子猫の飼い方!初めてお迎えする時の6つのポイント

子猫の飼い方!初めてお迎えする時の6つのポイント

飼ってみたいけれど、子猫の飼い方が分からない人は意外と多くいるのではないでしょうか。そこで、子猫の飼い方で大切なお世話のポイントやご飯の食べさせ方、飼うために必要な物、子猫の飼い方で気を付けたい病気などをまとめました。

子猫の飼い方1.必要な物をそろえる

おもちゃに手を出す子猫

子猫を飼うのに必要な物

  • 食器 (食事用飲み水用)
  • キャットフード(子猫用フード)
  • ベッド
  • ケージ
  • トイレ
  • トイレの砂
  • キャリーバッグ
  • 爪とぎ
  • オモチャ
  • ペットシーツ

子猫を飼う前に何を揃えておくべきか、子猫の飼い方を考えながら準備すると良いですね。まず必要最低限のものをまとめました。

また猫によって必要なもののサイズや種類がかわります。子猫に合わせて購入すると良いでしょう。

子猫の飼い方2.適温や温度管理について知る

抱っこをされている子猫

子猫の飼い方でとても重要なお世話ポイントをまとめました。

①子猫にとっての適温

子猫の飼い方は、お部屋の温度管理が大切です。なぜなら、子猫は気温に影響されやすいので、寒い環境だと体温を維持できません。子猫が生活する部屋の室温は約25℃前後が適温です。この室温が保てるように、エアコンなどを使用して温度管理をしましょう。

②寒い時は子猫に防寒グッズを使う

  • 電気カーペット
  • カイロ
  • 子猫が低温火傷などしないように注意

寒い時期は、お部屋の温度を一定に保つようにします。小型動物用の電気カーペットやカイロなども市販されていますが、使用するときは35℃前後で温度管理をし、子猫が低温火傷などしないように気を付けてあげましょう。

また、電気カーペットやカイロを使用したところは熱くなりがちです。カーベット以外のスペースを作ってあげると良いですね。

子猫の飼い方3.ご飯のあげ方

食事中の猫

子猫用の餌を与える

  • 子猫用のフードを食べさせる
  • 子猫は成猫と比べて、約2~3倍のエネルギー量を必要とする
  • 量は少なく、回数を多く与える

子猫の飼い方で、ご飯の食べさせ方が分からないという方は多いと思います。そこで、ご飯の食べさせ方をまとめました。

子猫は成猫と比べて、約2~3倍のエネルギー量を必要とすると言われています。成猫用に比べて子猫用のフードはカロリーが高くなっています。必ず子猫には、子猫用のフードを食べさせましょう。

子猫に与える餌の量

子猫の摂取カロリーは基本的にキャットフードのパッケージに記載された給与量を目安に与えましょう。それから子猫は、胃が小さくて一度にたくさんの量を食べることができないので、食事に時間がかかります。子猫には成猫の食事の回数より多く食べさせましょう。

生後4ヶ月頃からはドライフードにならす為に、始めはドライフードを白湯などでふやかし、やわらかくしたドライフードを与えます。それから少しずつドライフードに入れる白湯の量を減らしいき、ドライフードに慣れさせましょう。

子猫に与える餌の回数

子猫の食事の回数は、子猫が生後3~4カ月頃までは、一日分のエサの量を3~4回に分けて、食べさせましょう。

子猫が生後12ヶ月頃には、1日1~2回の食事の回数にします。

子猫の体重管理をする

子猫の飼い方で心配なのは、子猫が正常に育っているのか気になると思います。子猫の月齢別の平均体重をまとめました。

月齢別子猫の体重

  • 出生時 約100~130g
  • 生後4日 約150~180g
  • 生後1週 約220~280g
  • 生後2週 約280~330g
  • 生後3週 約380~400g
  • 生後1ヶ月 約430~500g
  • 生後1ヶ月半 約600~700g
  • 生後2ヶ月 約900~1000g
  • 生後2ヶ月半 約1050g
  • 生後3ヶ月 約1300g
  • 生後3ヶ月半 約1600g
  • 生後4ヶ月 約1950g
  • 生後4ヶ月半 約2200g
  • 生後6ヶ月 約3000g
  • 生後8カ月 約3000~3500g
  • 生後12か月 約3500~5500g

もちろん子猫の個体差や猫の種類によっても、平均体重に差はあると思いますが、子猫の体重の変化の目安になると思います。子猫の平均体重があまりにも違う場合は、飼い方を見直しましょう。また、子猫の体重が増えない時は病気の可能性も考えられるので、動物病院に連れて行きましょう。

子猫の飼い方4.病気について

子猫と聴診器
  • 内部寄生虫
  • 猫伝染性腹膜炎
  • 脱水症状

子猫の飼い方で、知っていると安心なのが子猫のかかりやすい病気です。子猫のかかりやすい病気について、まとめました。

子猫は、ワクチンで病気を予防しますが、なかにはワクチンで予防できない猫の病気があります。条虫や回虫などの内部寄生虫や耳疥癬症などの外部寄生虫などの病気です。

内部寄生虫

内部寄生虫の場合は、下痢などの症状が出ます。内部寄生虫に栄養を取られてしまって体重が増えないなど、子猫の成長に障害があります。外部寄生虫は、寄生するとかゆみや脱毛することもあります。

猫伝染性腹膜炎

それから子猫の病気で怖いのが、猫伝染性腹膜炎です。六ヶ月から三歳までの猫の発症が多く、死亡することがあるとても怖い病気です。この病気の症状は、お腹や胸に水がたまることで、下痢の症状がでるため、どんどん痩せていってしまいます。子猫がこのような症状がある時は動物病院に連れて行きましょう。

脱水症状

次に子猫が病気の発病によって、発熱や下痢、嘔吐などの症状がでた時に脱水症状になりやすくなります。まず脱水症状になってしまったら、子猫の体を温めて低体温になるのを防ぎましょう。

その後、猫用ミルクなどで水分を補給してあげます。もし、水分を受けつけないときは、すぐに動物病院に連れて行きましょう。子猫は免疫力も弱いので、すぐに衰弱してしまいます。子猫がいつもと違う、変だなと思ったら獣医師に相談することをおすすめします。

子猫の飼い方5.お迎えしてからのしつけ

万歳する子猫

子猫のトイレのしつけ

子猫の飼い方で、子猫に覚えて欲しいことはトイレのしつけです。猫は犬よりも簡単にトイレを覚えると言われています。猫の習性は土を掘って排泄し、そして排泄をし終えると、土をかけて排泄物を埋めます。

このような習性を満たせるトイレを準備すれば、トイレで排泄をしてくれるようになります。子猫のトイレトレーニングの仕方は、子猫が排泄するタイミングでトイレに連れて行くことです。子猫の排泄のタイミングは、朝起きた時と食後です。このタイミングでトイレに連れて行きましょう。子猫が早くトイレを覚えてくれるそうです。

子猫の飼い方6.正しい触れ合い方を知る

抱っこされる猫

子猫を抱っこする方法

子猫を抱っこする時はまず始めに、前からそっと子猫の両脇に手を差し込んで優しく抱き上げます。次に、もう一方の手でお尻を抱きかかえるように抱っこします。子猫を抱っこしたら優しく声をかけて撫でてあげると、子猫も落ち着きます。

もし子猫が抱っこを嫌がったら、抱っこするのをやめましょう。無理やり抱っこを繰り返してしまうと、抱っこ自体が嫌いになる子猫もいるので気を付けてあげましょう。

子猫の飼い方で、どのように子猫を抱っこすれば良いかまとめました。猫は、子猫の時に何度も抱っこされることで、抱っこに慣れていきます。特に子猫の時はお世話するときなど抱っこをする機会が多く、抱っこに慣れさせる良い機会になります。

子猫が触られて嫌なところ

子猫の飼い方で気を付けたいことは、子猫の嫌がるところを触らないようにすることです。

  • 内臓の近くのお腹
  • 前足の先
  • しっぽ

など子猫が触ると嫌がるところなので、配慮してあげましょう。

子猫の健康チェックのやりかた

獣医に抱っこされる猫

子猫の飼い方で毎日して欲しいことは、健康チェックです。子猫の目、鼻、口、耳、肛門、毛並みなど、子猫の体全体を目で見てチェックします。次に子猫の体を触って嫌がったりしないか、また子猫がずっと鳴いていたり、いつもと違う行動をしていたりしないかチェックしましょう。

子猫の食欲があるか、排せつ物が正常かなども見ましょう。これらをチェックする事で、子猫の病気のサインに気付く事が出来ます。子猫の健康維持のためには、毎日子猫の健康チェックすることですね。

子猫の飼い方のまとめ

寝ている二匹の子猫

子猫の飼い方で大切なのは、子猫のいる部屋を一定の温度で保ち、寒くしないようにする事です。そして、子猫の抱っこの仕方や子猫の嫌がるところに触らないように気を付ける事です。毎日のご飯の食べさせ方にも配慮をし、体重が増えているかを確認しましょう。日々の健康チェックを欠かさず、子猫の健康を維持してあげましょう!

投稿者

20代 女性 うみか

我が家の猫ちゃんを保護したときには、子猫ちゃんでした。
寄生虫がいて、痩せていました。栄養もとれていませんでしたのですぐに、獣医師に診ていただき治療しながら栄養価の高い食事をさせました。すると、虫下しの薬のおかげで寄生虫が出て、食欲も出てきました!
生後2ヶ月目頃には、ふくよかになり健康的な体型になって元気になりました。ミルクを与えたり体を暖めたりして、一生懸命育てました。
室温は24℃くらいがちょうどよいそうなので、湿温計を使っていましたよ。ある程度、成長するまでは、こちらの体力もいりますが健やかに育つようにやれることは、やってあげたいですね。

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