犬の散歩中に子猫の鳴き声…保護から18年経った愛猫との出会い

犬の散歩中に子猫の鳴き声…保護から18年経った愛猫との出会い

猫の生涯と人間の生涯、長さは違うけど大事な家族です。かわいいから、ブームだから、さみしいからなどの一時的な感情では猫の一生を共に過ごすことは難しいです。時に冷静に10年後、20年後を考えて、よりよい関係で過ごせたらいいですね。

【私と愛猫との出会い〜ぷうさんの体験談〜】

今から18年前の夏でした。

その日は、地元の花火大会に行く予定でしたが、その前に実家に立ち寄り、当時飼っていたシーズーを散歩に連れていくことになりました。

5分程歩くと草むらから子猫の鳴き声が!辺りを見ると、足元から小さな黒猫がでてきました。まだ生まれて3、4ヵ月くらいのようでした。当時の我が家は賃貸だったので連れて帰るわけにもいかず、ついてこないよう早足で歩きますが足にまとわりついて離れません。

根負けして抱き上げると、尻尾を怪我していました。慌てて家に連れ帰りシャンプーすると、たくさんのノミがいました。尻尾の傷を手当した後、大家さんに相談すると、笑顔でお許しがでたのでそのままうちの子になりました。

黒

黒がきてからの生活

多分ノラの子供だったのではないかと思います。我が家に来て1年位は野性的で、飼い猫のような甘さはありませんでした。何度も噛みつかれたり、引っ掻かれたり。でも、少しずつ甘えられるようになっていきました。

頭はいい子で、トイレも1回で覚えました。

今では、毎晩22時に眠たいの催促、毎朝6時半に枕元に起こしに来ます。外出から帰宅すると、必ず玄関でお出迎えしてくれます。

丸まる猫

夫婦の癒しです

私が子供の頃から猫のいない生活がなかったですが、夫が動物が苦手で、結婚してから猫のいない生活でした。ところが、黒が我が家に来てからは夫の方がぞっこんで、デレデレです。夫婦の会話も増えて、我が家のアイドルです。

リラックスする猫

18歳でも元気いっぱい

保護した時は怪我していたので、近所の動物病院に行きましたが、その後は予防接種以外病院にお世話になることがありません。検査も異常なし。ただ高齢で、ジャンプ力は衰え、真っ黒な毛から白毛が目立つようになってきました。

しかし、まだまだ食欲も旺盛です。最近は20歳を超える猫も増えてきたと聞きます。これからも病気に気をつけて、定期検診もこまめにしていきたいと考えています。

猫の後ろ姿

家族として最後まで

今まで何匹も最後を見送ってきましたが、黒との付き合いが一番長くなりました。

人間に比べると猫の生涯は短いけれど、私達と同じで子供時代、成人、老年期がきます。時間の長さが違うだけです。

猫を家族に迎えたら、最後のお別れまで一緒に過ごす覚悟が必要です。黒が我が家にきて良かっと思ってくれるよう、黒とのこれからの人生を一緒に過ごしていきたいと思います。

アップの猫

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