民家の敷地でひっそり暮らす猫親子…取り残された1匹の子猫の行方は?

民家の敷地でひっそり暮らす猫親子…取り残された1匹の子猫の行方は?

民家の敷地に居ついた猫の家族の保護。母猫と複数の子猫たちを2回に分けてトラップで保護しましたが、子猫が1匹だけ取り残されてしまったのでした。

複数の子猫たちを余さず保護するのは骨が折れます

通報・発見

民家の敷地内に子猫たちがいついているとの連絡で、ロスアンジェルスの保護団体Hope for Paws がかけつけました。

乱雑な敷地の中のところどころから、子猫たちがのぞいています。隠し絵のようですが子猫が2匹こちらを見ているのがわかりますか?

保護

しばらくじっと静かに撮影していると、子猫たちがのそのそと動いている様子が映し出されます。子猫たちは母猫の元へ集まってきます。でもどこに集まっているかというと、ケージトラップの中。ツナ缶を置いて猫たちを誘い出したのです。

一瞬にしてフタが落ち、ケージが閉まりました。猫たちは驚いて飛び上ります。母猫と子猫が2匹のようですね。

右側のトラップから左側のタオルで覆ったケージへ、猫の親子はうまく移動してくれました。

残り2匹の子猫も同じようにトラップでつかまえることができ、母猫と子猫4匹がそろいました!ケージの中で比較的落ち着いているようです。

母猫の名前は「キャベツ」に。

ケア

ごちゃっとかたまりになっている子猫を1匹ずつお風呂へ。何をされるのかと気が気ではない子猫たちです。

茶トラの「バター」、黒白の「アルグラ」、サバトラの「リトル・ジェム」、白が多めのサバブチ「ロメイン」。みんなきれいになりました。

取り残された!

なんと、猫の親子はこれで全部ではなかったのです。もう1匹、「エンダイヴ」と名づけた子が取り残されていたそう。昼間のうちにどうしてもつかまえることができなかったのです。

日没後に再度、現場に戻りました。そして現れたエンダイヴを無事に保護。

エンダイヴ、取り残されて心細かったことでしょう。母猫ときょうだいたちに再会できました。

親子一緒に

母猫と5匹の子猫たちが施設でみんな一緒に過ごせるようになりました。母猫も、元飼い猫でしょうか。少し緊張気味ながらも、カメラの前で授乳しています。子猫たちもまだちょっとためらいながらも、少しずつ人慣れしてきていますよ。みんながすっかり落ち着いた頃、みんながそれぞれ、素敵な里親さんとの出会いを果たしますように。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

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