道路に放置された子猫の体には接着剤がかけられていた
いつもの通勤路で発見
オレゴン州に住むチャックさんは、いつものように職場へと車を走らせていました。すると、前を走る車が皆、何かを避けながら走っていることに気が付きました。そしてチャックさんは、その小さな何かを確認しようと車を止めました。
その小さな何かは、何者かに接着剤をかけられ道路の真ん中に放置された子猫だったのです。恐怖と寒さに震える子猫の後ろ脚はすでに道路に “固定された” 状態でしたので、子猫の脚ではなく、接着剤を道路から剥がす形で保護しなければなりませんでした。
子猫を道路に接着剤で固定しようなど、本当に恐ろしい考えの人間がいるものだと呆れます。どんなに怖かったかと思うと胸が張り裂けそうです。
チャックさんは、子猫を車に乗せ獣医さんへ。
獣医さんで
子猫は生後5〜8週の女の子。子猫の体にはまだ接着剤がかなり残っていましたので、獣医さんはミネラルオイルを使って時間をかけて取り除いてくれました。
接着剤の他にも首の下には3つの小さな穴のような傷も確認されました。原因は不明とのことですが、虐待の痕ではないことを祈るばかりです...
家族として迎えられる
チャックさんの家族の一員として迎えられた日、子猫はお腹いっぱい食べました。
そして、はしゃぎまくりの夜を過ごしました♪
子猫は “ベトベトした” という意味の「スティッキー」と名付けられました。パパさんに助けてもらったことを理解しているのか、チャックさんの肩によじ登っては感謝の意を表しているのだそう♡
元気いっぱいのスティッキーはすくすく成長し、チャックさんにたくさんの笑顔と幸福を届けています。
今ではすっかり美猫に成長したスティッキー。なんだか、パパさんとお顔が似てきましたか?!
まとめ
行き交う車の中、身動きが取れずどうすることもできなかった子猫はどんなに辛く怖い思いをしたことでしょう。チャックさんが止まって確認してくれて、本当に、本当にラッキーでした。
チャックさんは、このスティッキーのお話を「Sticky the kitty: A sticky situation」という絵本を作りました。子供たちはもちろん、多くの人に小さな命の大切さについて知って欲しいという願がこめられているそうですよ。
- スティッキーとチャックさんの様子はこちら。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:BazPaws
BazPaws
▼▼ YouTubeチャンネル『BazPaws』はこちら ▼▼
https://www.youtube.com/c/BazPaws/featured
▼▼ 公式Facebookはこちら ▼▼
https://www.facebook.com/BazPaws/
https://www.instagram.com/adventurecatleo/