雨の日に突然訪れた子猫との出会い
ずぶ濡れの子猫の緊急保護
7年前大学生だった私は大学での授業が終わった帰り道、草むらから「ミャーミャー」と高い鳴き声を聞こえて足を止めました。
草むらをかきわけると小さな子猫が、、、。子猫の近くには兄弟、親猫はおらず、ただひたすら鳴いていました。
そのまま帰るわけにもいかず、ひとまず家族に連絡。ただ、すでに私の家では老猫の先住猫がいて保護するかとても悩みましが、駆けつけた家族はずぶ濡れの子猫を見て「おうちに帰ろ」と言い、自宅へ連れて帰りました。
自宅に連れて帰ってからはシャワーをしましたが、完全に泥は落ちず口の周りが茶色いままでした。お腹も空いているようだったのでご飯をあげましたが、よっぽどお腹が空いていたのか、音を立てながら食べていました。
保護した当初は少し元気がなかったのですが、日を増すごとに元気になっていきました。
心配した先住猫との相性は?
一点心配な点がありました。それは先住猫との相性です。先住猫はすでに15歳を超える老猫であり、仔猫を受け入れてくれるかとても心配でした。
案の定、最初は受け付けず、よく「シャー」と威嚇しており、先住猫のストレスになるのであれば里親を募集しようと思っていました。
すると、少しずつ距離が縮まっていく様子をみられるように。そのため、里親に出すことをやめました。先住猫の優しさ感謝です。2匹仲良く寝ていることもありました。
やんちゃな成猫に成長!
子猫を保護して気づいたことは成長スピードです。保護してから1ヶ月、3ヶ月と立つともう子猫ではなく立派な猫になっていきました。
最初はよちよちと歩いていたのにもうとてつもないスピードで家を駆け回っています。性格も保護したときは大人しかったのですが、いつのまにかやんちゃな女の子になっていました。
少し目を話すと机から物を落としたり、飲み物に手を突っ込んでいたりします。でも、無事元気に大きくなってくれて嬉しい限りです。
まとめ
保護してから7年、あのとき保護して良かったという気持ちに変わりはありません。今でも家族に幸せを与えてくれます。
7年前、子猫を温かく迎え入れてくれた先住猫は天国に旅立ってしまいましたが、その後、また縁があり、病院から保護猫を一匹譲り受けました。今では保護猫二匹で仲良く暮らしています。全国の保護猫が幸せになれますように。