ボートの中で見つけた毛玉は子猫でした
ボートの掃除
ルイーズさんの夫は、クルージングシーズンを迎える前にボートの掃除をしようとカバーをめくりました。すると、隅の方に何やら “毛玉” のようなものがあるのに気がつきました。そして、その毛玉が突然キューンと声を上げ始めたのです。
毛玉の正体は、手のひらにすっぽりおさまるくらい小さな猫の赤ちゃんでした!
ルイーズさんの夫は子猫を家に連れ帰りました。
野良猫コロニー
ご夫妻が住む小さな街には野良猫のコロニーがあるのですが、この小さな赤ちゃんはもう1匹のきょうだい猫と一緒に近所の家のガレージで産まれたことが後にわかりました。
そのガレージの持ち主は、地域猫の餌やりをするほどの大の猫好きでした。子猫が産まれて数日後、片方の子猫が私道で残念ながら息絶えているのを発見し、すぐにもう1匹がを探し回りましたがどこにも姿はありませんでした。母猫の姿もありませんでしたので、2匹の子猫を両方とも失ってしまったのだと心を痛めていたのでした。
しかしもう1匹の子猫は、ルイーズさんご夫妻のボートの中で発見されることになったのです!
永遠の家族
ルイーズさんご夫妻は子猫を引き取ることにし、2時間おきの授乳、トイレの世話など母猫がすることを全部引き受けて愛情を注ぎながら大切に育てました。
iPadで動画鑑賞中のウィスカー、“現代っ子” ですね♪
子猫は「ウィスカー」と名付けられ、ルイーズさん宅に住む3匹の元保護猫の仲間入りを果たしたのです。
“人間の弟” に寄り添い、一緒にお昼寝をするウィスカー。ハイスピードのゴロゴロはまるでボートのエンジン音のようです。
そして、なんと言っても一番のお気に入りは助けてくれたパパさんの肩の上。
保護から5ヶ月経った今、手のひらに隠れるくらい小さかった毛玉はこんなに立派に成長しました!ふわっふわですね。
まとめ
ボートに潜り込んだまま誰にも気づかれなかったらと思うとひやっとしますが、パパさんがお掃除を思い立ってカバーを開けてくれてラッキーでした。さらに周りの方が大の猫好きでほっこりしますね。地域猫も家猫もみんな安全で幸せに暮らせますように。
- 小さな毛玉からふわふわ猫になったウィスカーはこちら。
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