猫と仲良くなるために守るべき5つの約束
猫ちゃんが大好きな愛猫家の皆様でしたら、誰もが知りたい事ですよね。猫ちゃんの習性や本能を元にした接し方を身につけて、もっと可愛いあの子と仲良くなってみたくはありませんか?
まず、猫ちゃんと接する時に守って欲しいお約束が5つあります。
お約束その1「大きな声を出さない」
当然、猫ちゃんは人間よりもずっと耳がよく、遠くの音や私たちには聞こえないような小さな音も聞くことができます。そんな耳の良い猫ちゃんに必要以上のボリュームで話しかける必要はありません。かえって脅かしてしまいます。私たちだって、大きな声で脅かされたり、怒鳴られるのが好きな人はいませんよね?
お約束その2「しつこくしない」
いくら距離を縮めたくても、焦りは禁物!しつこく追いかけ回すなんてもってのほかです!根気よく猫ちゃんのペースに合わせてあげて下さい。
お約束その3「普段よりちょっと高めで優しい声で」
どの動物でも、人間は好きでも大人の男の人を怖がる。なんて事はよく聞く話ですよね。でも、安心してください!大人の男の人が仲良くなれないわけじゃないんです!負担よりも、高く優しい声を意識してあげて優しく接してあげて下さい。
お約束その4「猫ちゃんと同じ目線で」
猫ちゃんは大きくもせいぜい我々の膝下程度。そんな小さな猫ちゃんに、人間が立ったまま覆い被さるようにしていたら怖いですよね?威圧感を与えないように、座ったり寝転んだりして「怖くないよ」とまず教えてあげましょう。
お約束その5「目をじっと見ない」
猫ちゃんのおめめってビー玉みたいでなんて綺麗なんでしょう!でも、ジーっと見つめちゃいけません。人間では、相手の目を見ずにそっぽ向いて話す事は失礼になりますが、猫ちゃんにはじっと見つめるのは喧嘩の合図なのです。
サインを読み取って猫と仲良くなる方法
しっぽをピンと立てる
ご機嫌!猫ちゃんがしっぽをピンと立てるのは嬉しい!やご機嫌!満足!楽しい!などのポジティブな気持ちの表れです!今日はもう少し距離を詰めてもいいですね!
反対にしっぽをバシバシ床に叩きつけるのはご機嫌ナナメの合図です。今日はそっとしておいてあげようかな。
「フー」とため息をつく
緊張していてストレスを感じています。ちょっと張り切り過ぎちゃったかもしれないですね。でも大丈夫、今日はお休みにしてまた時間をかけてゆっくり仲良くなりましょう。
こっちを見てゆっくり瞬きをする
「だぁーいすき♡」このサインが見られたら、もう猫ちゃんとあなたはラブラブです!時間をかけて仲良くなって、こんなふうに思ってくれたらそれは最上級の嬉しさです!
遊び方で猫と仲良くなる方法
普段一緒に暮らす大好きな猫ちゃんと、もっと仲良くなれる簡単な遊び方をご紹介します。
飽きるまで
猫ちゃんが「もういい、やめる。」と遊びの手を止めて、どこかに気がそれるまでとことん付き合ってあげましょう。
例えば私たちだって、ちょっと気になる所で終わるドラマやアニメを見ていて「あぁ!もう!」となるのは猫ちゃんも同じ。毎回は難しくてもお休みの日はたっぷり遊んであげて下さい。
本気で
「ニャーニャー!遊んで!遊んで!」うるさいし仕方なく…なんて事はよくありますが、他のことを考えながら、テレビを見てる片手間に…なんて適当に相手をされていること、猫ちゃんはよく分かっているものです(笑)1日10分だけでも、猫ちゃんだけに集中してあげましょう。
猫ちゃんと遊ぶ時にこの2つだけでも心掛けてあげると、猫ちゃんは今までよりも格段に喜び、飼い主さんとの遊びの時間に満足感を得ることができます。
猫と仲良くなる方法についてのまとめ
今回、猫ちゃんと仲良くなるためのコツをたくさん書きましたが、これは1日や2日ではもちろんダメです。何週間、あるいは何ヶ月、もっといえば何年もかけて、信頼関係を構築してゆっくりゆっくり仲良くならなくてはいけません。
私たち人間だって、例えば今日会ったばかりの人といきなり親しい友人にはなれませんよね?たくさんお話してみて、相手の事を知って、自分の事も知ってもらってからだんだん仲良くなりますが、それは猫ちゃんも同じです。まずは、私たちが猫ちゃんに対して、恐怖や危害を加えるような存在でないことを分かってもらわなくてはなりません。
また、猫ちゃんが喜ぶ事や嫌がるとこは一匹一匹個性があって違います。普段から接している飼い主さんとにしか分からない、その猫ちゃんの個性も見つけてあげて下さい。ガシガシ強く撫でられるのが好きな子、抱っこが苦手な子…様々です。これを機にオリジナルの接し方も開拓してみて下さい。
女性 nori
近付くと逃げていきますので、2メートル位の距離を保ちながらただ側にいるだけで、そのうち寄ってきてくれることも、あるのではないでしょうか?
もちろん直ぐには難しいと思いますから時間をかけてですが、愛猫たちを見ていると、少し時間をかけて「この人は自分には害がない」と判断すると、自分から近くに行く気がします。臆病な子でも、毎週顔を見るヤクルトレディさんなんかには、徐々に慣れています。
ですから毎日短時間でも良いので、猫に存在を感じさせつつも何もしない、というアプローチ法も良いのではないか、と思います。
少し慣れてきたら、美味しいおやつなどをプレゼントしてみるのも良いですね!
猫は相手の気持ちにとても敏感な動物だと思いますので、「敵意はないよ。仲良くなりたいんだ。」という気持ちを持っていればきっと、
察して打ち解けてきてくれるのではないかな〜、と思います☆