猫の多頭飼いで注意するべき10項目

猫の多頭飼いで注意するべき10項目

猫好きな人が憧れる、多頭飼い。たくさんの猫に囲まれて暮らすのは、人にとっては夢のようでも、猫にしてみれば嬉しくないこともあります。猫を多頭飼いする際は、どのような点に注意すれば良いのでしょうか?また、多頭飼いのメリット・デメリットも併せてお伝えします。それでは、猫の多頭飼い10の注意点、どうぞ!

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猫を多頭飼いする時の注意点

浜辺で沢山の猫

猫を多頭飼いする時注意した方が良い点は、以下の通りです。

  • 性別
  • 年齢
  • トイレの数
  • 血縁関係
  • 初対面に注意する
  • 部屋の広さ
  • 持病
  • 先住猫を優先に
  • 性格
  • 費用

猫の多頭飼いは性別に注意

猫を多頭飼いする際の性別の組み合わせは、不妊手術をしていない場合は特に、注意した方が良いでしょう。猫を多頭飼いする際去勢手術をしていないオス同士の組み合わせは、テリトリー争いが勃発する可能性大です。

オス同士を多頭飼いする際は去勢手術をしてから、会わせてください。不妊手術をしていないオス・メスの組み合わせも、子猫が生まれる可能性が高いです。生まれた全ての子猫の面倒を見られれば良いですが、そうでない場合は不妊手術をしておく事を、お勧めします。

不妊手術をしている猫同士の場合は比較的、問題は起こりにくいですが、多頭飼いがうまくいくか否かは他の要因もありますので、慎重に判断してください。メス同士の組み合わせは、仲良くなる事が多いようです。

猫の多頭飼いは年齢に注意

不妊手術をしている前提で、子猫同士は比較的、うまくいくケースが多いです。成猫と子猫、成猫と成猫もしかりです。注意して欲しいのが、老猫と子猫の場合です。

体力が落ちて寝ている事が多い老猫が、活発で遊びたい盛りの子猫をうるさがる事があります。絶対に飼ってはいけない訳ではありませんが、老猫の負担を考えると、できれば避けた方が良いでしょう。

猫の多頭飼いはトイレの数に注意

トイレの数は一般的に、「猫の数+1」と言われています。トイレの数が少ないと、汚れを気にする猫が排泄を我慢してしまったり、粗相してしまったりする原因となります。

トイレを常に清潔に保つよう、心がけましょう。電動式のトイレを導入するのも良いでしょう。初期費用は高くつきますが、長時間の留守番時でもトイレを清潔に保てますし、飼い主さんのトイレ掃除の手間も省けます。

猫の多頭飼いでは血縁関係に注意

初めから多頭飼いを考えているならば、血縁関係のある猫たちを一緒に飼う方が、うまくいくようです。生後2~7週の時の社会化期という、周囲との関わり合いを覚える時期に一緒に過ごした家族ならば、なおさら相性良しです。

血縁関係がない猫同士でも、相性さえ良ければ、仲良くなれる場合はあります。ただ、相性が悪ければ仲良くなれないこともありますので、多頭飼いをする時は注意しましょう。

猫の多頭飼いは初対面の時に注意

猫たちを会わせるタイミングや会わせ方も、注意が必要です。新入り猫が家に来てすぐに、会わせるのは避けましょう。

2週間程度は新入り猫を別の部屋に隔離し、部屋の近くに行くなど先住猫が新入り猫に興味を持ち始めたら、会わせると良いでしょう。会わせる時は、新入り猫を抱っこしてはいけません。

先住猫がやきもちを焼く可能性がありますので、ケージ越しに会わせるなどして、少しずつ時間をかけて慣れさせていきます。初めての対面は、短時間で良いでしょう。徐々に会わせる時間を延ばして行くようにしてください。

猫を多頭飼いする際は部屋の広さに注意

猫を多頭飼いする数の上限は、猫たちが自由に出入りできる部屋の数から1を引いた数と考えると良いでしょう。リビンクを共通スペースとすると、1LDKでしたら1匹、2LDKでしたら2匹が、多頭飼いに適した猫の頭数です。

猫の多頭飼いは持病があるか?に注意

新入り猫が感染症や寄生虫、猫エイズなど、持病がある場合、先住猫に移してしまう可能性がありますので、注意しましょう。対面させる前に必ず、病気や寄生虫の有無を動物病院で検査し、ワクチン接種を行ってください。

猫の多頭飼いでは優先権に注意

新入り猫を可愛がってしまいがちですが、何をするにしても必ず、先住猫を優先するようにしましょう。ご飯をあげるのも、遊ぶのも、先住猫が先です。

また、先住猫を今まで以上に可愛がるようにしてください。繊細で甘えん坊の先住猫の場合は特に、気にかけていることを分からせておかないと、我が家の猫のようにストレスや不安から、体調を崩してしまうかもしれません。十分に注意してあげてください。

猫を多頭飼いする際は性格に注意

多頭飼いをする際は、先住猫も新入り猫も、性格が重要です。寛容な猫であればすぐに新入り猫を受け入れてくる場合がありますが、縄張り意識が強い、または自分が一番というタイプの猫では、中々新入りと仲良くなれないかもしれません。

猫同士が仲良くなるかどうかは実際に会わせてみないと分かりませんので、しばらく様子をみて、もし喧嘩ばかりしているなどで仲良くならなければ、隔離して飼うなどの対策を考えましょう。

猫を多頭飼いする際は費用に注意

多頭飼いになると、猫にかかる費用が増えるのは当たり前です。トイレ砂やご飯、特に医療費はかさむことがあります。ペット保険に入るのも良いですが、なるべく愛猫たちが病気にかからないよう、予防に努めると良いでしょう。

栄養バランスのとれたご飯や適度な運動、ストレスが少ない環境作り、定期的なワクチン接種と健康診断など、できることは沢山あります。愛猫にとってもプラスになりますので、しっかりと健康維持をしていきましょう。

猫の多頭飼いのメリット

ベンチの上に沢山の猫

猫を多頭飼いすることのメリットは、どんな事があるでしょうか?

  • 猫の寂しさが紛れる
  • 運動不足解消
  • 飼い主の幸せが増える
  • 猫が退屈から解放される
  • 躾になる

猫の寂しさが紛れる

自立していて1匹で過ごすのが好きな猫ならば良いのですが、寂しがり屋の猫の場合、多頭飼いをすると寂しさが紛れ、留守番もストレスなくできるようになります。

運動不足解消

猫同士、追いかけっこをしたりじゃれあったりすることで運動になり、運動不足の解消となるメリットも。実際に我が家のぽっちゃり気味の猫は、新入り猫が来たことでよく動くようになり、痩せました。

ただ注意点として、猫がみんなおっとり型の場合、まったりとするだけで、あまり運動に繋がらないこともあります。やんちゃな猫を1匹、投入してみると良いかもしれません。

飼い主の幸せが増える

可愛い愛猫が増える分、飼い主さんの幸せも増えることがほとんどです。個性的な猫たちに囲まれて、毎日癒されることでしょう。

猫が退屈から解放される

自分以外の猫がいることで刺激となり、退屈な毎日から解放されるでしょう。もちろん、飼い主さんが遊んであげることも大切です。コミュニケーション不足とならないよう、注意してください。

躾になる

人よりも猫に怒られることで、猫の躾になる場合があります。猫の性格によっては、自らお世話係を買って出る猫も。取っ組み合いになるなど、多少やり合うことがあるかもしれません。

注意したいのは、追い詰められている猫がいないか、という点です。ケガをしたりいつも攻撃されていたりするのは、やり過ぎです。あまりに酷い場合は、隔離するなどの対処を行ってください。

猫を多頭飼いした時のデメリットと注意点

喧嘩する猫

猫を多頭飼いすることで、どんなデメリットが発生するのでしょうか?

  • 猫同士の性格が合わない可能性
  • 費用や手間がかかる
  • 住環境の問題
  • 猫の体調が把握管理しにくい
  • ストレス

猫同士の性格が合わない可能性

猫にも相性があります。幸いにも相性があって仲良くなる場合は良いのですが、いつまで経っても仲良くなれず、顔を合わせれば喧嘩、という場合は、それなりの対処をしなければいけません。

もしかすると、猫が十分な縄張りのスペースを確保できていないのかもしれません。部屋を横方向に広げるのは難しいので、縦方向に猫が活動できるスペースを、作ってみてはいかがでしょうか?

キャットステップやキャットウォークを設けてみると、猫が使えるスペースが広がります。これで見事に問題を解決できた例がありますので、試してみるのも一案です。

費用や手間がかかる

猫が増える分、飼育費用やお世話の手間が増えるのは、仕方ありません。問題なのは猫が増え過ぎて、崩壊してしまうことです。多頭飼いをする前に、きちんと最期まで猫たちの面倒が見られるのかどうか、注意して考えましょう。

住環境の問題

多くの賃貸住宅では、多頭飼いできる頭数に制限があります。無断で飼う飼い主さんもいますが、もし見つかってしまった場合、不利益を被るのは猫です。

飼育に関するルールを守り、必要があれば多頭飼いできる物件に引っ越しをするなどして、猫が犠牲となることがないように注意してください。

猫の体調が把握・管理しにくい

トイレを共有することで、どの猫の排泄物なのか分からず、異常があってもどの子の具合が悪いのか、把握できないことが。また、ご飯を同じ部屋で同じ時間に与えると、他の猫のご飯を食べてしまうことがあります。

療法食などを特定の猫に与えている場合、管理しづらくなってしまいます。トイレはなるべく観察するようにし、ご飯は別室で与えるなど、注意が必要です。

ストレス

良く猫のストレスとなり得るのが、「他の猫の存在」です。猫はストレスが体に出やすく、体調を壊すこともしばしばです。

多頭飼いの場合、ある程度は仕方のない部分もありますが、ストレスを感じている猫をたくさん可愛がるなどして、なるべく過ごしやすくしてあげてください。

まとめ

仲のいい猫

猫を多頭飼いするのには、様々な注意点があります。

愛猫の性格などを良く把握し、多頭飼いに向いているか、注意して考えてあげましょう。多頭飼いをするつもりはなかったのに、野良猫を保護したなど、流れで多頭飼いになることもあります。

その場合は、様子を見て対処していくしかありません。

猫同士の相性が悪いからといって、猫を捨てるのだけは、避けるように注意してください。

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