猫同士の相性を見極める方法

猫同士の相性を見極める方法

猫同士の相性はどう汲み取ってあげればよいでのしょうか?猫が私達に、「あそこが気に入らないニャー」「彼女は苦手だよニャー」などと猫同士の相性について言ってくれればと考えるのは人間の勝手ですね。今回は猫同士の相性を見極める方法と、相性が悪い場合の対処法についてお伝えしたいと思います。

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猫同士の相性を見極める方法①「尻尾に注目」

尻尾を立てる二匹の猫

友好的なしっぽ

  • 満足:尻尾を立てて近づく
  • 友好的:尻尾を立てた先が曲がっている
  • 狂喜:尻尾を立て小刻みに震えて近づく
  • 様子見:尻尾を水平にして近づく

飼い主に甘えてくる場合にも尻尾をピンと立てて近づいてきますよね。これは甘えのサインですから猫同士でも同じく友好的な様子です。子猫時代に親猫がお尻の周りを舐めたりして排泄を促していた名残といいます。ですからピンと立てた尻尾、ピンと立てた尻尾の先が曲がっている場合は猫同士の相性にご満悦のご機嫌の良い証拠となります。
尻尾を水平にして近づく場合は、相手の様子を見ています。

友好的ではないしっぽ

  • 警戒:尻尾を左右にふる
  • 怒り:尻尾の毛を逆立たせ大きく見せ威嚇
  • 不安:尻尾を自分の後ろに隠す

猫が尻尾を左右に定期的にふる場合は、猫同士の相性に不満を持っています。
尻尾を自分の後ろに隠すときは、相手の猫に恐怖を感じたり不安を感じています。服従をしている姿勢でもありますから、相性が悪いとは一概には言えませんが、対等な立場ではないでしょう。
尻尾をくねくねする場合は、相手の猫に発情している可能性もあります。

猫同士の相性を見極める方法②「鼻に注目」

鼻をすりつける猫二匹
  • 相性が良い:鼻キスをしている
  • 相性が悪い:鼻キスはせず、存在を無視する

猫同士、鼻を近づけて匂いをかぐのは「猫の挨拶」といいます。鼻の匂いをかぐのは敵対心を持っていないという相手への行動です。親しい猫同士がする相性の良さを現す行為といえます。
逆に相手に興味の無い場合は無視して通り過ぎます。

猫同士の相性を見極める方法③「トイレに注目」

トイレにいっぱいの子猫
  • 相性が良い:一緒のトイレを使う
  • 相性が悪い:一緒のトイレは使わない

「猫の頭数+1」が猫のトイレのベストな数と言われます。猫は大変に綺麗好きなので、トイレに関しては神経質と言ってもいいくらいこだわりがあるようです。ただし、10匹家にいて11個のトイレを簡単には設置できないのが現状でしょう。無理なときは猫の頭数の半個は設置する方がよいようです。
猫の様子を見ていると、いつの間にか相性の良い猫同士は同じトイレを使うようになります。トイレの使い方を見ていれば、多頭飼いの場合グループ分けが出来て、猫の相性や個性を見極める上でも良いでしょう。

猫同士の相性を見極める方法④「様々な行動」

飼い主と猫

友好的な行動

  • グルーミングをする
  • 身体をすりつけあう
  • 対等に走り回る
  • 身体をくっつけて眠る
  • 組み合い方が対等

猫同士の相性が良いと、グルーミングをお互いにしたり、身体をこすりつけあったり、飼い主が見ていて微笑ましい状態になります。遊ぶときも上下関係はなく、猫同士で立場をかわりばんこにします。そして、猫同士一緒に眠っていれば相性に全く問題ありません。

友好的でない行動

  • 喧嘩が本気の場合は目や鼻を狙って攻撃する
  • 瞳孔を開いて尻尾を下げて近づく
  • 片方の猫が近づくと片方の猫が去る
  • 片方の猫が威嚇をする
  • 組合う時、片方がいつも上になる

猫同士の相性が悪い場合、とにかく威嚇をします。瞳孔を見開いて猫パンチを繰り出したり、組み合っている時にいつも片方が上であったり、血を流すような喧嘩になったりします。

猫同士の相性の悪さは何が原因か?

二匹の猫のけんか

初対面だから

  • 猫同士が警戒
  • 猫同士の相性

どの猫でも、まず初対面は猫同士の相性をお互いに探り警戒するのが当然です。
ただし、猫同士の相性が根本的に悪い場合も勿論あります。

飼い主の行動

  • 去勢手術を行っていない
  • 猫同士の嫉妬

特に猫同士がオスの場合、去勢をしていないと縄張争いをし神経質になる事が多く相性が悪くなります。
あくまでも、先住猫を優先しなければなりません。

一時的に仲が悪い

  • 動物病院帰り
  • トリミング帰り

去勢や手術で病院から帰ってくると、手術を受けた猫が神経質になっている事があります。構ってほしく無くなり威嚇をし、猫同士の相性が一時的に悪くなる事があります。
トリミングから帰って来た場合も、かぎ慣れない匂いに「誰だ???」という状況になり、猫同士の相性は一時的に悪くなる事があります。

猫同士の相性が悪い時の対処法

喧嘩中の猫二匹

先住猫に問題がある場合

  • 猫同士の距離感を保つ
  • 新入り猫に新しい家を探す

先住猫が新入り猫を受け入れない場合は、まず先住猫を優先に猫同士の距離感を保ちます。ここで先住猫が受け入れれば良いですが、受け入れられない場合は猫同士の相性が悪いと考え新しい猫を引き取るのはやめましょう。
問題のあるときは、新入り猫をすぐに先住猫から引き離します、その場合、先住猫を決して叱ってはいけません。

新入猫に問題がある場合

  • お互い見える場所で分かれて食事を摂る
  • 新入り猫は一つの部屋に隔離
  • 先住猫の尿を新入り猫の額につける

猫同士の相性が悪い場合は部屋を変えたりして食事場所を分けますが、食べている姿を新入り猫に見せて先住猫の存在を分かってもらいます。
先住猫に慣れるまでは、新入り猫に自分の部屋以外は出入りは自由にさせないようにします。
立場の強い先住猫の尿を脱脂綿などにふくませます。そしてその脱脂綿を立場の弱い新入り猫の額につけると相手の存在を認めるようになるそうです。出来る事ならばお互いにする方が猫同士の相性がより良くなるようです。

同時に引き取る場合

  • お互いの存在を認めるようにさせる
  • 一緒にいる時にほめる

一ヶ月くらいの期間、お互いを一匹ずつ小さな檻に入れ手の届かないところに置きます。毎日交代で一匹ずつ出しお互いの存在を認めさせます。
仲の悪い猫を仲良くさせる方法として効果があります。大人の猫同士でも効果がありますが、根気のいる策となります。
相性が良くなってほしい猫同士が一緒にいた場合にほめると、猫にも良い効果があります。

それぞれの猫を観察する

  • 猫の社会教育ができているか
  • 猫が何かにストレスを感じていないか
  • 避妊手術と去勢手術を徹底する

猫の社会性教育ができているか確認をします。生後三ヶ月まで親猫と暮らしていれば猫の社会性が育っていますが、親猫と早くに離れてしまった場合は社会性が育っていない可能性があります。社会性を教える事が出来れば、猫同士の相性も改善する可能性が高まります。

猫が「相手猫以外」にストレスを感じている場合は観察して原因を探ります。近くで騒音が無いか、トイレの数が足りているか、飼い主とスキンシップが足りているかなどが原因として考えられます。

発情期のある猫は気持ちに浮き沈みがあり猫同士の相性も通常より悪くなります。そしてトラブルも多くなりますので、避妊去勢はしておく方が良いでしょう。

猫同士の相性が良い場合

仲よし二匹

猫同士の相性が良い組み合わせ

  • 親子や兄弟など親戚関係
  • オスメス一匹ずつ
  • 子猫同士
  • 同性同士

これから2匹目とのご縁ができる場合は、なるべくトラブルのない猫同士の相性を考える事が良いでしょう。親子や兄弟などは問題がおきにくい相性です。
性別もオスとメス一匹ずつですと問題が少ない猫同士の相性となります。

猫同士の相性が良ければ飼い主も幸せ!

  • お互いに良い遊び相手
  • 猫の社会性を伝授
  • 留守番が楽になる

猫同士の相性が良ければ、1匹より2匹目以上家族に迎える多頭飼いの方が、「猫同士」「飼い主」双方にメリットが大きいようです。

まとめ

窓辺にたたずむ二匹

猫同士の相性を見極める方法、仲が悪い時の対応策をお伝えさせていただきました。

仲の悪い者同士が同じ屋根の下に暮らすと、周りも気を遣い辛い日々を過ごす事になります。人間同士の間柄ではなく、猫同士も相性が悪ければお互いにストレスがかかり、健康上にも支障があり、一緒に暮らす飼い主家族にも悪影響がおこります。
ただし人間の相性と同じで、本当に素晴らしい人柄(猫柄!?)でも駄目なものは駄目という猫同士の相性もあります。

家族が多くなる事は大変素晴らしいですが、トラブルの芽は事前に無くすようにし、皆が快適に幸せに毎日のモフモフライフを過ごせるようにしたいですね。

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