【私と愛猫との出会い〜りあんさんの体験談〜】
保護施設を介した譲渡
我が家には元々7歳になる先輩黒猫がいます。黒猫との相性やストレスを懸念し、なかなか踏み出せずにいましたが、引っ越して部屋に余裕が出来たことをきっかけに、ずっと望んでいた“保護施設”からの譲渡を決心しました。
そもそも黒猫も知り合いのお宅で生まれて迎え入れたので、ペットショップで買うという頭はなかった私ですが、保護施設からの譲渡は初めてのことでした。
出会う経緯
インターネットで近所の譲渡会や、保護施設のホームページを見て連絡をしました。そんな中ある保護施設に面会に行くことになり、数日後伺うことに。
子猫だけでも10匹ほどは居ましたが、先住猫がいることもあり、それぞれの性格や相性などお聞きし、悩みながら1人の子に決めたのです。
その後、無事2週間のトライアル期間を経て、正式譲渡が決定しました。
先住猫との相性
先住猫との対面は想像以上に先住猫が威嚇をしてしまい私も驚きました。
たくさんの猫たちと戯れていた子猫側は、遊んで欲しさや寂しさから先住猫に駆け寄るのですが、当然ながらすぐにはうまくいきません。ストレスや緊張から排泄がうまくいかずに床を汚してしまい、しばらくは目が離せませんでした。
先住猫もストレスからベッドに排泄をしてしまい当初は大変でした。先住猫についてはメンタルケアに徹することに。
縮まる距離
我が家にきてくれた子猫をきっかけに、我が家は一層猫の魅力を知りました。娘は初めて子猫から育てる楽しみや責任感を知り「妹が生まれたみたい」と積極的に世話をするようになりました。
何より本当に可愛い。寝ては遊び、食べては寝る。動物に癒される時間は最高の至福です。
現在
譲渡から7ヵ月しか経たない現在ですが、避妊手術も乗り越え、もう何年も一緒にいるのではないかというほど沢山の思いがあります。毎朝一緒に起き、毎晩一緒に布団に入り、家中どこへでも付いてきます。
先住猫とはまだ打ち解け切れているとは言えませんが、一緒に寝たり並んで食事をする機会も増えてきました。
まとめ
動物たちは自ら住む家や家族を選べません。
- 先住猫との多頭飼育になる場合、先住猫のストレス緩和やメンタルケアを大切にする
- 新入り猫は大きな環境変化でストレスや不安で体調を崩しやすくなる
- 避妊、去勢手術
- お金
- 室内飼育 等
ありきたりですが、最低限の条件が整っていることが大切になります。全ての方が責任を持って動物を迎え入れ、少しでも多くの犬猫が幸せに暮らせますように。