外飼いの猫が家に帰って来ない4つの理由とは?帰巣本能と探し方

外飼いの猫が家に帰って来ない4つの理由とは?帰巣本能と探し方

家と外を自由に出入りする「外飼い猫」ですが、たまに何日か帰って来ない時がありますよね。また外飼いの猫は3日間、帰って来ないことも多いですが帰って来ない時、飼い主の方はとても心配されると思います。では、「外飼いの猫が帰って来ない理由とは何でしょうか?」。今回は、外飼いの猫が家に帰って来ない4つの理由と、猫の帰巣本能について詳しくご紹介していきます。また帰って来ない時の猫の探し方も調べましたので併せて、ご覧くださいね。

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猫には帰巣本能があるの?

芝生の上を歩く子猫

犬には帰巣本能があると御存じの方も多いと思いますが、猫についてはどうでしょうか?。猫にも犬と同じように帰巣本能があるのか、まずは猫の帰巣本能について詳しく調べてみました。

猫は太陽の位置で方向を把握している

夕日と猫のシルエット

猫の特別な能力として備わっているとされる「体内時計」「磁気感知」「感覚地図」「方向細胞」と呼ばれる4つの能力があります。

そして、この中の「体内時計」は、多くの猫が持つと言われており、猫の「体内時計」によって季節や、現在の時間、太陽の位置を把握することにより自分の位置と向かうべき方向を割り出しているとされています。

太陽が見えないときは磁場で場所を把握する

外を歩く猫

また猫の多くに備わっている「磁気感知」は、太陽や星が見えていなくとも磁場により自分の居場所を把握できる能力と言われています。

野原で太陽の光を遮った迷路を作り、24の出口から猫は自宅がある方向に出ることができるのか?という実験により、多くの猫が自宅がある方向の出口から出てこられたと言います。

そして、この実験により猫の「磁気感知」の能力が証明されました。また猫の磁気感知の能力は、コンパスのようなものと考えられており、磁石を猫に近づけることにより感覚が狂うと言われています。

感覚地図・方向細胞とは?

方位磁石と地図

では「体内時計」「磁場感知」以外の能力である「感覚地図」「方向細胞」について御説明します。「感覚地図」とは視覚や、嗅覚、聴覚などから情報を得て頭の中に地図を作る能力とされています。

また「方向細胞」とは脳細胞の一つが目標地点を記録していることにより、その方向を向くことで脳の方向細胞が反応し活性化することにより、自分の目的地の方向を察知して行動する働きをしています。

猫に帰巣本能があるという証拠

猫を抱き上げキスをする女性

実は猫達の中には、旅行先で迷子になり3000㎞離れた元の家まで数年をかけて帰ってきたという例もあるんです。その他にも引っ越し先から元の家に帰ったなど、猫に帰巣本能があると考えられる話は存在するんですね。

猫が帰ってこない4つの理由

歩いていく猫の後ろ姿

では猫達に帰巣本能があると言う前提で何故、猫が帰ってこないのか考えてみましょう。ここでは外飼い猫が家に帰ってこない4つの理由を挙げていきます。

パートナー探し:発情期(オス・メス)

毛づくろいし合う二匹の猫

外飼いの猫が帰ってこない理由として多いのがパートナー探しと言われています。

避妊や去勢手術をしていないオス猫やメス猫によくある行動で、数日帰ってこない場合があります。またパートナー探しと繁殖は一緒と考えられるため、飼い猫の繁殖を望まない場合、計画的な避妊や去勢手術を検討した方が良いとされます。

家の居心地が悪くなって家出

こちらを振り返る猫

猫は犬と違い、家に付くと言われるほど『家=縄張り』に対して好みや執着心があります。

ですが、猫も住んでいる環境の変化により居心地が悪くなれば『家=縄張り』を変えることがあるんです。そして外飼いの猫が家出した場合、外飼いの猫ならではが持つ、複数の休憩所のいずれかにいることがあるようです。

事故に遭ってしまった

エリザベスカラーをつけた猫

外飼いの猫が長期間帰ってこない理由として考えられる理由の1つに、「事故に遭ってしまった」ということもあります。

また猫は大きな怪我を負うと隠れて回復を待つという習性もあるので、猫を探しても見つかり難い原因となるようです。その為、事故に遭ってしまわないように車通りの多い危険な場所などは「室内飼い」にするなど飼い主の方は気を付けなければいけません。

他の家に住んでいる

家の中でくつろぐ猫

外飼い猫が他の家に住んでいることがある理由として、家出したまま他の家に居着いてしまうことや首輪を付けていないことにより誰かに連れて行かれてしまったと言うケースがあります。外を出歩く外飼いの猫には首輪を付けることで、連れ去りのケースが予防できますね。

猫を探し始める期間の目安

外を歩く首輪をした猫

完全な室内飼いの猫が脱走して帰ってこない場合はすぐに探す必要があるといいますが、外飼いの猫はいつから探し始めた方が良いのでしょうか?。猫を探し始める目安期間について調べてみました。

3日目以上から探し始めた方が良い

複数の休憩所を持つ外飼いの猫は1、2日程度なら帰ってこないことは普通にあるとされており、3、4日目あたりでお腹を空かせて帰宅することが多いようです。そのため3、4日以降も姿を見せない場合、本格的に飼い猫を探し始めた方が良いと言えます。

最初はテリトリー内を探す

外ですれ違う二匹の猫

猫達は基本的にテリトリー(縄張り)で暮らしている生き物です。そして、外飼いの猫は広範囲をテリトリーとしているので、毎日テリトリーを確認して歩いています。

外飼い猫のテリトリー範囲は、オス猫が約250m~1㎞、メス猫は約50m~250mと言われており性別で範囲が違います。そのため、オス猫の場合は遠くに行ってしまう可能性がありますが、メス猫の場合だと、割と近くで見つかることが多いとされています。

まとめ

花の香りを嗅ぐ猫

今回は外飼いの猫が帰ってこない理由と猫の帰巣本能と猫の探し方について御紹介しました。猫には帰巣本能があると言われていますので、車通りの少ない外飼い猫の場合、1、2日くらいは待ってみて3日あたりから探してみるという気持ちで大丈夫だと思います。

ですが、完全な室内飼いの猫が脱走した場合は慣れない環境にパニックになり遠くへ行って帰ってこられない場合があるので注意が必要です。なので飼い猫の性格や環境を考えて探してあげると良いかも知れませんね。

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