猫にストレスがかからないようにお風呂に入れるには?
お風呂嫌いの猫に、四苦八苦している飼い主さんも多いのではないでしょうか?猫は水が嫌い!体が濡れることをとても嫌うのです。水が嫌いな猫を、できるだけストレスがかからないようにお風呂に入れる対策を紹介してみましょう。
1.お風呂場に慣らしておく
ふだんから、猫をお風呂場に慣らしておくと、お風呂に入ること自体に抵抗がなくなります。お風呂場でおやつをあげたり、ブラッシングするようにすると良いと思います。
猫は慣れない場所に連れて行かれると、警戒心が余計に強くなり危険と思ってしまいます。猫がお風呂場もテリトリーとしていれば、警戒心もなくなると思います。
また、飼い主さんがお風呂に入るときに、少し扉を開けて入るようにして猫も水の音を聞き慣れていれば、少しだけ恐怖心も薄れるかもしれません。
2.おもちゃを使って気を紛らす
小さな容器に水を入れたものをお風呂場に置きます。その中にボールなど、ぷかぷか浮くおもちゃを入れます。
動くおもちゃに興味を持ち、遊んでくれたら、お風呂も嫌がらずに入れることができると思います。猫がおもちゃで遊んでいるうちに、シャンプーを終わらせられればスムーズにできます。
3.猫自らお風呂場に入ったときがチャンス
猫が自らお風呂場に入ってくることがありませんか?飼い主さんの様子が気になって、お風呂場に入ってきたときがチャンスです。
無理にお風呂場に入れる行為は猫が怖がってしまいますが、猫が興味を持ってきたときだと、恐怖心も少しは省けると思います。
4.お風呂場でおやつをあげる
「お風呂場は楽しい所」と猫に思ってもらうように、おやつをお風呂場であげるようにします。猫は「お風呂場に行けば楽しいことがある」と記憶されるのです。
またシャンプーを頑張ったら、おやつをあげるようにするのも良いと思います。猫が頑張ったらご褒美をあげるのは、猫も良い記憶として残りやすいのです。
どうしても水が嫌い!な猫のお風呂の入れ方
中にはどうしても水が嫌いな猫もいます。色んな方法を試したけど、どれも上手くいかないこともあります。
怖がる猫を無理にお風呂に入れる必要はないのですが、お風呂が必要な品種もいます。そんなときは手段を変えて見ましょう。
1.素早く終わらせる
お風呂が嫌いな猫は、時間をかけないで素早く終わらせるのが大事です。無駄な動きを省いて、手早く終わらせるようにしましょう。
猫をお風呂に入れる前に必要な物を揃えておくことです。猫をお風呂場に入れてから、「あ、あれがない!」と忘れ物をすると、猫にも負担がかかってしまうのです。猫も我慢していることを忘れないようにしてあげてください。
2.二人で行う
猫が嫌いなことをするときは、とにかくスムーズにすることです。猫が暴れたり、脱走したりしないように二人で行うとスムーズです。
猫を洗う人、猫をおさえる人に分かれて行います。猫をおさえる人は、猫が好きなおもちゃで興味を惹かせるなどすると良いと思います。
3.必要な部分だけを洗う
お風呂の嫌いな猫を、無理やりお風呂に入れようとしてしまうと、パニックや、ストレスになる原因でもあります。どうしても無理なときは、汚れた部分のみを洗うようにしましょう。
特に顔付近が水で濡れるとパニックになりやすいので、顔から下だけ濡らすようにした方が良いと思います。怖がる猫を、無理に強行突破させようとするのは危険です。猫の様子を見て、あまりに嫌がるようならストップしてください。
まとめ
猫を嫌がらないようにお風呂に入れるのは、子猫のときに慣らしておくのが一番です。また、無理に行って猫にとってストレスになるなら、お風呂に入れなくても濡れタオルで拭き取ってあげるといいと思います。
中には、水が怖くない猫もいます。また、怖すぎてお風呂で固まってしまう猫もいます。いずれにしてもストレスがかかることには違いないので猫のお風呂は、素早く終わらせるのが鉄則なのです。
そしてお風呂は楽しい場所と理解してもらえるように努力が必要なのでしょう。
猫ちゃんには必ずしもシャンプーが必要という訳ではありません。
お風呂場でのシャンプーを許容してくれる猫は本当に少なく、ほとんどの猫にはストレスとなってしまいます。
ですので上記の方法で頑張ってみるのも1つの方法ですが、どうしても難しければ怖い思いを無理強いしないであげてくださいね。