迷い猫を探す方法と気をつけておくこと

迷い猫を探す方法と気をつけておくこと

迷い猫は人事ではありません、おとなしい猫ちゃんでも、老猫でも、子猫でも起こりうることです。特に完全室内飼いが多い現在では、一度脱走してしまうとなかなか見つかりにくいことも多く、飼い主様の行動によっては「捨て猫」として保健所につれていかれて取り返しのつかないことになる可能性もあります。猫を飼っている人全てに見て欲しい「迷い猫を探す方法とその場の対応」を今回はご紹介します。

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迷い猫になってすぐの探し方

迷い猫

まずは脱走防止策が大切

雷の音に驚いて飼い主が開けた瞬間の扉や窓から逃げ出した、玄関を開けた瞬間に脇をすり抜けて飛び出していった、外出中閉め忘れた扉から外に出てしまった。愛猫が迷い猫になる理由は様々でしょうが、まずは迷い猫にならないように脱走防止策をするようにしましょう。窓を勝手に開けられないようにする、玄関や窓を開けた時は愛猫が飛び出さないように注意する、網戸を突き破らないように対策をするようにしましょう。

脱走した直後は自宅周辺を探す

初めて外に出て迷い猫となった猫ちゃんは、車の音や知らない人がたくさんいる環境、自分以外の猫を含めた動物や虫がいる環境に恐怖し、近くの物陰に身を潜めている可能性が非常に高いです。ある統計では、迷い猫の8割は半径100m以内にいると言われています。

そのため誤って脱そうしてしまった場合はまずは自宅周辺をくまなく探しましょう。普通に道の真ん中にいることはほぼありません。軒下、草むらの陰、花壇の中、他家のベランダや庭の陰、室外機の裏や下に隠れていることもあります。とにかくくまなく探しましょう。

大声で名前を呼ばない

愛猫が迷い猫となった時、多くの飼い主は動揺し大声で愛猫の名前を呼びながら探し回りますがそれは逆効果です。飼い主の動揺した声は愛猫を余計に恐怖を感じさせ、返事をしたくても体が竦んで動けない、声を出すことができないといった事態になります。まずは冷静に、できるだけ優しい声で探すようにしましょう。なるべく迷い猫となった愛猫を安心させてあげることが大切です。

大きな物音をたてない

思いがけず外に出てしまい迷い猫となった愛猫は、知らない場所、知らない状況に恐怖でいっぱいになっています。そんなところに大きな足音や物音をならしながら誰かが近づいてきたら驚いて逃げてしまいますよね?恐怖でパニックになっている迷い猫の為にも、静かに探してあげるようにしましょう。

定期的に自宅に様子を見に帰る

猫は帰巣本能が働く動物です。迷い猫となっているのではなく、ちょっとお外の世界で冒険をして飽きたら家に帰ってくることもあります。そんな猫ちゃんが家に帰った時誰かいなければ家の中に入れませんよね?理想は猫ちゃんが出て行った玄関や窓を開けたままにしておく。そうしておけば猫ちゃんが帰ってきたときに勝手に入って、逆に飼い主の帰りを待っていてくれるかもしれません。

また家族がいるかたなら、一人自宅で留守番をしておくと安心です。焦る気持ちはわかりますが、猫ちゃんが帰ってきた時のことを考えて対応するようにしましょう。

玄関や窓ににおいの強いご飯やおやつを置く

愛猫が家を見つけやすいように、家に入れる場所に大量ににおいの強いご飯やおやつを置いてあげるのも有効な方法です。猫ちゃんにとって外の世界は未知の世界です。もしかしたら少し冒険をしているだけかもしれません。しかし飼い猫の場合お腹が空いたらご飯を食べに家に帰ってくる可能性もあります。是非、愛猫が迷い猫になったら大量のご飯を置いてみて下さい。お腹を空かせて帰ってきてくれるかもしれません。

1日経っても迷い猫が戻らない時の探し方

外をお散歩猫

1日経っても迷い猫が自宅に帰らなかった場合は、家に帰る方法が分からなくなっている、怖くて隠れたまま動けなくなっている、すでに保健所や警察につれて行かれている、事故にあっている、優しい人が保護してくれている場合が考えられます。

最後の優しい人が迷い猫となった愛猫を保護してくれている可能性は正直言ってかなり低いでしょう。現在日本には大量の野良猫が存在しています。その中で、愛猫だけを見極めて保護してくれているというのはなかなか難しいでしょう。最悪の事態は事故にあっている場合です。誤って車に轢かれた、野犬や他の野良猫に襲われた、心ない人間に傷つけられたという可能性があります。

その場合は、怪我をして動けなくなっているところを誰かが病院に連れて行ってくれている可能性があります。念のため周囲の動物病院に問い合わせしてみてもいいでしょう。また探し方については、やはり半径100m以内を中心に徐々に円を描くように広げて行きましょう。猫はその習性から自分のテリトリーからあまりにも離れた場所に移動はしない生き物です。そのため迷い猫を探す場合は半径100m~200mを中心に探すようにして下さい。

迷い猫になっている日にちが経つごとに徐々に捜索範囲を広げて行くのが一番いい方法だと言えます。また迷い猫を探すのと平行して迷い猫ポスターを作成して、近隣の店先などに貼らせてもらう、近隣の住宅にポスティングすることも忘れないようにしましょう。そのチラシを見て目撃情報を教えてくれる可能性も0ではありません。

私の知り合いの猫ちゃんもマンションから脱走し迷い猫となった後、階下の住人がポスティングされたチラシを見てベランダの室外機を念のため見てくれたらうずくまっている猫ちゃんを発見した!という事例もあります。また最近ではネットで情報を集める方法もあります。各種SNSで発信すると周辺の猫好きさんが情報を提供してくれる可能性もあります。是非有効活用してくださいね。

迷い猫になった時連絡しておく場所

保護された猫

「警察」「保健所」このどちらかに連絡する人は多いでしょうが、どちらも連絡する人は少ないのではないでしょうか?迷い猫の問い合わせがあった場合、実は警察と保健所は連携を取ることがない場合が多く、警察に問い合わせても保健所で保護された猫の情報はわからないこともあります。もちろん逆もしかりです。そのため迷い猫を連絡する際は、「警察」と「保健所」両方に連絡を入れることが必須となります。

さらに「猫の保護団体」に最近迷い猫が保護されなかったか問い合わせて見て下さい。各捨て猫の保護団体では、近隣住人から保護依頼のあった迷い猫を保護してくれているのでもしかしたら運良く保護されている可能性もあります。猫の保護団体は地域によってはたくさんありますので、調べられるだけ調べて問い合わせてみるのと同時に目撃情報がないか、もし情報が入ってきたら連絡をもらえるようにお願いしましょう。

迷い猫が見つかってからする事

病院にいる猫

運良く迷い猫が見つかった場合、まず最初に急いで動物病院に連れて行きましょう。怪我をしている可能性もありますし、何も飲まず食わずでその場でジッとしていた場合脱水症状を引き起こしている可能性もあります。さらに他の猫と喧嘩して噛まれたり引っかかれたりすることで、細菌感染を起こしている場合もあります。

まずは動物病院に駆け込み、診察と適切な治療を受けるようにして下さい。その後、自宅に帰ってきたら猫ちゃんを刺激しないようにゆっくりとさせてあげて下さい。しばらくショックで元気がなかったりする場合もありますが、心の傷が癒えたらまた元気になるはずです。焦らずゆっくりと癒してあげましょう。

他にはネットを使って捜索していた場合は、無事に見つかった事の報告、ポスターの撤去、保健所と警察にも見つかったことを報告するようにしましょう。協力してくれた方達にお礼も忘れないようにしましょう。

まとめ

外を覗く猫

愛猫が迷い猫となる可能性はどれだけ気を付けていても起こりえる事故です。そのもしもの為に、今は猫ちゃん位GPSを埋め込むなどしてもしもの時に備えたり、完全室内飼いでも迷子札を付けるかたもいらっしゃいます。迷い猫なんて我が家の愛猫には関係ないと思っている方、もしかしたら明日は貴方の愛猫が迷子になるかもしれません。脱走対策をいまいちど見直すと共に、迷子になってしまった場合はどうすればいいのか覚えておくようにしましょう。

40代 女性 かな

実家の猫ちゃんが、阪神大震災の時に脱走して行方不明になりまして、探し回りました。
結局、我が家の車の下で丸くなって震えていました。すぐに見つけることができて、ホッとしましたが脱走することが二度とないように、玄関の扉を二枚扉にしたり、色々と工夫しました。それ以来、脱走することはなくなりました。
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