猫は褒められているのがわかる?
結論から言うと、”猫は言葉だけでは褒められていることが分からないことが多い”です。
猫は基本的に人間の言葉が分からないので、「えらいね」、「いい子だね」と言葉だけで褒めたとしても、理解してもらえる可能性はとても低いと言われています。では猫は、いくら褒めても理解してくれないのか?というと、それは違います。
猫に褒められていると理解してもらには
猫に褒めていることを分かってもらうには、猫を上手に褒める事が重要です。人間もそうですが、褒められて嫌な気持ちになる人ってほとんどいませんよね。
普段相手の性格などを考えながら褒めることが多いと思いますが、みなさんは猫に褒められていることを分かってもらえる、上手な褒め方をご存知ですか?
今回は、簡単に実践できる猫を上手に褒める時のポイントをご紹介するので、猫を褒めたいと思っているみなさん、是非参考にしてみてくださいね。
猫を上手に褒める4つの方法
1.ご褒美をあげる
猫を上手に褒める方法として1番オススメなのは、”褒める時にご褒美をあげる”ということです。相手が猫の場合、言葉だけでは褒めているということを理解してもらうことが難しいということを先ほどお話しましたが、褒める時にご褒美をあげることで意外と簡単に褒めていることを理解してもらうことが出来ます。
爪切りの後やお風呂の後など、基本的に猫が嫌がりストレスになってしまうようなことをした後には、褒めながらおやつを与えてみましょう。繰り返すことによって、猫は「これ(爪切りやお風呂等の嫌な事)を我慢すればおやつが貰える!」と理解してくれることが多いので、爪切りやお風呂のときに暴れることが少なくなります。
2.問題行動をやめた時におやつ
他にも、猫が噛んでくる時やゴミを漁ってしまうなどの問題行動が見られた場合には、叱る→問題行動をやめたら褒める→おやつをあげる、など、猫にとってのご褒美を用意しながら褒める作戦がオススメです。
3.大げさに褒める
おやつを使わなくても、撫でながら「いい子だね」、「えらいね」と大げさに褒めてあげると、猫が褒められている!と実感することが多いと言われています。
中にはネズミや虫を捕ってきて飼い主さんに褒めてもらえるかな?と期待する猫もいますよね。ネズミを捕ってこられると驚いて大きな声を出し、叱ってしまう飼い主さんもいますが、これは猫にとっては飼い主さんに喜んでもらうためにやっている行動です。
ネズミや虫以外にも、オモチャを獲物のように捕まえて持ってくることもあります。これらも飼い主さんが喜ぶと思って猫がみせる行動だと言われているので、このような行動が見られた場合にも、上手に褒めてあげるようにしましょう。
4.メリハリをつける
猫に褒めていることを理解してもらうための大切なポイントは、猫を褒める時と褒めない時のメリハリをしっかりとつけるということです。猫を褒める時のタイミングは、
- いいことをした時
- 悪いことをしなくなった時
- 嫌なことを我慢した時
等、飼い主さんが決めてあげましょう。
まとめ
今回は猫は褒められていることを理解するのか?という疑問点について詳しく調べまとめました。猫が褒められていることを分かってもらうためにも、飼い主さんが上手な褒め方をすることがとても大切です。
猫も褒められている時には「嬉しい」と感じることがほとんどですから、猫が喜ぶ姿を見て飼い主さんも嬉しくなりますよね。猫を褒めるという行動は猫と飼い主の大切なスキンシップの一つです。
愛猫を褒める時にはご褒美を用意し、「褒められると嬉しい」と分かってもらうよう、何度も繰り返すことがオススメです。