猫とスキンシップをすることのメリット
猫とスキンシップをすることで、どのようなメリットが得られるのでしょうか?
メリット1 猫との絆が深まる
猫はお互いの体をくっつけ合ったり舐め合ったりすることで、仲間意識を感じるようになると言います。
実際、仲の良い猫たちは、相手の毛づくろいをし、寒いときには猫団子になって寝ています。
適度なスキンシップを図るのは、猫との絆が深まることに繋がります。
あまりにベッタベッタ触るのは逆効果ですが、猫が喜ぶ程度に触れるのは、◯です!
メリット2 体の異常が発見できる
ご存じのように、猫の体は被毛に覆われているため、皮膚などの異常が分かりにくいです。
ケガや皮膚の炎症などがあっても、目では確認しづらいのです。
そこでスキンシップをすることで、異常を発見しやすくなりますし、例えば体にしこりがあったときも、気付きやすくなります。
猫とスキンシップするときは、意識的に触れると良いでしょう。
体の隅々を優しく、満遍なく触り、目・鼻・耳なども異常がないかチェックします。
あくまでも、猫にはスキンシップの一環だと思わせておくのが大切です。
半分遊ばせながら、素早く猫の健康チェックを行ってください。
メリット3 健康に良い
猫と適度なスキンシップをすると、お互いにリラックスしたり、ホルモンの分泌が促進されたりすることが分かっています。血圧も下がり、安定するのです。
猫と暮らすと、飼い主さんの心臓病の発生率が減ると言うデータもあります。
つまり、猫とのスキンシップは、お互いの健康にメリットがあるのです。
メリット4 お互いに満足感が得られる
猫にとったら、大好きな飼い主さんに構ってもらえた、飼い主さんは可愛い愛猫と触れ合えた、と言うことで、精神的な満足感を得ることができます。
猫は猫で、飼い主さんからの愛情をたっぷり受け取れますし、スキンシップしているときに猫がゴロゴロ言ってくれれば、「あ!喜んでる♪」と飼い主さんも満足できます。
にゃんと猫とスキンシップすると、その刺激によって「オキシトシン」と言うホルモンが分泌されるのだとか。
愛情ホルモンとも呼ばれるホルモンです。
オキシトシンは、自閉症の治療や更年期障害の緩和にも効果があるのでは?と、医学的にも注目されているホルモン。
ただ、オキシトシンには負の側面もあるとされていて、その効果はまだまだ研究中です。
でも、猫と触れ合うと幸せな気持ちになり、お互いに満足感を得られるのは、猫の飼い主さんならば経験済みではないでしょうか?
いつスキンシップするのが良い?
猫とスキンシップと言っても、24時間365日いつでも良い、と言うわけではありません。
スキンシップをするのに1番適しているのは、「猫が要求してきたとき」です。
猫は気まぐれな動物ゆえ、下手に触ろうとすると気分によっては、拒否される可能性があります。
もちろん飼い主さんの方から猫に触れ、猫がゴロゴロ言ったり気持ち良さそうにしたりしていればスキンシップは続行で大丈夫ですが、そうでなければ猫は逃げてしまうでしょう。
もしくは、噛む、引っ掻くなどされるかもしれません。
ですが、猫が「触って〜!」と言ってきたときは違います。
猫の方から体をすり寄せ、スキンシップを求めてきたときは、猫が喜ぶ頭部や首などを存分に触ってあげましょう。
ただし、これも猫が満足すると、突如として「もう止めて!」と攻撃されることがあるので、猫の様子には注意を払いながら、触るようにしてください。
猫ってホント、自分の気持ちに正直な生き物です。
まとめ
猫とスキンシップすると、嬉しい効果が得られるのは、素敵です!
お互いに健康に幸せになれるスキンシップ、猫の機嫌を損ねないよう、良いタイミングで適度に行うことが大切です。
スキンシップを苦手とする猫もいますが、少しでも良いので折を見て触れるようにしてあげてください。徐々に慣れる可能性もあります。
スキンシップの心地よさに目覚めたら、猫の方から要求してくるようになるかもしれません。
いつまでも猫と、いちゃいちゃラブラブしていられる関係が、続きますように!