猫がずっと寝ている理由や疑う病気

猫がずっと寝ている理由や疑う病気

猫を見ていると、本当にずっと寝ている事が分かります。朝起きてご飯を食べたと思ったら、それからずっと寝ている、なんて事は、日常茶飯事ではないでしょうか?(少なくとも我が家はそうです 笑)猫はなぜ、ずっと寝ているのでしょうか?不思議ですよね。もしかしたら、病気なのかも・・・?そんな疑問に、お答えします!!ぜひ最後まで、読んでいってくださいね^^

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監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

猫がずっと寝ている理由

眠る子猫

猫がずっと寝ているのには、以下の理由が考えられます。

  • 体力温存のため
  • 病気のため
  • 時期的に
  • 子猫や老猫だから
  • 通院後

体力温存のため

野生の猫は獲物を捕まえて生きてきましたが、この狩りに、結構な体力を使うのです。また、いざという時に本領を発揮できるよう、体力を温存しておく為にずっと寝ていると言われています。

ずっと寝ていると言っても、完全に熟睡しているわけではありません。猫が熟睡しているのは、4時間程度のようです。他の時間は浅い眠りで、何かがあればすぐに起きられる状態です。

病気のため

猫がずっと寝ている時は、病気にかかっている可能性もあります。愛猫がいつも以上に寝ている、また、どこかへ隠れて出てこない、などの場合は注意してください。猫は体の不調をなるべく表に出しません。弱っている所を見せたら、外敵に狙われてしまうからです。ですから、不調を見つけにくい事もありますが、普段から注意して見てあげましょう。

時期的に

猫が活動するには適していない、時間帯や季節なのかもしれません。そんな時はずっと寝ていることが多いです。我が家の猫もたまに、「ずっと起きてこないなぁ。」ということがあります。さすがにお腹が空くとフラッと起きてきて、お腹がいっぱいになればまた、ウトウトし始めます。人だったら逆に具合が悪くなってしまいそうですが、猫は平気みたいですね。

子猫や老猫だから

猫の1日の平均睡眠時間は、約16時間と言われています。成長著しい子猫や老猫では、体力があまりないせいもあってか、20時間程度ずっと寝ている事もあるようです。す、すごい!!1日20時間って、どんだけですか。起きている時間が4時間って、人の感覚では理解ができませんが、こんな自由な生活、たまには送ってみたくなりますね。さすがに20時間寝たら、しばらくは眠れなさそうですけど・・・。

通院後

ワクチン接種や去勢・避妊手術後、その他の用事で動物病院を受診して帰宅した後、疲れでずっと寝ていることがあります。猫にとって慣れた自宅を離れてどこかへ行く、というのは相当なストレスになります。しかも、変わった匂いや他のペット、痛い事などをされる場所なので緊張して、グッタリなってしまうのでしょう。そっと寝かせてあげてください。

猫がずっと寝ている時に考えられる病気

聴診器をあてられる猫

猫は体調が悪い時や元気ない時、じっとその場にうずくまり、体調の回復を待ちます。その為、ほとんどの病気で、ずっと寝ている事になる可能性があります。数日ずっと寝ている・・・という場合は注意してください。ずっと寝ている以外に呼吸が荒かったり鳴き声をあげていたり、ご飯を食べないなど心配な様子がある時は、早めに受診するようにしましょう。

猫がずっと寝ている時

寝る三毛猫

猫はどんな時、ずっと寝ているのでしょうか?

  • 雨の日
  • 日中

夏の暑い時は、涼しい場所でずっと寝ている事が多いでしょう。むやみに動いて体力を奪われないようにしています。猫は自分にとって快適な場所を探すエキスパートですが、必要に応じてエアコンでの気温調節や、ひんやりグッズなどを購入してあげましょう。水分の不足にも注意です。猫がすぐに水を飲めるよう、夏の間は水入れの数を増やしてあげると良いですね。

冬は猫の獲物も冬眠するなどして、活動が停止するので動いても仕方がない、とばかりずっと寝ているのでしょう。無駄な事はしない・・・もしかしたら猫は、徹底した効率主義なのかも知れません。

雨の日

雨の日も前述の冬同様、獲物が活発に動きませんから、それに伴い猫もずっと寝ているのでしょう。下手に動くと、濡れてしまいますしね。どんな夢を、見ているのでしょうか?

日中

猫は明け方と夕暮れの薄暗くなる時間帯に活発になる、薄明薄暮性の生き物です。この時間帯に、猫の好物であるネズミなどの小動物が活動することが多いからです。ですから、獲物が動かない日中は、ぐっすりとずっと寝ていることが多いのです。日向ぼっこをしながら眠る猫、とっても気持ちが良さそうで、羨ましくなりますね!

猫がずっと寝ている時はどうしたら良い?

ベッドで寝る子猫

基本的に、猫がずっと寝ている時には、寝かせておいてあげましょう。猫が寝る姿はとても可愛らしいので、触ったり写真を撮ったりしたくなってしまうのですが、特に熟睡時は邪魔してはいけません。もし触る時はそっと優しく、迷惑そうな顔をされたら、すぐに止めましょう。写真も、そっと起こさないように撮ってくださいね。

また、ご飯の時間だからと、ずっと寝ている猫をわざわざ起こさなくても良いでしょう。猫が食べたければ、自分から起きてくるはずです。ずっと寝ているからと心配になることもありますが、食欲や排泄に異常がなければ、問題のない事が多いです。なるべく、そっとしておいてあげましょう。もちろん、何かしらの異常があれば、すぐに受診して頂きたいですが・・・。

まとめ

日向ぼっこして寝る猫

幸せそうな平和な顔をして眠る猫、時に羨ましくなる事がありますが、安心してのんびりとずっと寝ているのも、かなりの低確率の「飼い猫の座」を獲得したからに違いありません。もし自分が野良猫だったら、ずっと寝ている事ができる飼い猫の、狭き門をくぐれるのか、分かりません。

もちろん野良猫も寝る時間はありますが、飼い猫のようにずっと寝ている事は、よほど具合の悪い時以外、あまりないのではないでしょうか? ずっと寝ているのは猫でも人でも、贅沢な事のようです。

40代 女性 あかつき

我が家の猫ちゃんが、劇症肝炎になったときにずっと眠っていました。もう一匹の猫ちゃんがずっとつきっきりでした。優しい顔をしていました、病気の猫ちゃんも喜んでいました。ほどなくして、病状がよくなっていくと2匹の距離がふつうになり、病気の猫ちゃんは1か月後には元気になりました。この時に2匹の絆を再確認しました。弱ったときにはもう1匹が付き添い、元気になったらまた一緒に遊びます。仲がいいだけではなく、心でも繋がっているのだなと感動しました。
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