人に対するこの感じ、おそらく元飼い猫では
通報・発見
複数の子猫の保護依頼で、ロスアンジェルスの保護団体Hope for Paws が民家にやってきました。さっそくポーチでくつろぐ子猫を発見します。目と目の間の黒いシミは元からの毛色でしょうか、それともノミかダニでしょうか。
近づいても逃げないこの子は、手を伸ばして首筋をつかんで持ち上げ、そのままキャリーケースに入れることができました。
２番目のこの子は病気のようです。早く保護して手当てをしてあげたいのですが、これ以上近づくと逃げそうな気配。あとはケージトラップを使用することにしました。
しばらくするとケージの中に置いたツナ缶のにおいに誘われて２匹がケージの回りをウロウロし始め…。まずは最初の１匹を確保。
たぶんケージの数が足りないのでしょう。今度は手動式のトラップを仕掛けます。１匹がつかまったのを目の当たりにした他の猫たちは、果たして入ってくれるでしょうか。
茶トラが食べに来ました！続いてもう１匹、灰色の子も。頃合いを見計らって、トラップにつないだヒモを引き、２匹同時に確保できました。この２匹、子猫たちの両親だそうです。
ケア
子猫は全部で４匹。動画では確保の様子が省略されていますが、最初の子の後、他の２匹も無事につかまえたそうです。でも２番目に見かけたケガをした子が見つからず、取り残されてしまいました。
そして翌日、職員は再度この場所を訪れて、２番目の子も発見して保護にも成功したのでした。たった１匹でひと晩過ごすのは心細かったことでしょう。それがこの子です。病院でお風呂に入れているところですが、割と落ち着いている様子。片目が白く濁っています。
他の子たちも次々に体を洗ってもらいました。この子の「ケガ」の説明はありませんが、思ったより元気そうなので、治療可能な目のケガなのかもしれません。
猫の家族全員が待っています
４匹の子猫と共に保護された猫両親、彼らもおそらく根っからのノラではなく、かつては飼い猫だったのでしょう。少し警戒心を持ちながらも、頭をなでる人の手を受け入れてくれました。
これならば、TNR（つかまえて避妊・去勢手術して、ワクチン接種して、元いた場所に放す活動）でなく、里親さん探しの対象になりそうです。元飼い猫だったら、安定した暮らしに戻ることができるでしょう。みんな、幸せになってね。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル：Hope For Paws - Official Rescue Channel
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