足を怪我して引きずりながら歩く猫…地域猫時代に出会った人が救いの手を差し伸べて…

足を怪我して引きずりながら歩く猫…地域猫時代に出会った人が救いの手を差し伸べて…

飼い主のいない外猫は、地域猫として食べ物に不自由していませんでしたが、ケガをし、足をひきずって、緊張して生きていました。保護して痛みから解放され、地域の家族に迎え入れられた時、猫は安らぎの時を得たのです。

痛みを抱えて人を寄せ付けなかった猫

通報・発見

足を引きずって歩く猫の保護依頼を受けて、ロスアンジェルスの保護団体Hope for Pawsがかけつけました。「ペティ」と名づけられた猫は、近所の人々に食べ物をもらっていましたが、人と距離を取っていて、誰もペティに触ることはできないそうです。

トラップの下に食べ物を置いてしばらくすると、ペティが悪い足をかばってはねるように歩いて近づいてきました。トラップのグリッドが重なって見えにくいですが、ボウルに顔を近づけるペティがわかりますでしょうか。

ペティが食べ始めるとすぐにトラップのヒモを引いてすんなり確保成功です。驚いたペティは「シャア!」と言ってパニック。ごめんなさいね。ケージに移されてもうなっています。精悍な顔つきです。

ケア

足のケガから皮下にうみがたまってはれていましたが、骨折などはありませんでした。うみを出す治療をし、抗生物質や痛み止めの薬が処方されました。また歯の治療もしたそうです。処置可能な状態でよかったです。

特技ができた

痛みがなくなったからか、治療後、ペティの表情はすっかり柔らかくなりました。シャー!ウゥゥー!もなくなり、ニャーンと鳴いています。

実はここ、病院ではありません。ペティに食べ物を与えていた家族のひとつが、ペティを迎え入れたのです。そしてそれにこたえるように、これまで人を受け付けなかったペティは変わりました。静かに座っている女性の足元に寄り添うペティ。そして…

コテッ。

安らぎ

ペティはこれまで、痛みを抱えて常に緊張して生きていたのでしょう。それらから解放され、愛情を受け取った今、ペティはこの「コテッ」にはまっているようです。カメラはさらにズームインして、ペティのかわいらしいコテッを映し出します。安らぐ猫の姿は、見る人に安らぎを与えてくれます。コテッ。

動画を観ることは保護活動支援につながります。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

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