壁の中から子猫の声…通報を受けて緊急保護!子猫の運命は…?

壁の中から子猫の声…通報を受けて緊急保護!子猫の運命は…?

壁の中から聞こえる子猫の声を聞いた住人からの通報でレスキュー・オフィサーが駆けつけました。無事に助け出すことができたのでしょうか。

壁の中から助けを求める子猫

通報

RSPCA (英国王立動物虐待防止協会) クイーンズランドに「壁の中から子猫の声がする」との電話があり、レスキュー・オフィサーのエリスさんが現場へと急ぎました。

ちょうどいい “秘密基地” を見つけて入った子猫ちゃんでしたが、どうやら出られなくなってしまったようです。

「出して〜」と助けを求めて鳴いてる子猫ちゃん、まだとても小さいですね。

オーストラリアのクイーンズランド州では、今年、ひどい洪水の被害に見舞われ多くの家が修繕や改築を余儀なくされました。今回猫ちゃんのレスキューを依頼したこのお宅でも改築工事の真っ最中で、猫ちゃんが入り込める隙間が多くあったのでしょう。

そして今回のレスキューではその隙間から壁の中が覗ける状態でしたので、エリスさんはスマホのカメラを使って中の様子を確認することができました。

移動してますね、可愛いお顔が配管の下からのぞいています♪

レスキュー

壁の中からのレスキューは約2時間かかりました。最終的に、手の届かないところにいる子猫ちゃんを「リーチ・アンド・ピック(reach and pick)」と呼ばれるゴミを拾う時に使われる道具を使って保護しました。

生後4週

緊急検査のためにRSPCAに運ばれた子猫は生後わずか4週間でした。少し弱っており、ノミがいることがわかったのでまずは薬浴、そして食事、水を与えてもらいました。
「ピクルベリー」と名付けられた子猫はRSPCAの獣医チームによって見守られ、一時預かりの里親さん宅に行く前に体重を増やすことを課せられました。

そして、体重を増やすという課題は数日で達成され一時預かりの里親さん宅に移ったピクルベリー。

里親募集に参加できる月齢に達し避妊処置を受けた後、永遠のお家を探す予定です。それまでは、一時預かりの里親さん宅で過ごすことになります。

元気にぬいぐるみと遊んでいますね♪

まとめ

狭いところから出られなくなったり、高いところから降りられなくなったりした猫ちゃんを助けるために連絡する団体があるのはとても心強いですね。RSPCAのみなさん、今回もありがとうございました。

  • ピクルベリーのレスキューの様子と現在の姿はこちら。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:RSPCA クイーンズランド

RSPCA Queensland

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