よく鳴くのは元気な証拠
通報・発見
親やきょうだいとはぐれた子猫1匹が、自動車メーカーのジャガー販売店に逃げ込みました!店舗の受付で子猫保護のミッションを伝え、ショールームに足を踏み入れます。
保護団体Hope for Pawsに助けを求めたのは、独自にペットの保護活動を行っている女性。展示してある車の1台に隠れた子猫の保護を1人で試みましたが、うまく行かずに応援を求めたのです。
部品が入り組んだエンジンルームに隠れている様子。小型カメラをすき間に差し込んで探してみると…。
いた!赤い枠の小さなディスプレイに「頭隠して尻隠さず」な状態で写り込みました。
保護
隠れ場所の見当がついたので、車の下側からアプローチ。
すき間から手を伸ばして隠れた猫をつかんだりできるんですが、最近は、ほぼ全面アンダーカバーに覆われている車が多いのだとか。この車もそうでした。手が出ません。
それに考えたらこれ、展示品にしろ売り物ですよ。傷をつけないように細心の注意が必要です。
そこでメカニックが登場。電動ドライバーで子猫を見つけたあたりのアンダーカバーを手早くはずします。
その衝撃と音に驚いて、子猫が「ニャァーン」と鳴き声を上げました。車のまわりはプラスチックフェンスで囲ってあります。
アンダーカバーをバコン!と外すと、アンダーカバーに乗っかったまま子猫が現れました!
子猫に網をかぶせようと横から腕を伸ばしますが、届かない!子猫が網をよけて歩いていった車の後部で待ち構えていたリーダーがやっと網でとらえました。
「イヤーン!ミャオウ!」と叫ぶ子猫の首の後ろをしっかりつかんで、ケージにポンッと入れました。ちょっとの辛抱ね!
口を大きく開けて大きな声で鳴く子猫。名前はもちろん、「ジャガー」ですね!
手に抱えられてショールームを後にするジャガー、最後にもうひと吠え。「ガォー!」じゃなくて「ニァーン!」
ケア
病院の診察台で健康状態をチェックする頃には、ジャガーはもう人に心を許してくれました。水をもらってのどをうるおしたら、今までの緊張が解けたようにゴロンです。
空腹で少し脱水症状が進んでいた他は、幸い健康でした。あの力強い鳴き声がそれを証明していましたね。ごはんをもらったら、いい食べっぷりです。
神妙な表情。汚れを落として、さっぱりしたら、孤独な子猫にとっての長い長い1日の終わり。睡魔がやってきて、安心しきったかわいい顔で眠りに落ちていきます。
一時預かりへ
動画の終わりは、ジャガーがソファでまったりしながら、おもちゃをチョイチョイする姿。そしてまたウトウト…。
小さなジャガーがどこで生まれたのか、母猫やきょうだいとどうして生き別れたのか、何にもわかりません。でもこの先にあるのはきっと、里親さんとの幸せな暮らしです。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
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