猫を飼いたいと思った方へ!心構えや準備するもの・費用を解説

猫を飼いたいと思った方へ!心構えや準備するもの・費用を解説

この記事では、猫の飼育をするために必要な情報(猫の特性・費用・入手先など!)を盛りだくさんで紹介します。これから猫の飼育を考えている人はもちろん、現在、猫を飼っている人にも役立つ情報も紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

猫を飼う前に知っておいてほしいこと

おすわりする子猫

犬や猫などのペット(愛玩動物)は、今や大切な家族の一員という存在です。一緒に暮らす理由は様々ですが、何も予備知識のないまま迎え入れることは、ペットを不幸せにしてしまうこともあります。

猫を迎えるには、まず猫の特性や病気のことを知っておくことが大切です。

猫の平均寿命は15歳を超える

今日、日本の平均寿命が長くなっているとよく耳にします。実は猫も長寿化が進んでおり、平均寿命はなんと15.45歳。人間で言うと大体76歳の高齢者です。

長寿化の背景には、猫の室内飼育、獣医療の発展などがあります。筆者の勤めていた動物病院でも20歳まで元気な猫もいるほど!!ちなみに20歳は人間だと96歳なので、猫は本当に長生きする生き物だとわかります。

猫は生後半年~8か月で性成熟が完成し、オスであれば尿スプレー行動などの問題行動が始まります。1歳になると成長が止まり、成猫として交尾や出産も可能に。

5歳ごろになると、いわゆる中年という年になり、運動能力が徐々に低下して口の周りの毛が白くなっていく猫もいます。8歳ころになると老化が始まり、病気になるリスクが高くなります。

10歳になると運動量が減少し、一日のほとんどを寝て過ごすようになります。また、五感の衰えが目立ち、白髪が増えたり、毛づやも悪くなっていきます。

猫の寿命は15歳以上ですが、15年間ずっと健康で元気なまま過ごすという訳ではありません。途中で病気が発症し、ずっと治療を続けていくこと、介護が必要になることも考えられます

猫を迎えたいと思ったら、今後の15年間とそれ以上の暮らしを可能な限り考えて、きちんと準備を整えてから迎えてあげられると良いですね。

人間とは生活リズムが違う

「猫は夜行性」というイメージを持っている方は多いと思いますが、それは誤りで、猫は「薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)」という行動様式の生き物なのです。薄明薄暮性とは明け方と夕暮れの時間帯に活発になる行動様式のことを言います。

ですから猫たちは、夜間は大抵おとなしく寝ています。筆者の猫3匹も夜は静かに寝ていますが、明け方になると一変、1匹の猫が鳴き始めて、ゲージのなかを飛んだり跳ねたりを始めるのです。

このように、夜間おとなしい!と思っても、明け方に活発になったりすることから、人間と生活リズムが全く同じ生き物ではではありません。特に若齢の猫や、日中飼い主が不在の時に、寝て過ごし体力があり余った猫などは夜中でも大騒ぎする傾向があります。

室内飼いであれば、飼い主の生活パターンに合わせられる猫も多いですが、実際に暮らしてみないと分からないことですので、生活リズムに関しては十分理解しておくと良いです。

長期間家を空けることはできない

猫は留守番が得意な動物です。なぜならば、犬のようにお散歩に行く必要もなく、トイレの失敗もほとんどなく、単独行動をする動物だからです。猫自身も、性格によって多少異なりますが、数日飼い主がいないことで大きなストレスを抱えることはありません。

むしろ、猫は環境の変化に弱い動物ですから、一緒にお出かけをする方がかえって猫にはストレスを感じてしまいます。ですから、1~2日間程であれば、自宅で留守番してもらっても大丈夫です。しかし、3日以上の長期の外泊となると自宅での留守番は難しくなります。

3日以上になると、置いていたフードも水も古くなり、トイレには排泄物が溜まります。粗悪な環境はきれい好きな猫にとってはストレスであり、夏であれば古い飲食物から食中毒を引き起こす可能性もあります。さらに、猫も長期間飼い主に会えないと不安や寂しさからストレスを感じてしまいます。

もし、長期間部屋(3日~7日程度)を開ける場合は、家族に世話を頼む、ホテルや動物病院に預ける、ペットシッターを依頼するなどの方法を取りましょう。

一人暮らしでも猫は飼える

猫は犬に比べると飼育はしやすい動物です。その理由には、吠えない、散歩の必要がないことなどが挙げられます。しかし生き物と暮らすことは簡単なことではありません。

「かわいい」だけでは猫を幸せにすることは難しいです。猫を飼育するために、必要なことを理解しておきましょう。

部屋の広さ・習性にあった部屋づくりが必要

一人暮らしの場合だと、間取りが1Kという方も多いかと思います。しかし、猫と暮らすには最低でも2部屋あることが望ましいです。1つは人と猫の居住空間のための部屋。もう1つは、猫のトイレを置いたり、猫がリラックスするための猫部屋です。

猫の排泄物の臭いはとても強いので、猫のトイレを寝室やリビングに置くことは避けた方がよいです。また、夜間トイレに入った時に砂をかく音で起きてしまう場合もあります。このようなことから、部屋は2部屋以上の間取り望ましいです。

猫の習性で代表的なものに爪とぎ、上下運動、尿スプレーがあがります。これらは、猫を飼育している飼い主の多くが悩んでいるものです。猫を飼育するにあたり、これらの習性にあった部屋づくりをしなければなりません。

具体的には、爪とぎの設置、キャットタワーの設置、避妊・去勢手術をするなど。猫に合わせた部屋づくりをすることで、お互いが快適に過ごせる環境をつくってあげましょう。

こまめな部屋の掃除が必要

猫は抜け毛が多いです。長毛種はもちろん、短毛種でも毛が抜けます。そのため、こまめに部屋の清掃を行わないと部屋中が毛だらけになってしまうことも。掃除が苦手な方は多いと思いますが、猫を飼育するにはこまめな掃除がとても重要になってきます。

猫を飼いたいと思ったら確認しておくこと

子猫を抱っこする女性

いざ猫を飼育するとなった時に、必ず確認しておくことがあります。しっかり確認をせずに飼育を始めると、猫を幸せにできないことはもちろん、最悪の場合、猫を里親に出さざる得ない状況になります。

そのようなことにならないために、飼育前にはこれから紹介する点を必ず家族全員で確認するようにしましょう。

家族全員の同意が得られ、猫を飼える環境にあるか

猫を飼育するにあたり、家族の同意がなければなりません。猫を迎え入れることはその子が家族の一員になるということです。家族の1人でも飼育に反対していたら、猫を幸せにすることが難しくなります。経済的に親の援助を借りる場合はなおさらです。

飼育したい場合は、まずは反対している家族を説得し、迎え入れる環境を整えましょう。また、賃貸で家を借りている場合、その部屋がペット可であるか確認しましょう。ペット不可であれば猫の飼育はできません。ペット可の物件に引っ越すなどの対応が必要です。

アレルギー体質の人はいないか確認する

家族の中に、猫アレルギーの人がいる場合、猫の飼育は難しくなります。猫アレルギーの度合いにもよりますが、くしゃみや鼻水が止まらなくなったり、アナフィラキシーショックを引き起こす恐れもあります。

まれに、自分が猫アレルギーであるか把握していないこともあるので、喘息がある方、アレルギー体質の方、そのほかに心配要素のある方は、事前に医師に相談しておきましょう。

もし、家族の中にアレルギーの方がいるうえで猫を飼育したい場合は、十分に話し合い部屋を完全に別にする工夫をするか、猫と暮らすための住まいを別に用意する必要があります。

収入の確認

猫を飼育するには、たくさんの費用がかかります。フードや医療費、光熱費などで最低でも年間約13万円以上(目安)はかかるとされています。初期費用はもちろんですが、猫の一生で使える費用を確認しておきましょう。

今後の生活の見通し

猫の寿命は15歳を超します。「15年間で自分がどんな生活をしているかなんてわからない」方が多いと思いますが、ある程度の生活の見通しは大切です。もちろん、人生には様々な転機が訪れるものです。ですが、それによって猫を手放すことは絶対にしてはいけません。

例えば、ここ数年内に猫アレルギーの婚約者と結婚する予定があるという場合は、猫の飼育は厳しいですね。猫の飼育をするときは、一時的な生活ではなく、ある程度今後数十年の生活の見通しができていることが好ましいです。 

自分に何かあった時の猫の預け先

いざ猫の飼育を始めた時に、自分が風邪をひいたり、入院してしまった場合のことを考えておきましょう。ペットホテルや動物病院に預けるというのも手段ではありますが、長期であると預かりが難しい場合や、費用がかさむ、何よりも猫のストレスがはかり知れません。

猫を飼育する前には、猫が慣れている家族や友人などの協力は得られるか、得られない場合はどうするかを確認しておきましょう。

一生責任もって飼育できるかどうか

猫を飼育するということは、猫のいのちを責任もって預かり、その猫を幸せにするということです。猫だけでなく、どんな生き物も、途中で捨てることはできません。それが、モノとの一番の違いです。さらに、猫は寿命を全うするまでに、ずっと健康であるとは限りません。

病気や介護、毎日の投薬が必要になることもあります。また、寿命も人間より短く、先に亡くなることがほとんどですから、愛猫の最期を見届ける覚悟も必要です。

猫を飼うために準備するものと初期費用

ケージに入る猫

猫の飼育を決めた時、まずは何を用意してお金はどのくらい必要になるのか、猫を迎え入れる前には必ず把握しておきたいものですね。猫を迎え入れるための十分な費用・予算がなければ猫も飼い主も幸せになることは難しいでしょう。

猫を飼うには多くの費用が必要です。また、生体はもちろん、ケガをした時の医療費も高くついてしまいます。ですから、十分に予算がない方は、猫の飼育をすぐに始めることはできません。それでは、実際に猫と暮らすための道具や費用がどのくらい必要か見ていきましょう。

用意するもの(最低14,000円~)

猫を迎え入れる前に自宅に用意しておくべきものを紹介します。金額はモノによって変わるので、目安として参考にしてください

ケージ(5,000円~):
猫が安全に過ごせる場所で、外出時や猫の逃げ場としても活用できます。猫の大きさや生活環境に応じて選びましょう。
キャリーバック(2,000円~):
病院や外出時に猫を運ぶために必要です。猫のサイズに合ったものを選ぶことが重要です。
ベッド(500円~):
快適な睡眠やリラックスの場所を提供します。洗濯可能で、猫が好む素材や形状を選ぶことがポイントです。
トイレと砂(セットで5,000円~):
トイレは容器と猫砂が必要です。猫砂は脱臭効果のあるものや紙製で流せるものなどがあります。選ぶ際は猫の好みや飼い主の都合を考慮してください。
フード(500円~):
猫の年齢や体調に合わせた種類が必要です。まずは少量パックで猫の好みを確認し、その後大きいサイズを購入しましょう。
食器(300円~):
食べ物用と水用の二つが必要です。衛生面を考慮して、洗いやすくて丈夫な素材を選びましょう。
爪とぎのための道具(1,000円~):
猫はストレス解消や爪の手入れのために爪とぎをします。家具を守るため、猫が好む形状や素材のものを用意しましょう。

購入時に必要な費用

生体(100,000円~):
ペットショップでの猫の購入費用ですが、価格は猫の種類や年齢によって変わります。
ワクチン代(10,000円~):
猫の健康を守るために必要なワクチンです。初年度は2回分が必要で、その後は定期的な接種が必要です。ワクチンの種類や病院によって費用が異なります。
健康診断費用(15,000円~):
猫を飼う前に行うべき、健康診断の費用です。猫の入手先によっては必要ない場合もありますが、早い段階で猫の健康状態を把握することが重要です。

維持費(単位:円/年)

フード、おやつ(52,500円~):
種類や品質によって費用が変わります。猫の健康を維持するため、適切な栄養素が含まれたフードを選ぶことが重要です。
治療費(24,000円~):
予防接種や健康診断、怪我や病気の治療費用です。大きなケガや病気をしなかった場合でも、定期的な診察は必要です。
ペット保険(30,000円~):
任意ですが、医療費が高額になる場合があるため、加入を検討すると安心です。加入条件や補償内容を確認して選びましょう。
ワクチン(3,000円~):
生後6か月までに3~4回、6か月~1歳まで追加接種、以後年に1回が目安です。猫の健康維持のために必要です。
光熱費(15,000円~):
猫を飼うことで追加されるおおよその金額です。季節によっては暖房や冷房を調整することが必要になります。また、猫の健康を考慮して部屋の温度や湿度を適切に維持することが大切です。猫が寒がりや暑がりでないか定期的にチェックし、快適な環境を提供しましょう。
去勢/避妊手術(10,000円~20,000円~)
繁殖を希望しない場合は、猫の健康やストレス軽減のために避妊・去勢手術を検討する必要があります。手術費用は、猫の性別や病院によって異なります。また、術後の観察・ケアも重要です。

これらの費用を考慮し、猫を飼うことが自分のライフスタイルや家計に合っているかどうか、慎重に検討してください。また、猫を家族に迎える際には、長期的な維持費と猫との暮らしへのこだわりを考慮することが大切です。

猫を迎え入れる方法

産まれたばかりの子猫

猫の入手先として真っ先に思い浮かぶのが「ペットショップ」ですが、他にも猫を入手できる場所があります。以下ではそこがどのような場所で、どのような特徴があるのか紹介いたします。自分のニーズに合わせて入手先を選び、伴侶となる愛猫が見つけられると良いですね。

ペットショップで購入する  

子猫や子犬などを始め、様々な生き物の専門店であるペットショップは、血統書付きの純血種の猫を入手できます。さらに、直接猫を抱っこしたり、スタッフに話を聞くこともできるので、猫の飼育が初めてという方は安心です。

しかし、子猫はどのような病気があるかなどは分かりません。実際に、購入してから先天性の病気が見つかった等の事例は多くあります。補償に入っていると、購入後、定められた期間内であれば返品可能という制度を取り入れている場所もありますが、生き物に対して「返品」はあまり良い行為ではありません。

ですから、「ペットショップ=健康で元気、安心」ではない事は理解しましょう。また、ペットショップで販売されている子猫たちは金額も高く設定されていることがほとんどです。最低でも100,000円は超えますので、多くの予算も必要です。

ブリーダーやキャッテリーから購入する

「ブリーダー」はよく聞きますが、「キャッテリー」を聞いたことのある方は多くないかと思います。どちらも猫の繁殖を行っている個人や団体のことを指しますが、「キャッテリー」は厳しい審査を受けている個人・団体で、世界的な血統登録機関(TICA)か世界最大の猫保護団体(CFA)のいずれかの認可を受けたブリーダーが「キャッテリー」を名乗ることができます。

つまり、「信頼性」が高いブリーダーであると言えます。さて、「キャッテリ―」や「ブリーダー」ですが、特徴としては、血統書付き純血種の子猫がペットショップよりも安価で入手できることです。ペットショップを経由しない直販であるため低コストでの入手が可能なのです。

また、ウェブから検索できたり、直接会いに行くこともできる場合があるので希望の猫種の子猫を簡単に見つけることができます。しかし、ブリーダーの数自体が少ないので、必ずしも希望の猫が入手できるわけではありません。

また、中には、金儲けしか考えない悪質なブリーダーもいるので要注意です。「キャッテリ―」であれば審査を受けているので、悪質なブリーダーがいることはほぼないと言えますが、その分「ブリーダー」に比べ料金が高くなります。

保護猫を迎え入れる

飼い主のいない猫を保護している、「保護団体」ですが、ここが筆者が一番良いと思う入手先です。

理由としては、飼い主の見つかる猫が増えることで、猫の殺処分数も減ること、譲渡そのものが猫と人双方の希望が同時に叶えられる幸せな行為だからです。

ですから、猫が欲しいと思ったらまずは保護猫団体や譲渡会を見学しに行っていただきたいです。保護団体から譲り受けるメリットは、現状までの猫の健康状態を把握していることです。少なくとも先天性の病気などは分かっている場合が多いです。

また、譲渡会等に参加すれば、直接猫の様子を見たり話を聞くことも可能です。避妊・去勢の手術済みの猫も多く、譲渡の際にかかる金額は無料か数千円ほどなので高い予算は必要ありません。

猫種は、血統書付きの純血種はごくまれであり、基本的には雑種です。さらに、子猫から成猫まで様々な性格の猫がいることも特徴です。中には人に慣れていない猫もいますので、初めて猫を飼う方は性格も考慮するのが好ましいです。

1つ気をつけておきたいのが、保護団体は譲渡の条件が厳しいところもあります。もし、譲渡会に参加したら譲渡条件は詳しく聞いておきましょう。

友人や知人から譲り受ける

猫を繁殖させた友人・知人から譲り受けるのも1つの手段です。基本的に子猫を無料で譲り受けられることが多いです。また、知人であれば、親猫、子猫の状態を知ることができますし、何かあった際に、相談に乗ってくれるでしょう。

希望の猫種でない事が多いですが、飼えなくなって捨てるということがないように、ぜひ考えて欲しい手段です。

里親募集の掲示板

個人で、手放せざるを得なくなったペットの里親を探している人の掲示板です。簡単にいうと、ウェブやアプリ上で里親を探している人と猫を譲り受けたい人をマッチングするものです。ウェブやアプリの掲示板から、個々で連絡を取り合い、マッチングしたら直接会って手渡しするという流れです。

基本的に無料で譲り受けることができ、子猫や希望の猫種の入手も可能なこともあります。しかし、個人同士でのやり取りなので、譲り受けた後のトラブルに対応しないことや、虚偽の情報を載せ譲渡する悪質な人もいます。また、譲渡前に直接猫に会うことも基本的にはできません。

譲りたい人と譲り受けたい人がマッチングできることは良いことなのですが、トラブルが起きる可能性が高く、特に初心者の方は避けた方が良い手段です。

まとめ

子猫のドアップ

今回、猫の飼育を始めるための「心構えや準備するもの・費用」を紹介させていただきました。

猫は寿命が長く、毎日のお世話で、自由も中々取りづらくなるでしょう。生涯のランニングコストも多くかかります。しかし、愛猫と暮らしていることで、たくさんの幸福を得ることができることも事実です。

その中でも「癒し」は心身の健康にも良い影響をもたらし、毎日を楽しく過ごすパワーになります。また、いのちを身近に感じて、その大切さにも気づくことができます。

そのような大切な存在になる愛猫だからこそ一生守ってあげる覚悟があるのか今一度確認してほしいです。猫はモノではありません。かわいいから欲しいからと衝動買いすることは絶対にあってならないことです。

この記事を読んだうえで、猫を飼う環境を万全に整えることができたら、大切な「伴侶」探しを始めてくださいね。きっと、毎日を最高の伴侶と楽しく幸せに過ごせる日が来るはずです。