猫が花火で驚いた時は?
猫が花火で驚かないようにするには、どうしたら良いでしょうか?
- 隠れ場所を確保
- 窓を閉める
- フェロモン剤やレメディーを使う
- 普段から花火の音に慣れさせる
- 抱きしめる
隠れ場所を確保
猫が安心感を得られるような、狭くて暗い隠れ場所を、確保してあげましょう。猫が隠れ場所に入ったら、少しでも花火の音を防げるように、毛布などをかけてあげても良いでしょう。ただ、夏の暑い時に完全に密閉するのは良くありませんので、くれぐれも風通しと温度管理には、配慮してあげてください。
窓を閉める
家の窓を全て閉めるだけでも、かなり花火の音が防げます。また、猫が驚いての脱走も、防ぐことができます。温度管理には十分注意して、飼い主さんは花火の光だけを、楽しみましょう。飼い主さんだけ外に出て花火を楽しむのも良いですが、時々愛猫の様子を見に行ってあげてくださいね。
フェロモン剤やレメディーを使う
「フェリウェイ」と言うフェロモン剤や、ペットレメディーを使うと猫がリラックスできます。大きな花火の音がしても、それほど驚かずに済むかもしれません。でも、音を防ぐ対策はしてあげましょう。また、花火大会のある前後数週間、ストレスを軽減させる作用のある猫用サプリメントを与えるのも○です。
普段から花火の音に慣れさせる
毎年近所で花火大会があり毎年猫が怯えていると言う場合、普段から花火の音を聴かせる事で、慣れさせてあげましょう。初めは小さな音から始め、徐々に大きくしていきます。
花火の音を流している間に、おやつをあげたりおもちゃで遊んだりするのも効果的です。猫が「花火の音=良いことがある」と覚えれば、怖がる事はなくなるでしょう。
抱きしめる
怯えている猫は、たとえ飼い主さんであっても触れられない事がありますが、もし愛猫を抱っこできる状態でしたら抱っこして、安心させてあげましょう。優しく声をかけるのもオススメです。
花火以外に猫がびっくりする事
花火以外で猫がびっくりする事は、こんな感じです。
- 大きな音
- 急激な動き
- 見知らぬ生物、物
- 痛む部分を触られた
大きな音
花火以外にも、雷や掃除機、子供など、大きなものをさせるものが猫は苦手です。慣れれば平気になる場合もありますが、なるべく近づけさせないようにしましょう。雷など自然災害に関してはどうしようもありませんので、花火と同じように対策してあげてください。猫がいる環境では、大きな音を立てないように注意することも大切です。
急激な動き
猫は急激な動きを感じると、びっくりして構えます。慣れた飼い主さんでさえ、急に動くと警戒されるでしょう。なるべく動作はゆっくりと行うようにすると、猫に驚かれることが少なくなります。
見知らぬ生物、物
例えば、飼い主さんが変な格好をしている、見知らぬ人が突然部屋に入ってきた、気がついたら見知らぬものが側に置かれていたなどで、猫がびっくりすることが。
猫が驚く様子は可愛らしく、面白半分でいたずらを仕掛ける飼い主さんもいらっしゃいますが、猫にかかるストレスを考えると、猫が異常に驚くようないたずらは、仕掛けない方が良いでしょう。
痛む部分を触られた
怪我や病気などで痛みがある部分を触られると、驚くことがあります。パニックになる場合もありますので、日頃から猫の体に異常がないか、注意して見ておく必要があります。
ただ猫は、体の不調を隠す動物ですので、どこかが悪くても飼い主さんも気がつかない場合が。定期的な健康診断を受けることで、猫の不調に気がつきやすくなります。
まとめ
人が花火を楽しんでいる陰では猫が怯えているなんて、猫好きとしてはいたたまれない気分になります。本当なら、猫と一緒にキレイな花火を楽しめれば一番良いのですが、それはちょっと無理な相談でもあります。テレビなどで一緒に楽しむ分には、問題ないかもしれません。猫のストレスを考えて、対策してあげてください。