洗濯は必要なの?
そもそも猫の使っているものを洗濯する必要はあるのでしょうか?
人間の使うものは洗濯するのに猫のものだけはそのまま...という飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし、そのようなことをしていると「カビや細菌」などの温床地となってしまう可能性があります。
カビが細菌が繁殖をしているのに、そのままにしていると猫が「皮膚炎」などになってしまう可能性もあるので洗濯は必ず必要と言えるでしょう。
ペットの臭いはどこが気になる?
ペットの臭いはいつも猫が過ごしていたり、寝ているところについていますよね。
具体的には
- タオル
- マット
- キャットハウス
これらのような場所があげられます。
洗濯をしても臭いが落ちていなかったり長毛の猫の場合、洗濯をしても毛が残っていてつきっぱなしということもあると思います。
また、洗ったあとにきちんと抗菌できているのかも心配ですよね。
大切な猫が衛生的に過ごしつづけることができるようにするにはどうすれば良いのでしょうか。
洗剤はなにを使えば良い?
猫のものを洗うときに、洗剤はなにを使えば良いのでしょうか。
人間用の洗剤を使って自分たちのものと一緒に洗おうとしてしまうこともありますよね。
しかし、猫の皮膚には人間の洗剤はきつい場合もあります。
また、人間の洗剤は人の汗などを落とすために作られているので猫の臭いは残ってしまうこともあります。
猫にはワックスエステルという猫特有の皮脂成分がありますので、人間の洗剤を使っても分解することができないのです。
ですので、猫が皮膚炎などになってしまわないようにするためにもきちんと「ペット用の洗剤」を使いましょう。
ペット用の洗剤を使うと
- ワックスエステルを落とす効果がある
- 抗菌効果がある
- 毛を落ちやすくする
- 毛を付着しにくくする
というメリットがあります。
これにより臭い落ちはもちろん、菌が発生しにくくなりさらに猫の被毛も付着しにくくなるので洗濯のときには必需品と言えるでしょう。
洗い方はどうすればいい?洗うときのコツは?
キャットハウスやマットを洗うときにはどのように洗えば良いのでしょうか。
洗い方のコツをご紹介させていただきます。
洗濯前に被毛を取り除く
洗濯をする前にできる限りの被毛は取り除いておくようにしましょう。
エチケットブラシで取れない場合には、粘着のコロコロテープなどで取り除いておくと良いでしょう。
ペット用の洗剤を使う
洗濯をするときには人間と同じ行程になります。
洗剤は人間のものよりも猫向けのペット用の洗剤を使いましょう。
天日で干す
湿気などが残ってしまうと臭いがまたついてしまったり、カビや細菌が増えてしまいます。
ですので、お天気の良いときに天日で干してきっちりと乾燥をさせましょう。
乾燥をさせても不安がある場合には、乾燥機にかけるのもおすすめです。
まとめ
キャットハウスやマット、タオルなどの猫の普段使っているものは細菌やカビの温床となっていることもあるので定期的に洗濯をする必要があります。
猫には猫特有のワックスエステルという皮脂を持つので洗濯をするときには人間の洗剤では分解することができません。
ですので、ペット用の洗剤を使いましょう。
洗濯をする前にはきちんと被毛を落とすためにも、粘着のコロコロテープやエチケットブラシで取り除いてから洗濯をしてくださいね。