猫好き、犬好きの割合
猫好きな人と犬好きな人ではどちらの割合が多いのでしょうか。調べてみたところ、近年では猫好きの人よりも、犬好きの人の方が若干多いようです。
株式会社クロス・マーケティングが2018年に行った調査では、犬好きが46.9%、猫好きが33.6%、どちらでもないと回答した人が19.5%でした。
「猫と犬どっちが好き?」という質問は、あらゆる場所で耳にします。会話のネタとして、鉄板の質問でもあるといえるでしょう。それだけ日本には、猫や犬が好きな人が多いという証拠でもあります。
巷では「猫ブーム」といった言葉もよく聞くため、猫を飼っている人や猫が好きな人は、昔より増えたものの、まだまだ犬の方が高い人気を誇っているようです。
猫好き、犬好きの性格
それでは次に、猫好きと犬好きの性格の違いについて見ていきましょう。個人差はあるものの、猫好きと犬好きではあらゆる点で違いが出るようです。
猫好きさんの性格
猫はとても気まぐれな生き物です。飼い主さんに対して甘えてきたかと思ったら、急に態度を変えてどこかへ行ってしまうといった、気分屋な行動をよく見かけることができます。
しかし、猫好きな人の場合「そのツンデレぶりがカワイイ」と思っている人が多いのです。そのため、猫好きな人は相手が気分屋であっても、受け入れて合わせてあげる性格をしている傾向にあります。
また、猫は犬に比べるとお世話が楽です。犬のように毎日散歩に連れていく必要がないため、面倒くさがり屋でも飼いやすいといった傾向にあります。そのため、少々だらしない性格をしている人もいるようです。
ただし、最低限のお世話(餌や水やり、トイレ掃除など)は毎日必要なので、極端にだらしない性格の人は少ないといえるでしょう。
犬好きさんの性格
犬は猫に比べると、飼い主さんに対して従順に対応する生き物といえます。しつけや芸などを根気よく教えれば、飼い主さんに対してリアクションをとってくれる生き物なので、そういった犬のリアクションに惚れ込んでいる人も多いでしょう。
そのため、犬好きな人は人間関係においても「リアクションをくれる人」を好む傾向があるようです。クールで何を考えているか分からない人よりも、喜怒哀楽がはっきりしていて気持ちをきちんと伝えてくれる人と仲良くなりやすいといえるでしょう。
また、犬好きの人は几帳面な性格をしていることが多いです。毎日犬の散歩に連れていくことが苦にならない人が多いため、日々の決められたことをきちんとこなすことに、達成感を覚えるような人は犬好きが多いと推測できます。
猫好きと犬好きの相性は?
それでは、猫好きな人と犬好きな人の相性はどうでしょうか。犬好きな人は、喜怒哀楽がはっきりしている人を好む傾向にあるため、何でも相手に合わせてばっかりで、自分の意見をあまり伝えない猫好きな人とは、相性が合わないこともあります。
ただし、これはあくまでも一例であって、猫好きな人や犬好きな人が先述した性格に必ず当てはまるというわけではありません。そのため、犬好きな人と猫好きな人であっても、相性がぴったりなケースも普通に考えられます。
ただ、猫好きな人と犬好きな人で共同生活を送る場合、「ペットを飼う」という話題が出たときは注意が必要です。お互いが自分の好きな動物のことばかり主張してしまうと、喧嘩になる可能性があります。
それを避けたいのであれば、お互いに相手の好きな動物について深く理解し合い、その上できちんと話合いをすることが大切です。
猫好きであっても、犬好きであっても、はたまた動物に興味がないという人であっても、相手の意見をきちんと聞くというのは、コミュニケーションにおいて大事なことといえます。
まとめ
猫好きな人と犬好きな人では割合も違いますし、性格も異なります。しかし、「動物が好き」という大きな括りで見ればどちらも一緒であるため、お互いに動物トークで盛り上がれるといった共通点はあるといえるでしょう。