職場の倉庫で猫が出産!トラウマを乗り越え保護した愛猫との軌跡

職場の倉庫で猫が出産!トラウマを乗り越え保護した愛猫との軌跡

飼い猫の寿命が延びているこの頃では、かわいいから飼いたいという勢いだけではなく、家族全員の家族設計にも合わせた世話をする時間やお金が必要です。過去の反省を活かしながら、また一緒に過ごす楽しさを教えてくれた新しい家族と前に動き出しました。

【私と愛猫との出会い〜猫型ロボッツさんの体験談〜】

経緯と理由

昭和生まれの私が小学校低学年の頃、きちんと飼っていたのかは不明ですが猫が1匹家にいました。動物が大好きで喜んでいたのも、つかの間。ある日、学校から帰って一緒に遊ぶのを楽しみにしていたところ、お風呂で溺れて死んだと母から告げられたのです。そんな子供の頃の悲しい猫生活をトラウマにしていました。

大人になり、そんな猫生活を反面教師に出来たのか、黒猫のオスの1匹を初めてきちんと育てることが出来ました。勤めていた職場の倉庫でノラが産んだ、まだ生後1ヵ月も経たない子猫たちの中の1匹でした。転勤族な我が家で、たくさんの引っ越しなど経験と思い出を重ねて、猫本人は長年便秘や腎不全などで病院通いも多い子でしたが、18歳8ヵ月一緒に過ごすことが出来ました。

そして、やってきた喪失感。ペットロスでしばらくは涙、涙で過ごしながら心にも穴が開いていました。ですが、猫を飼い始めた後に生まれた息子は、残念ながらアレルギー体質で…。特に猫の反応が強かったので大変でしたが、亡くなった後は途端に症状が改善してずっと飲んでいた薬がいらなくなりました。

もう、猫は飼うべきではない。息子がずっと体質的に辛かったのはハッキリしたのですが…。1人っ子の癒しだった家族の一員だった子との別れは精神的に辛い。家族の中で葛藤が続きましたが、飼い主が40代後半になり20年位は生きる猫を飼えるのも最後だろうと思い決断しました。

そして、今の子と出会えたのが住まいがある茨城県で活動している保護団体CAPINのサイトでした。

施設で保護されたばかりの生後数か月頃

迎えて大変だった事

  • 息子のアレルギー問題
  • 大きな出費

しばらく止めていた病院の薬も再び飲み始めて、掃除も以前より出来るようにロボット掃除機と2台目の空気清浄機を新しく購入しました。

保護施設の方から、飼うには網戸に脱走防止ロックの設置を条件にされていたので、普段開けない窓以外8か所に取り付けました。久しぶりの若い猫で沢山動き回れるように、キャットタワーと壁につけるステップ台なども買いました。

まだキャットタワーを買う前のやんちゃ

迎えて良かった事

以前も、人間の食事中でも猫がカーペットでうんちやゲロしたなど平気で話せる位、家族で共通の話題だったので家族が明るくなりました。初代猫は私が溺愛してましたが、2代目猫はメスでまだ1歳7ヵ月の若くて遊び盛りな事もあり、妹のように息子がかわいがってくれます。

初代のときは生まれたての子だったので、日中仕事時はミルクの世話の為に病院へ預けて、家ではトイレを覚えさせ、離乳食をあげたり、去勢手術やワクチン接種など…良い経験でした。

それに比べると、2代目は受け入れるときには1歳過ぎていたので、それらを済ませた状態であり、里親さん宅でたくさんの愛情を受けていたので馴染むのが早かったのはとてもありがたかったです。

左耳の桜カットが保護猫のチャームポイント

現在の様子

里親さん宅では、同居猫とは相性が悪く1匹飼いが向いている性格だったため、我が家ではのびのび暮らせています。

飼い主と同じ布団で寝てくれるのがとても幸せです。息子はがっつり遊びたいときや調子の悪い時はマスクをしながらも、新しい清浄機の性能に助けられながら楽しく共存しています。

怖すぎるベランダ手すり渡り

まとめ

息子のかかりつけ病院での事。看護師さんがこっそりと「私も犬アレルギーで、薬で抑えてぐしゃぐしゃのときもあるけど、やっぱりかわいさには叶わないから飼ってるの。」と教えてくれました。

正直、危険な面もあるのでまったくおすすめはできませんが、我が家では一緒にいる事のメリットが大きいので掃除などの負担も頑張れています。

パンツはいてます

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