ドラキュラ城近くで黒猫を保護
ドラキュラ城の近くで発見
野生動物保護活動家のポールさんは、ルーマニアのトランシルバニア地方の野生動物を救うために人生を捧げています。
トランシルバニアといえばドラキュラ伝説。今回ポールさんは、ドラキュラ城がある村に滞在していました。見事なお城の写真を撮っていると、数匹の犬が吠えながら地面を掘ったりフェンスを引っ掻いたりしているのに気がつきました。
何があるのか気になって近づくと、フェンスのそばに黒い子猫の姿を発見しました。怯えて弱々しく鳴いています。吠え立てる犬たちを遠ざけたポールさんは、周りに母猫やきょうだい猫がいるかどうか確認しました。しばらく待っても母猫が戻る様子もなく、どうやら子猫はひとりぼっちのようです。
保護
ポールさんは子猫を保護することにしましたが、フェンスには鍵がかかっており子猫がいる側には入れません。途方に暮れているポールさんを見かけた地元の少年が、手助けを申し出てくれました。身軽な少年はフェンスに上り子猫に近づくと、すくい上げてポールさんに渡してくれました。
保護は少年の助けを借りて無事成功!ポールさんは買い物かごの中に毛布と新聞紙を敷いて即席ベッドを作りました。子猫は安心したのか、そのベッドの中でリラックス。
帰りの車中では、ミルクをごくごくと飲みほした後、すやすやと眠ってしまいました。
永遠のお家
ポールさんは子猫を「ペティカ」と名付けました。長い1日を終えたペティカは、ポールさん宅で安心して過ごしました。
お目目だけがやたらと目立つ、黒猫さん独特の可愛いお姿!
ペティカはポールさんが大好きになった様子!可愛らしいお手手をポールさんの手のひらに乗せてゴロゴロと喉を鳴らしています。
ありがとうと言っているのでしょうか?!
そしてポールさんの家族の一員となってから1年、こんなに立派になりました!
賢そうなお顔ですね。
まとめ
欧米では、伝説や迷信から黒猫は敬遠されがちで保護施設からの引き取り手も少ないという話があります。実際はフレンドリーでお利口さんな黒猫ちゃん、容姿も特徴的で可愛いですよね。魔女と黒猫の組み合わせは、ただ単に「魔女狩り」の対象になった方が猫を飼っている確率が高かっただけ...という説もありますから黒猫ちゃんにしてみればとんだとばっちりですね。
ドラキュラ城の近くで発見されたペティカですが、きっと幸運を運んでくるラッキーキャットに違いありません。
- ペティカの保護当時の可愛らしいお姿はこちら。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:BazPaws
BazPaws
▼▼ YouTubeチャンネル『BazPaws』はこちら ▼▼
https://www.youtube.com/c/BazPaws/featured
▼▼ 公式Facebookはこちら ▼▼
https://www.facebook.com/BazPaws/
https://www.instagram.com/adventurecatleo/