猫の避妊手術は日帰りで大丈夫?メリット、デメリットについて

猫の避妊手術は日帰りで大丈夫?メリット、デメリットについて

猫に避妊手術を日帰りで受けさせても問題ないのでしょうか。猫を飼われる飼い主の多くが猫達に避妊手術を受けさせますが、大切な猫達の手術では大小問わず不安な面は多々ありますね。特に、避妊手術後の猫の体調や傷の具合は飼い主の方が一番に心配する点です。猫に避妊手術を受けさせるにあたって日帰りでも大丈夫なのか、手術後に泊まる(入院する)方が良いのでは?と飼い主の方が気になる事が多いと言えます。今回は、猫の避妊手術は日帰りで大丈夫なのかについて詳しくご紹介します。ぜひ、ご参考にしてみてくださいね。

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猫の避妊手術は日帰りで大丈夫

病院で飼い主に抱かれる猫

猫たちにとってストレスは、体調不良の原因や食欲不振に繋がり、体の回復に影響を与える可能性があります。つまり、避妊手術を日帰りを選ぶことで、ストレス軽減ができるため、傷口の回復に専念してもらうことが可能と言えます。

かかりつけの動物病院にもよりますが、実際に猫の避妊手術では日帰りで大丈夫だったと言われる飼い主の方が多くいらっしゃいます。

もちろん、避妊手術はお腹にメスを入れて切開する手術ですので、本当に猫の避妊手術は日帰りで大丈夫?と、初めて猫に避妊手術を受けさせようと考えている飼い主の方は心配されます。

特に、手術後の猫の体調や傷の具合は、飼い主の方が一番に心配する点ですね。手術後は体調を考慮して泊まる(入院する)方が良いのでは?と一番に考えられることと思います。

しかし、猫たちは縄張り意識する野生動物でもあるため、環境の変化に敏感に反応します。このため、一泊二日の入院も大きなストレスになってしまうのです。

猫の避妊手術を日帰りでするときのメリット、デメリット

エリザベスカラーをつけた子猫

猫の避妊手術は日帰りでも大丈夫と言えますが、日帰りと泊まる(入院する)場合はどう違うのか飼い主の方が気になることも多くありますね。

そこで、動物病院で猫の避妊手術する際に、日帰りの場合と泊まり(入院する)の場合について、それぞれの特徴や注意点を見ていきましょう。

では、まずは猫の避妊手術が日帰りの場合からご紹介します。

猫の避妊手術が日帰り場合のメリット

お腹を出して眠る猫

猫の避妊手術で日帰りの特徴とメリットは以下の3つがあります。

  • 猫の避妊手術後に麻酔が覚めたら帰宅できる
  • 自宅で安心できるためストレスが軽減できる
  • 猫が落ち着いて回復に専念してくれる

費用:20.000円~30.000円程度+税が相場です(地域によっては助成金があります)

猫の避妊手術で、日帰りの一番の特徴であり、メリットと言えるのが、「猫の避妊手術後に麻酔が覚めたら帰宅できる」というポイントです。

避妊手術後はやはり、猫が神経質になっており、ストレスを感じやすく凶暴になったり、猫が落ち込んでしまったりすることもあります。

そんなときに日帰りをさせることで、落ち着ける家の中で飼い主の方が不安に感じている猫のそばにいてあげることができます。

大好きな飼い主さんのそばにいられる安心感は、猫にとってのストレス軽減になりますね。このため、猫の避妊手術で日帰りすることは、猫のストレス軽減ができて、猫が安心して回復に専念してくれることに繋がり、猫たちの自己免疫細胞(自然治癒力)の働きを高めることができます。

猫の避妊手術が日帰りの場合のデメリット

キャットウォークに乗る猫

猫の避妊手術で日帰りの際にはメリットが多くありますが、日帰りのデメリットと注意点もいくつかあります。猫の避妊手術で日帰りのデメリットと注意点は以下の2つです。

  • 避妊手術後に家の中で自由に動き回ってしまう
  • いつもと同じように動いて思わぬ怪我に繋がることも

このように、猫の避妊手術で日帰りのデメリットと注意点とは、ふだん通りの生活に戻ってしまうことで、手術を受けたにも関わらず、猫が家の中を自由に動き回り、避妊手術後の安静を確保できないことが多いという点です。

猫たちは傷の回復をするために、落ち着ける場所を探して、高い所に上る習性があるため、避妊手術後の全身麻酔が覚めた後のおぼつかない足でも、高い所に登ろうとして落ちてしまう可能性もあります。

このため、飼い主の方は避妊手術後に日帰りをして無事に連れ帰っても、しばらくの間は気を抜くことができません。

また、避妊手術後の体調不良など、急な容態の変化もあるため、完全に回復するまでは猫の様子をきちんと見ておく必要があります。

入院のケージよりもストレスがない分、飼い主の方が慎重に猫たちの管理をしなくてはいけないということが、猫の避妊手術で日帰りのデメリットと注意点と言えるでしょう。

また、日帰りをする前に猫の体調が明らかに悪いなど、不安な時は入院の選択も必要になりますので、日帰りでも大丈夫かどうか獣医師に相談してみましょう。

猫の避妊手術を泊まりでするメリット、デメリット

術後服を着ている猫

猫の避妊手術で泊まりの場合では、日帰りとはどのように違うのでしょうか。まず猫の避妊手術で、泊まりの特徴とメリットから見ていきましょう!

猫の避妊手術が泊まりの場合のメリット

獣医師に抱っこされている猫

猫の避妊手術で泊まりの特徴とメリットとは、以下の2つがあります。

  • 病院の管理下で猫の状態の変化に合わせて対応してもらえる
  • 活発な猫も入院することで絶対安静が可能になる

費用:20.000円~40.000円程度+税に入院費用が相場です(地域によっては助成金があります)

猫の避妊手術で泊まりの特徴とメリットでは、やはり病院の管理下で猫の状態の変化に合わせて対応してもらえるというポイントが一番大きなメリットですね。

また、家の中では動き回ってしまう心配がある活発な猫も、手術後に一日泊まる(入院する)ことで絶対安静が可能になるということです。

日帰りだと家の中で動き回って、傷口が開いてしまわないか心配…という飼い主の方は、日帰りするよりも一日入院させて、動物病院の管理下で猫の状態の変化に合わせて対応してもらえる方が安心できるかも知れません。

猫の避妊手術が泊まる(入院する)場合のデメリット

ケージの中の猫の様子を見る獣医師

猫の避妊手術が泊まる(入院する)デメリットと注意点とは以下の1つです。

  • 猫のストレス反応が心配

上記でも何度か出てきたように、猫の避妊手術で泊まる(入院する)デメリットと注意点では、泊まる(入院する)ことが「ストレス」になって、回復が遅れてしまうことがあるということです。

縄張り意識が強い猫たちにとっては、動物病院に連れて行かれるだけでもストレスになります。そんな動物病院に一日でも泊まる(入院する)となると、猫にとっては大問題と言えます。

入院するストレスで、ケージの中で暴れてしまう猫も稀にいるほか、入院する際に食欲不振や落ち込んでしまう猫たちも少なくありません。

このため、飼い主の方が避妊手術後に猫たちの体調に異変を感じない場合は、日帰りの方が回復が早いこともあります。

飼い主の方が避妊手術後に、猫を日帰りさせるか一日泊まる(入院する)ことを悩まれたときは、猫の性格や避妊手術後の状態に合わせて、獣医師と一緒に決める方が良いでしょう。

猫が日帰りの避妊手術をした場合の回復力

芝生で大きくジャンプする猫

猫は内臓を守る骨が無い

実は、猫たちは人よりも40本ほど骨が多くあり、240本もの骨で体を構成しています。骨の数が多い分だけ関節も多く、猫たちの柔軟な動きが可能になっていると言えます。

しかし、猫たちは人と違って、内臓部分を守る骨はありません。これが猫の体が柔らかい秘訣でもありますが、同時に急所でもあります。

この内臓部分には骨がない代わりに、お腹のタプタプした「ルーズスキン」と呼ばれる、皮膚のゆとり部分があり、怪我から守る役割があります。

猫の血液量

そんな猫の体内の血液は、意外と少なく3~4kgの猫で200cc~250㏄しかありません。このため、大量に出血するような怪我には輸血が必要になり、最悪の場合は死に至ることもあります。

猫は自然治癒力が高い

少ない血を体内で循環させている猫たちですが、その代わり、自己免疫細胞(自然治癒力)の働きが活発であると言えます。

自己免疫細胞(自然治癒力)とは、体内の失った血を再び作ったり、怪我をした皮膚を再生させたりする役割を持つ、生き物本来の回復力のことですが、猫達には、この自己免疫細胞(自然治癒力)が高く備わっているため、適切に傷口の出血を止めて必要な処置を施せば、目覚ましい回復を見せるとも言われています。

もちろん、自己免疫細胞(自然治癒力)の働きには個体差がありますが、猫たちのストレスをできる限り軽減してあげることや、飼い主の方が猫に愛情を注ぐことで、猫たちの自己免疫細胞(自然治癒力)の働きをより高めることができるとされています。

このため、猫の避妊手術後に日帰りができる場合は、日帰りをして飼い主の方が猫のそばにいてあげる方が、猫たちの傷の治りを早めてあげることに繋がるということですね。

まとめ

グレーの猫を抱いてキスをする女性

今回は、猫の避妊手術は日帰りで大丈夫なのか、についてご紹介させていただきました。猫たちは適切な処置をすることで目覚ましい回復を見せてくれます。

つまり、適切な処置を行う猫の避妊手術は、日帰りでも大丈夫ということです。

また、飼い主の方が猫に愛情を注ぐことで、猫たちの自己免疫細胞(自然治癒力)の働きをより高めることができるので、避妊手術後に日帰りをしたら、飼い主の方はできる限り猫のそばにいてあげる方が良いでしょう。

そして、日帰りだと家の中で動き回って、傷口が開いてしまわないか心配なほど活発な猫である場合は、避妊手術後の傷口の回復のためにも、獣医師に相談して入院するかどうか決めた方が良いかも知れません。

猫たちの性格に合わせて、何が一番早い回復に繋がるかを、飼い主の方が探してあげることが大切です。

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