ミトンのようなおててを持つ保護猫
多指症の保護猫
こちらは、保護猫の「フィル」、悩みを相談したくなるような貫禄のあるお姿です。
フィルにはある身体的特徴がありました。足の指が多い「多指症」で、ミトンを思わせる大きな脚を持っています。
多指症とは遺伝的な奇形で、通常、猫の指は前脚が10本、後脚が8本で計18本であるところ、前脚の指が1本づつ多い計20本あるパターンが多いそうです。ただ、フィルの場合は、4本の脚のうち、3本の脚の指が7本、残る1本の脚の指が6本で計27本あります。
日常生活にはまったく影響がなく、すべての指が正常だそうです。ふっくらした肉球をぜひぷにぷにさせて頂きたいものです♪
出会い
そんなフィルに、素敵な出会いがありました。保護施設を訪れたジャスティンさんは、フィルを見た瞬間、家族に迎え入れたいと思ったのです。
数日後、引き取りの手続きを済ませたジャスティンさんは、フィルに「さあ、お家に帰ろう」と優しく声をかけながらお家へと向かいました。
新しいお家
新しい生活が始まった週、すでにとてもリラックスした様子を見せるフィル。
お風呂に浸かっていると...あれれ、フィルさんじゃないですか！
上からガン見するフィルさんですが...
どうやら、空のバスタブで寝るのがお気に入りのようで、きっと順番待ちのつもりなのでは？！
ジャスティンさんがコンピューターの前で仕事をしていると「猫の手貸しますにゃ」とばかりにそばにいます。
ぜひ、お借りしたい！
ジャスティンさんの朝は、フィルの肉球をにぎにぎすることから始まるそうですよ。なんとも羨ましい限りです。
フィルが来てくれたことで、ジャスティンさんの生活は完全に変わったといいます。頭を擦り寄せて甘え、膝の上で何時間もリラックスする姿...エンドレスな愛情表現は満たされた時間を与えてくれます。
家猫になったフィルは、穏やかで愛情いっぱいのハッピーな生活を送っています。
まとめ
保護施設で一目惚れして家族に迎えるということは、きっと珍しいことではないでしょう。このジャスティンさんとフィルのように “ベストフレンド” に出会えたお話を聞くと、なんだかこちらまで温かい気持ちになりますね。これからもずっとハッピーな生活が続きますように。
- ジャスティンさんとフィルのハッピーライフはこちら。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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