道行く人たちに助けを求める野良猫
後ろ足だけで立っている猫
クェートに住む親切な女性マヤさんは、ある日、外出先で野良猫に出会いました。野良猫は一見して前足が不自由なのがわかります。後脚で立ち、前足はカンガルーかリスのような感じで胸の前に垂れています。
お腹が空いているようで、道行く人に助けを求めています。おそらく食べ物を求めているのでしょうが、近寄ると警戒して車の下に隠れてしまいます。それでも、助けなければと考えたマヤさんは、なんとかこの子を保護しキャリーの中に入れることに成功しました。
獣医師の診断
すぐさま獣医さんの検査を受けて分かったことは、栄養失調であること、体にさまざまな傷があること、耳や皮膚の感染症がひどいこと、そして前足が曲がっているのは、橈骨(とうこつ)形成不全と呼ばれる先天的な障がいによるものだということでした。
この障がいを持つ猫は、橈骨が短いか欠けている状態で生まれるのだそうです。治すことはできないとのことですが、この障がいを持って生まれた猫のほとんどは、普通の生活を送ることができるそうです。
診察台の上で丸くなる猫ちゃん、悲しそうな表情をしているのが切ないです。
安心で楽しい暮らしへ
必要な治療を受けて回復したあと、マヤさんは猫ちゃんを家族として迎え入れ「ホープ」と名付けました。
最初は慎重でおとなしかったホープもマヤさんを信頼し、先住わんちゃんや猫ちゃんとも仲良くなれました。
遊び好きな性格も開花、表情も明るくなりました!
おめかしした姿も可愛いですね♡
まとめ
辛い日々を送ってきたホープですが、もう危険にさらされることも、空腹で路上をさまようこともなく穏やかに生活できますね。優しいマヤさんと一緒にいつまでも幸せに暮らしていけますように。
- ホープの保護当時からの様子はこちら。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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