2匹目の猫をお迎えする時の準備やコツと注意点

2匹目の猫をお迎えする時の準備やコツと注意点

猫を飼っていると、なぜか2匹目3匹目と新しい猫ちゃんを迎えたくなる方も多いと思います。そこで、今日は2匹目の猫ちゃんをお迎えする時のコツについてお伝えします。

2匹目の猫を迎える準備

窓際にいる2匹の猫

準備するもの

  • 餌入れ
  • 水入れ
  • トイレ
  • ケージ

基本的に1匹目の猫ちゃんを迎えた時と同じです。そして大切なのは、初日に隔離できる部屋または場所を考えておく事です。

筆者の飼い猫達

我が家の先住猫さんは、茶トラ、オス、6歳、去勢済。
そして新入り猫さんは、三毛猫、メス、10ヶ月。
去勢およびマイクロチップ取り付け済みでレスキューから引き取りました。 

2匹目の猫をお迎えした初日にする事

ドアの前で寝そべる先住猫

新入り猫は隔離しよう!

先住猫にいきなり会わせると、即喧嘩になってしまうことが多いそうなので、それこそコツがいります。新入りさんはケージに入れたまま、できれば隔離できるお部屋へ、なければお風呂場など。

違う猫が縄張りに入ってくるのですから、先住さんにはすごいストレスです。まずは”何か”違うぞ、匂いもするなぁ・・・というところから慣れてもらいましょう。

新入り猫の臭いを先住猫に嗅いでもらう

新入りさんの寝床にタオルを敷いて、そのタオルの匂いを先住さんに嗅がせるというのもいいアイデアです。

我が家の場合は、先ほどご紹介した用意するもの全てを子供部屋に入れておいて、新入りさんを連れ帰ったら子供部屋に速攻隔離しました。先住猫は自分でドアを開けることができるのでドアノブにガムテープを貼って対処しました。

先住さんは、気配を感じてドアの下の隙間からクンクンと匂いを嗅いでいましたが、そのまま夜は、まるで見張り番のようドアの前で寝ていました。

2匹目の猫をお迎えした翌日にする事

警戒し合う猫

猫同士を対面させる方法

まずは、ケージ越しに対面させるといいです。ケージに入った新入りさんを先住さんに紹介。どちらかが威嚇したらそこでストップです。この過程を慣れるまで何日か続けなければなりません。

我が家の場合、2日目にケージの上にさらに布をかけてから先住さんを子供部屋へ入れました。恐る恐る寄って行って匂いを嗅ぐ先住さんでしたが、新入りさんに威嚇されてしまいました。

新入りさんを部屋に放してドアを閉めると、ドアを隔てて匂いを嗅ぎあっている様子。どちらともケージに入っていないと、威嚇することなくお互いを確認しているようでした。

2匹目の猫をお迎えして3日目以降にする事

2匹が一緒に寝ている写真

ケージ無しで対面させる

ケージ越しに慣らしていって威嚇しなくなればいよいよご対面です。ケージから直接対面までの期間は、猫の性格や年齢によって違ってくるようです。ケージの外での初対面の時は、いざという時のために、近くにソファなどの隠れる場所があるか確認しておきましょう。

隔離と対面を繰り返す

慣れるまで、隔離して出すを繰り返して対面時間をだんだん長くしていきます。遠巻きながら一緒の部屋にいることができるようになれば大丈夫です。餌のボウルを並べて一緒にごはんをあげてみるのも仲良くしてもらう1つのアイデアです。

我が家の場合は、3日目にケージの外で対面させました。やはり2匹とも好奇心旺盛で、すぐに近寄りましたが、先住さんが新入りさんに猫パンチを見舞われてあえなく退散。

何度か隔離して出すを繰り返し、翌日の夕方には同じ部屋にいても威嚇も喧嘩もしなくなりました。ですから我が家の場合は5日かかったことになります。そして2ヶ月経った今は、とても仲良しになりました。

まとめ

仲良しの猫達

じゃれあっている姿や冬の猫団子・・・猫ちゃんに囲まれて暮らすのは本当に癒されますよね。先住猫ちゃんがいるお家に新しい猫ちゃんを迎え入れるのに大切なのは、焦らずじっくりと慣らしてあげることです。

そして、何をするにも先住さんを優先すること。餌を出すときや撫でるとき、声かけするときも先住さんを優先してあげてください。特に成猫のいるお家に子猫を迎える時などは、ついつい子猫に関心が行ってしまいがちだと思いますが、くれぐれも先住さんを立ててあげてくださいね。

猫の種類、性格や年齢に寄って色々違ってくるとは思いますが、2匹目の猫を迎えるコツについてご紹介しました。

うまく仲良くなってくれるといいですね。

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