猫ドリルとは
「猫ドリル」とは、猫がブルブルと頭を振っている姿を写真に撮ったもので、まるで工具のドリルが回転しているように見えるので、そう呼ばれています。
猫ドリルが誕生したきっかけは柴犬による「柴ドリル」で、海外で柴犬が頭をブルブルしている写真が人気となり、「Shibe drill」と親しみのある呼び方をされたことが始まりでした。
日本では2015年頃に人気が出て、猫ドリルだけではなく、ハムスタードリルや鳥ドリルなど、さまざまな動物の写真が、SNS上に多くアップされるようになりました。
犬ドリルと猫ドリル、見比べてみると犬の方が鼻先が長いため、ドリルにそっくりです。猫は鼻先が犬と比べて短いため、工具で例えるなら、先の尖ったドリルというよりも、円盤状の砥石を使うディスクグラインダーに近いかもしれません。
猫ドリルは高速で頭を振っているので顔が見えず、猫のかわいらしい雰囲気がなくなってしまいますが、面白い表情や、時には得体の知れない怖い生き物に見えることもあります。
頭を振る回数は犬と猫では違い、体重が軽いほど回数が多くなります。体重が10kgの犬では1秒間に約6回、体重が3.5kgの猫では1秒間に9回も頭を振っているのです。
猫ドリルを撮る方法
猫ドリルはブルブルと頭を振っている姿を写真に撮るだけで、こんなに面白くなるので、挑戦してみましょう。猫が頭を振るのは水を飲んだ後が多いので、水を飲みに行ったと思ったら、カメラの準備です!犬ドリルの撮影は、耳に息をかけたり、体を少し濡らしたりすると、頭をブルブルと振ってくれるというやり方が紹介されていますが、猫の場合、逃げてしまうかもしれません。
撮影は、ベストなタイミングでシャッターを押すよりも、連射モードにしておく方が間違いないです。カメラの設定ができるなら、シャッタースピードを遅くすると、素早く回転している雰囲気を表現できます。
このように、猫ドリルを撮る方法もあるのですが、SNSでアップされているものは「偶然撮れた」ものが多いようです。カメラ嫌いな猫は多く、猫ドリルの瞬間を待ちかまえてカメラを持っていると、警戒されてしまうかもしれません。また、ドリルそっくりに撮れなくても、舌が出ている、耳や口元に躍動感が出るなど、猫とは思えない写真になるのも楽しみの一つです。
猫ドリルを動画で撮ってみるのも面白いです。ハイスピードカメラやスローモーション撮影で、猫が頭をブルブルとしているところを撮ってみると、動きがはっきりと映し出されるので、ドリルのようには見えませんが、耳や目、舌が色々な方向に動いているのが分かります。「愛猫のこんな顔見たことない」と驚くかもしれません。
猫ドリルを綺麗に撮るコツ
猫ドリルを撮る場合もそうでない場合も、背景に注意します。猫の色と背景が似ていると、同化してしまいますし、部屋に物が多いと、猫が目立たなくなってしまいます。家の中で写真を撮るときは、部屋を片づけるなど、背景を気にしてみましょう。
カメラのレンズが苦手な猫が多く、緊張や警戒をしてしまうので、声をかけていつも通りの雰囲気でリラックスさせてあげると、写真が撮りやすくなります。
明るさも大事なポイントです。部屋の中での撮影は、窓際などできるだけ明るい場所を選び、自然な仕上がりにするために、フラッシュは使用しません。
まとめ
猫ドリルの始まりが、海外に住む柴犬とは意外でした。とてもインパクトがあって面白い写真ですが、自分で撮影をするには、まず家の中の片づけが必要ですね。また、撮ろうと思って撮れるものではなく、偶然撮影できた場合が多いので、猫ドリルはレアなのかもしれません。
カメラを手の届くところに置いて、いつでも撮影できるようにスタンバイし、猫ドリルの瞬間を撮ることに挑戦してみてください。
女性 ひなまま
あれとても面白いですよね。可愛らしい猫の顔があんなことになってしまうなんて・・・(*ノωノ)(笑)SNS上では、犬ドリルや猫ドリルだけでなく鳥ドリルもみたことがあります!
我が家の猫たちは頭をブルブルとふることがあまりないので、シャッターチャンスもなかなか難しいのですが、いままで連写モードを使用したことはありませんでした。今度からは連写モードを使い、愛猫の猫ドリルの撮影を成功させたいと思います!
私の友人は、スマホのスローモーションモードを使用し動画で撮影し、面白い瞬間にスクリーンショットをとるという方法で猫ドリルの撮影に成功したそうです!スローモーションだからこそのおもしろさもありますよね。(笑)
40代 女性 はなこ
首を振っている瞬間はけっこう、面白い表情をしているので連写モードにして撮影するのがオススメです。
壁にフォトフレームを貼って、たくさんの写真を貼っています。
部屋も素敵になりますし、一枚として同じものはないので見ていて楽しいですよ。