毛玉になりやすい猫の特徴
毛玉になりやすい猫
どの猫にも毛玉はできます。その中でも猫の毛の種類により、毛玉になりやすい3つのタイプの猫が多いようです。
·短毛種より長毛種
·直毛よりもウェーブやワイヤーの毛
·硬い毛よりも細い毛
毛玉になりやすい身体の場所
猫の毛玉は、身体の汚れやすい場所と毛と毛が擦れて摩擦で起こります。
- お尻
- お腹
- 顎
- 脇の下
- 足の付け根
- 耳の後ろ
猫に毛玉ができる原因
毛同士の摩擦
人間の髪の毛でも、毛と毛との摩擦により毛玉になる事があります。抜けた毛を指で擦ると毛が絡みますよね。猫の毛も身体に付いた抜け毛や、毛が擦れる事で毛玉になるのです。
そして、猫の毛は尻尾の付け根から腰にかけて皮脂腺が多いようです。分泌の多い部分は、汚れが付きやすい原因になります。なので抜けたままにしておいたり、汚れた毛の摩擦から絡みやすくなると言われています。
抜けている毛が生えている毛と絡まる
たいていの猫の毛は、被毛が二重構造になっているそうです。外側が、オーバーコートと言われる長い毛、内側が、アンダーコートと言われる短い毛で出来ています。
猫の毛は毎日のように抜けています。そして抜け毛になるのは、内側のアンダーコートですが外側のオーバーコートが覆っている為に、毛は落ちずに残ってしまいます。
それを放っておくと、ノミやダニ、匂いの原因にもなります。更に、ノミやダニの死骸などの汚れや、抜け毛から毛玉を作る原因にもなります。
猫の毛玉を防ぐ対処法
ブラッシングをこまめにする
猫の毛は、毎日抜けています。短毛種は、毛づくろいをして抜け毛を取り除く事が出来ますが、長毛種の猫はブラッシングをこまめにしてあげましょう。特に猫の届かない身体部分をブラッシングして抜け毛を取り除きます。また、長毛種の猫はアンダーコートの部分の抜け毛を丁寧にブラッシングしてあげましょう。
シャンプーで汚れを落とす
ほとんどの猫は、水が嫌いなのでシャンプーをするのが大変だと思います。獣医さんは、「猫にシャンプーをしなくても良い」という風に言われた事があります。長毛種の猫は、ブラッシングだけでは取りきれない汚れもあるので、可能ならばシャンプーをしてあげると良いと思います。
汚れ、ノミの駆除、匂いが一度に取り除けて良いと思います。肌の弱い猫や、水が苦手な猫には、お湯でぬらしたタオルや、ボディシャンプータオル等がおすすめです。
シャンプー後にタオルドライをしてあげる
せっかくシャンプーをしたのに、しっかり乾かしてあげないと毛玉の原因になります。内側の毛が乾きにくいので特によく乾かしてあげましょう。猫の身体をゴシゴシしてはいけません。
タオルで全身を包んで優しく軽く叩くように乾かします。ドライヤーと、ブラシを使って毛並みを整えてあげてください。ドライヤーが苦手な猫もいるので使用する時は様子を見ながらにしましょう。
しっかり乾かしてあげる事で、毛艶も良くなるので、毛玉ができにくくなります。
まとめ
猫の身体で毛玉になりやすのは、毛と毛が擦れる部分という事がわかりました。
猫はいつも体を舐めて清潔にしていますが、届かない場所はどうしても汚れが残り毛玉になりやすくなってしまいます。私の家の猫は、猫同士が届かない耳の後ろや目の横の部分を毛づくろいし合っています。
毛玉を歯で解くようにしているのを見ます。毛玉に気をつけるには、やはり、ブラッシングをこまめにしてあげる事が基本になるのではないでしょうか。