猫の足裏が汚くなるのは、にゃぜ?
猫の足裏はなぜ、汚くなるのでしょうか?原因に対応したお手入れ方法とともに、お伝えしていきます。
- 1 汚れが付いた
- 2 猫が毛づくろいしない
- 3 白猫の黄ばみ
- 4 皮膚炎
1 汚れが付いた
ホコリなどが溜まっている場所やベランダなどに猫が行き、足裏に汚れが付いてしまったことが考えられます。猫は自分で毛づくろいをして汚れた足裏をキレイにしますが、気になる場合はペット用ウェットティッシュや濡らしたコットンなどで拭いてあげましょう。
踏んだ排泄物が固まってこびりついている場合は、タオルなどにぬるま湯を含ませ、汚れをふやかしましょう。その後で乾いたタオルでふき取ると、キレイに取れます。
猫が歩く場所をキレイにお掃除しておくのも大切ですね。いくら掃除しても猫の足裏が汚れる、という場合は、何か他の原因があるのかもしれません。
2 猫が毛づくろいしない
猫の性格や年齢などにより、あまり足裏を毛づくろいしていない可能性も。特に老猫になると、毛づくろいをしなくなる場合が多いです。老猫でなくても足裏を毛づくろいしている様子がなければマメにチェックして、愛猫に代わって飼い主さんが、足裏をキレイにしてあげてください。
3 白猫の黄ばみ
白猫や足裏が白い被毛の猫の場合、黄ばんでくることがあります。適度に洗ったり、拭き取ったりすると良いでしょう。シャンプーをする際、猫用のホワイトニングシャンプーを使用すると、被毛の白さが蘇るでしょう。汚れが目立つ部分は念入りに、洗ってあげましょう!
4 皮膚炎
まれに、猫ニキビが肉球の間で繁殖してしまうことがあるようです。
また、肉球に炎症が起き、むくみや潰瘍、膿などの症状が起きる「肉球皮膚炎」になる場合も。ただ単に汚れだと思っていても、実はこのような皮膚炎にかかっていることもありますので、なかなか改善しない場合は受診してみましょう。
個性溢れる!猫の肉球色
猫の足裏と言えば、気になるのが「肉球」。猫の肉球の色は、毛色の色に対応していると言われています。個性溢れる猫の肉球色を、見ていきましょう!
可愛い!ピンク
白系の被毛を持つ猫に多いのが、ピンクの肉球です。ほんわかとした印象のピンク肉球は、とっても可愛い!ピンクの肉球を持つ猫は、鼻もピンク色をしています。透け感のあるピンクが、キュートです。
強そうなこげ茶と黒
キジトラや黒猫は、こげ茶や黒い色の肉球になります。黒豆っぽいフォルムが、キュートだけど何だか強そう!プリプリの黒豆肉球はたまに拭いてあげると、ツヤ感アップ♪保湿は、大切です。
あずき感溢れる薄茶
グレーの被毛を持つ猫は、あずきのようなピンクがかった薄茶色の肉球♪思わずつまみたくなってしまう、そんな魅惑的な肉球たちです。つまんだらきっと、猫に嫌がられそうですが・・・
あのチョコみたい!ピンク&濃い茶
あの三角形の形がおなじみの、2色のチョコみたいな色をした肉球色を持つのは、黒白猫や三毛猫です。まだら具合は猫によって異なり、一番個性が出る肉球色です。
この毛色の猫を見つけたら、肉球色を観察させてもらうと、楽しいでしょう。触らなければ、それほど嫌がられないはず。猫さんがうとうとしているときを狙って、こっそり観察させてもらいましょう!多少は白い目で、見られるかもしれませんけど。
猫の足裏の毛はカットした方が良い?
猫の足裏を見ると、毛が伸びている場合があります。これはそのままで良いのか、気になる飼い主さんも多いでしょう。
もし毛が肉球にかかっていて、肉球が見えなくなるほどであれば、カットしてあげた方が安全です。
そのままでフローリングなどのツルツルした床を歩くと滑ってしまい、猫の足腰に負担がかかります。特に長毛種は伸びやすいので、注意してあげましょう。
猫の足裏の毛をカットする場合は、刃の先端が丸くなっているハサミや、部分用バリカンがオススメです。皮膚や肉球を傷つけないように、注意してカットしてあげましょう。
猫が暴れるなどして飼い主さんが行うのが難しい場合は、動物病院やトリミングサロンなどにお願いしましょう。
まとめ
猫の足裏が汚れていると言うことは、猫が歩くとその汚れを家中にくっつけて回るということになります。
飼い主さん的には、それはご勘弁を頂きたいことだと思いますので、猫の足裏が汚れそうな場所に行ったら、必ずチェックしてキレイにしてあげた方が良いですね。
猫が汚れそうな場所に入れないようにする、と言うのも予防法の一つです。
愛猫とのコミュニケーションにもなりますので、ぜひ愛猫の足裏、見てあげてください。