、赤ちゃんが怖がって泣いてしまいます。
猫も大きな声は嫌いです。どちらかと言うと、小さめのささやくようなトーンが好きなようです。猫に気持ちを伝える意味でも、小さくゆっくり優しく話す方が、猫も心を開きやすくなると思います。
猫に話しかける声の質が高くなる
赤ちゃん言葉のイメージには声の高さもあります。赤ちゃん言葉を話しているときは、いつもより高い声だと思います。
猫に対しても言えるのが、高い声は興味をもちやすいと言うことです。高い声に反応しやすく、低い声よりも警戒心が減るのです。男の人は声が低いので、猫が怖がってしまうと言われます。赤ちゃん言葉にすると、猫も安心できるのかも知れませんね。
まとめ
赤ちゃん言葉は、猫にも是非使ってあげると良いと思います。赤ちゃん言葉を使うのは、恥ずかしいと思う必要はないと思います。
赤ちゃん言葉は、猫に優しい言葉です。甘やかすと言う意味ではなく、絆を深めたり、信頼関係も保ったりするコミュニケーションとしてみると良いのではないでしょうか?
赤ちゃん言葉の持つ、穏やかでゆっくりとした口調は、猫に愛情を伝える手段としても効果があります。これからも、猫に赤ちゃん言葉を続けていきましょう。
また、猫と二人きりのときは思い切って、いつもより話し方を変えて接してあげるようにしてみましょう。