猫の匂いを消すテクニック
猫の嫌な匂いがある場合、原因の多くは猫トイレの匂いです。猫トイレ周りの匂い消しをすることが、猫の嫌な匂いを消すことにつながります。
こまめに猫トイレ掃除をする
猫を飼っていて嫌な匂いがする時には、おしっこや便のアンモニア臭が一番の原因です。
猫がトイレを使用したあとは、できるだけ早く汚れた猫砂や便を取り除くことが匂い消しにつながります。猫トイレそのものも、1週間に1度くらいはぬるま湯と石鹸などで洗い、天日干しをして乾燥させて使用すると良いでしょう。
手作りスプレーを使う
手作りで消臭スプレーを使って、猫の匂い消しをすることができます。
クエン酸スプレー:水(ぬるま湯)250mlにクエン酸小さじ2杯ほどを入れてよく溶かします。
酸性なので、猫のアンモニア臭を消したい時に使うと良いでしょう。スプレーボトルに入れて、砂を入れる前の猫トイレにスプレーしたり、拭き掃除の時にスプレーしたりして使います。
重曹スプレー:水(ぬるま湯)250mlに重曹を小さじ1杯半ほどを入れてよく溶かします。
スプレーボトルに入れて拭き掃除に使います。便のこびりつきなどにかけて拭くと取れやすくなり、匂い消しになります。重曹は、食用で使えるものにしておくと、万が一猫が舐めても心配ありません。
ミョウバンスプレー:ミョウバン50gと水道水1.5リットルを混ぜて溶けるまで待ちます。
ミョウバンは溶けにくいので、溶けきって透明になるまで2、3日かかるかも知れません。できたミョウバン水原液を更に水で10倍に薄めて、スプレーボトルに入れて使用して、匂いを消します。作った原液は、猫が舐めたりしないように気をつけて保管してください。
掃除する場所
猫の匂いは、掃除の場所を適切に綺麗にすることでも消すことができます。
猫トイレはもちろんですが、猫トイレの下、猫トイレを置いている床、猫トイレまわりの壁も猫の尿などで汚れています。猫トイレは綺麗なのに、嫌な匂いがするという場合には、猫トイレの周辺も掃除をすることで匂い消しができるでしょう。
換気のできる場所に猫トイレを置く
猫トイレの匂いは、排泄した後だと完全に消してしまうことは難しいものです。
猫トイレが換気できる場所にあれば、おしっこや便の匂いがこもるのを防ぐことができます。部屋の空気を綺麗にするという目的では、空気清浄機を使うという方法もあります。
消臭効果のある猫砂を使う
猫砂によっては、消臭効果があるものが売られています。そのまま使うだけで、猫のおしっこや便の匂いを消してくれる効果が期待できます。
床の掃除をする
猫がトイレを使った後、尿や便、汚れた猫砂がついた足で歩き回ることで、嫌な匂いがする場合もあります。猫トイレ周りはもちろん、猫がいた部屋の床を掃除し、匂い消し効果のある部屋用消臭剤などを使用することで、匂いを消すことができるでしょう。
猫がトイレ以外で排泄してしまった場所は、匂いがなくなるまで掃除をして綺麗にしておきましょう。
猫の匂い消しスプレーを使う
匂い消しスプレーを使うのも効果的です。選ぶ時のポイントは、次のようなものです。
スプレータイプ
猫のトイレ掃除に使えるだけでなく、トイレ後の猫砂にスプレーして匂い消しとしても使えるものがあります。消臭だけでなく除菌ができるタイプもあるので、猫トイレ掃除後にスプレーしておくだけでも匂いを抑えることができます。
置くタイプ
置き型の消臭剤は置いておくだけで、いつでも匂い消しをしてくれるので便利です。
芳香剤のような匂いがあるものより、消臭効果があって匂いを消してくれるものを選びましょう。猫トイレのそばに置いて使用しますが、猫が気にならないように配慮しておきましょう。
トイレ砂に混ぜるタイプ
猫トイレの砂に混ぜておくことで、匂い消しの機能がある粒があります。猫によっては嫌う場合もあるので、少しずつ猫トイレ砂にかけて混ぜてみてください。
こちらも芳香剤のような匂いがつくものよりも消臭効果の高いものを選び、匂いを消してくれるものを使うようにしましょう。
猫の匂いを消したい!掃除の方法やおすすめ商品のまとめ
猫の匂い消しには市販のスプレーを使うことも効果的ですし、猫に対しての安全が気になる場合にはクエン酸や重曹、ミョウバンなどで手作りをすることもできます。
スプレーを使ったり消臭剤を置いたりするだけではなく、猫トイレや部屋のこまめな掃除をすることも大切です。
また、消臭グッズはひとつだけではなく、スプレーや置き型など種類の違うものを組み合わせて使うと猫トイレや部屋の匂い消しの効果がより上がるでしょう。