【私と愛猫との出会い〜makoさんの体験談〜】
里親探し
埼玉で「新米の野良猫をしていた三毛猫を保護した」とお友達から、連絡がありました。転勤の多い旦那さんとペット不可の賃貸に住んでいるため、猫を飼えない環境で里親を探しているとのことでした。
また、コロナが流行り始めた2020年春過ぎと言うのもあり、保護猫シェルターや相談できる場所も閉鎖され…里親探しは困難でした。
私は迷いに迷い、立候補しました。私に引き渡すまでの数週間、お家トレーニング。人に慣れる練習です。元々の性格で人懐っこいみたいで、人馴れは問題なくクリアしたとのことでした。
トイレトレーニングだけは、野良猫の時にしていた場所に行ってしまうそうで、最後までお家ではしてくれなかったそうです。
お引越し
引渡し
とうとう引渡しの前日。なんと、お友達から「猫が脱走してしまった」と連絡がありました。当日まだ帰ってこないと連絡ありましたが、しばらく経ち、昼前に帰ってきたと連絡がありました。間に合ってホッとしたのですが、電話の向こうで猫の鳴き声が永遠に聞こえてきました。
これからこの子の住む場所は大阪です。埼玉から大阪と離れているので、引渡し場所や大阪のお家や土地に馴染んでもらえなかったらどうしようと悩んでいたので凄く不安になりました。
そんな中、間の浜松の道の駅で引渡しも完了し、帰りの車中ではずっと寝てました。疲れたのだと思います。
新生活
1日目
大阪に来て当日はトイレも食事もしてくれず、外に出してくれと鳴くばかりでした。
どーしようかと、夜中にリードをつけて屋上をお散歩したりしてました。そして翌早朝、今度はリードなしで屋上をお散歩させてみたのですが、気づいたらいつの間にかいなくなってしまったのです。
その日の夕方17時、18時…帰って来ません。友達から譲りうけたクッションやタオルをガレージに置いて、近くの公園や路地、近所の人に聞き取りしながら探し回りました。夜は家のソファでぐったり。もう諦めかけていました。
すると21時、何事も無かったように現れたのです。
現在
現在は、食事もたくさん食べてくれるようになりました。お散歩から帰ると真っ直ぐトイレにも向かいます。
リビングを自分の部屋だと思っているようで、来客のチェックやリビング周りのお部屋のチェックをかかさないです。毎日お家の中、周辺としっかりパトロールしてくれてます。頼りになる番猫ですね。
猫がいるだけで何てことない毎日が華やかになりました。お家に帰ってその姿があるだけで幸せを感じます。
あとがき
約15年ぶりに猫を飼いました。前の猫とは17.5年一緒に生活しました。
また猫を飼っても前の猫が可愛い過ぎたので、比べてしまうかも?とか考えてましたが、まったく問題なかったです。前の猫も最高に可愛いまま、今の猫も最高に可愛いです。