花火で猫が驚いた時の5つの対処法

花火で猫が驚いた時の5つの対処法

夏の花火大会を楽しみにしている方は、多いはず。人にとってキラキラ美しく輝く火花と、お腹にズシンとくるような大きな音は、非日常を感じさせてくれます。人が花火を楽しんでいる陰では、その大きな音にビクビクと、怯える猫たちの姿が・・・。猫が花火に驚いてしまう時の対策法を、お伝えしていきます。

猫が花火で驚いた時は?

花火を見つめる黒猫

猫が花火で驚かないようにするには、どうしたら良いでしょうか?

  • 隠れ場所を確保
  • 窓を閉める
  • フェロモン剤やレメディーを使う
  • 普段から花火の音に慣れさせる
  • 抱きしめる

隠れ場所を確保

猫が安心感を得られるような、狭くて暗い隠れ場所を、確保してあげましょう。猫が隠れ場所に入ったら、少しでも花火の音を防げるように、毛布などをかけてあげても良いでしょう。ただ、夏の暑い時に完全に密閉するのは良くありませんので、くれぐれも風通しと温度管理には、配慮してあげてください。

窓を閉める

家の窓を全て閉めるだけでも、かなり花火の音が防げます。また、猫が驚いての脱走も、防ぐことができます。温度管理には十分注意して、飼い主さんは花火の光だけを、楽しみましょう。飼い主さんだけ外に出て花火を楽しむのも良いですが、時々愛猫の様子を見に行ってあげてくださいね。

フェロモン剤やレメディーを使う

「フェリウェイ」と言うフェロモン剤や、ペットレメディーを使うと猫がリラックスできます。大きな花火の音がしても、それほど驚かずに済むかもしれません。でも、音を防ぐ対策はしてあげましょう。また、花火大会のある前後数週間、ストレスを軽減させる作用のある猫用サプリメントを与えるのも○です。

普段から花火の音に慣れさせる

ヘッドフォンで耳をふさぐ猫

毎年近所で花火大会があり毎年猫が怯えていると言う場合、普段から花火の音を聴かせる事で、慣れさせてあげましょう。初めは小さな音から始め、徐々に大きくしていきます。

花火の音を流している間に、おやつをあげたりおもちゃで遊んだりするのも効果的です。猫が「花火の音=良いことがある」と覚えれば、怖がる事はなくなるでしょう。

抱きしめる

怯えている猫は、たとえ飼い主さんであっても触れられない事がありますが、もし愛猫を抱っこできる状態でしたら抱っこして、安心させてあげましょう。優しく声をかけるのもオススメです。

花火以外に猫がびっくりする事

驚いて目を大きくする猫

花火以外で猫がびっくりする事は、こんな感じです。

  • 大きな音
  • 急激な動き
  • 見知らぬ生物、物
  • 痛む部分を触られた

大きな音

花火以外にも、雷や掃除機、子供など、大きなものをさせるものが猫は苦手です。慣れれば平気になる場合もありますが、なるべく近づけさせないようにしましょう。雷など自然災害に関してはどうしようもありませんので、花火と同じように対策してあげてください。猫がいる環境では、大きな音を立てないように注意することも大切です。

急激な動き

猫は急激な動きを感じると、びっくりして構えます。慣れた飼い主さんでさえ、急に動くと警戒されるでしょう。なるべく動作はゆっくりと行うようにすると、猫に驚かれることが少なくなります。

見知らぬ生物、物

例えば、飼い主さんが変な格好をしている、見知らぬ人が突然部屋に入ってきた、気がついたら見知らぬものが側に置かれていたなどで、猫がびっくりすることが。

猫が驚く様子は可愛らしく、面白半分でいたずらを仕掛ける飼い主さんもいらっしゃいますが、猫にかかるストレスを考えると、猫が異常に驚くようないたずらは、仕掛けない方が良いでしょう。

痛む部分を触られた

怪我や病気などで痛みがある部分を触られると、驚くことがあります。パニックになる場合もありますので、日頃から猫の体に異常がないか、注意して見ておく必要があります。

ただ猫は、体の不調を隠す動物ですので、どこかが悪くても飼い主さんも気がつかない場合が。定期的な健康診断を受けることで、猫の不調に気がつきやすくなります。

まとめ

花火を見つめる二匹の猫

人が花火を楽しんでいる陰では猫が怯えているなんて、猫好きとしてはいたたまれない気分になります。本当なら、猫と一緒にキレイな花火を楽しめれば一番良いのですが、それはちょっと無理な相談でもあります。テレビなどで一緒に楽しむ分には、問題ないかもしれません。猫のストレスを考えて、対策してあげてください。

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