猫や犬を10頭以上飼う時は届出を!多頭飼育崩壊を防ぐ条例

猫や犬を10頭以上飼う時は届出を!多頭飼育崩壊を防ぐ条例

度々問題視される多頭飼育崩壊。多頭飼育崩壊はどうして起こってしまうのか?そして未然に防ぐためにはどうすべきかを考え、実施されている条例があるのをご存知でしょうか?

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多頭飼育崩壊はなぜ起こる?

母猫とたくさんの子猫たち

猫は1年で16〜24匹出産できる

猫ちゃんは繁殖能力がとても高い生き物です。その生殖率は90%以上と言われ、しかも、年に4回の出産が可能です。一度に産まれる数は4〜6匹程なので、1年で16〜24匹増える計算になります。

この多頭飼育崩壊を起こしてしまう人は大抵が猫好きで、避妊・去勢手術をしなかったばっかりに増え続け、手が回らなくなり崩壊するパターンが多いのです。

猫10頭以上の飼育は届出が必要

ソファーに座るたくさんの猫たち

この、猫の多頭飼育崩壊を防ぐため、現在、埼玉県、茨城県、山梨県、千葉県、佐賀県、大阪府、長野県、滋賀県などの県は、「10頭以上飼育する際は役所へ届出を」という条例を制定しています。

届出をする方法

猫を多頭飼いする際に届け出が必要な県である場合、必要な用紙に必要事項を記入し、届出をする必要があります。県によって方法が違いますので多頭飼いする時はお住まいの自治体に問い合わせてみましょう。

埼玉県

大阪府

長野県

山梨県

千葉県

佐賀県

新たに名古屋市も

最近ニュースになった名古屋市の多頭飼育崩壊。この多頭飼育崩壊では、全部で45匹の猫ちゃんが保護されることとなりました。この多頭飼育崩壊を起こしてしまった人も猫好きさんで、45匹全員健康状態も良く、ほぼ全ての猫ちゃんに名前もついていたそうです。

名古屋市はこの事態を重く受け止め、「10頭以上は届出を提出する」という条例を来年度から施行する動きが出ています。

実際に制定されたとしても、きちんとみんなが届出を出すかといえばそんなことはないでしょう。全ての多頭飼育崩壊を防ぐことは難しいかもしれません。

ですが、多少の抑制効果はあるはずです。こういった試みをする県が増えていけば、多頭飼育崩壊は減っていき、不幸な猫ちゃんも少なくなるのではないでしょうか。

猫を飼ったら避妊・去勢手術を

獣医師に診察される猫

猫ちゃんを飼い始めたら、生後6ヶ月以降を目安に避妊・去勢手術をしましょう。
完全室内飼いの1頭飼いでも、手術はしておいた方が良いです。

メスなら発情期は1日中大きな声で鳴きっぱなしになりますし、もし脱走してしまったら戻ってきた時には妊娠していたなんてこともあります。オスならマーキングをするので壁や家具全て台無しになります。マーキングの匂いはおしっこの匂いよりさらに強烈です。

避妊去勢手術はデメリットよりメリットの方が多い

手術をする猫

確かに、避妊・去勢手術は麻酔を使うので全くリスクがない訳ではありません。しかし、手術をすることにより防げる病気もあるのです。ですので、デメリットとメリットを比べてもメリットの方が多いといえます。

補助金制度

お金と猫

手術費用が高くてキツイという飼い主さん、市によっては避妊・去勢手術の補助金制度を設けているところもあります。手続きは紙に必要事項を記入するだけととても簡単ですので、金銭面で迷っている方は是非利用しましょう。

まとめ

ソファーでくつろぐ猫と夫婦

猫が好きで飼い始めたハズが、あっという間にどんどん増えてしまい、結果劣悪環境で飼育=虐待という事態にまでなってしまった…なんて悲しすぎますよね。

可愛くてついたくさん飼いたくなる気持ちは分かりますが、生き物を育てるというのは1匹だけでも大変です。
最後まで責任を持ち、変わらぬ愛情で育てられるように、増えない努力をすることはとても大切です。