助けを求めて鳴く子猫はヤシの木に繋がれていた
微かに聞こえる子猫の声
ロサンゼルスに住むキンバリーさんは、友人とベニスビーチでロングスケートボードをしていました。すると突然、近くのヤシの木から小さな鳴き声が聞こえてきました。その木をよく見ると木の間から子猫が顔を覗かせており、とてもショックを受けました。
ヤシの木に縛られていた
子猫は苦しそうに鳴きながらこちらを見ていて、キンバリーさんたちに近づきたがっている様子ですが、こちらに向かってくる気配はありません。最初は警戒しているのかと思ったキンバリーさんたちでしたが、実はとても短い紐できつく縛られていて動けないのだということに気がつきました。
なんということでしょう!
近づくと、子猫は自分の声を誰かが聞き届けてくれたことにとても感謝しているかのようでした。キンバリーさんと友人は、すぐさま子猫を木から解放。とても寒い夜だったので、子猫をジャケットの中に入れて温めてあげました。
安心してリラックスしているのが伝わる表情ですね♪
その時はすでに、子猫を獣医に連れて行ったり、ペット用品を買ったりするには遅すぎたので、まずはコンビニに立ち寄り、ウェットフードとトイレ用品を購入。
キンバリーさんはこの子猫を、発見された場所にちなんで「ベニス」と名付け、家に連れて帰りました。
永遠のお家
現在ベニスは、新しい家にすっかり慣れ、猫生を楽しんでいます。
ベニスは、自分を救ってくれた新しいママにとても感謝しています。
キンバリーさんは「私の生活の中で、この子がこんなにも大きな存在なるとは思ってもみませんでした。ベニスは私の人生に欠けていた部分だったのです!」とベニスがかけがえのない存在になったことを明かしてくれました。
まとめ
ひどいことをする人がいる一方で、こんなに親切な人たちに気がついてもらえて本当によかったです。愛情たっぷりに育ててくれるママの元で猫性をエンジョイして欲しいですね!
- ベニスの保護当時と現在の姿はこちら。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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