痩せ細った野良猫の親子…緊迫する保護現場の声とは?No.2

痩せ細った野良猫の親子…緊迫する保護現場の声とは?No.2

大捕物で捕まった猫たちは、不妊手術を受けます。捕獲して手術を受けさせるのは、府中のNPO法人府中猫の会さんが行なっている活動のほんの1部です。猫も人も不幸になる多頭飼育崩壊を起こさせないため、今日も頑張っています!

前回までのお話

優しい餌やりさんがいるある餌場に、ガリガリに痩せた親子猫が現れるようになりました。餌やりさんがいつもご飯をあげてくれていましたが、当の餌やりさんのお宅には、既にたくさんの猫たちが…。放っておいたら多頭飼育崩壊を起こしてしまうかもしれません。

前回の様子は、こちらの記事「痩せ細った野良猫の親子…緊迫する保護現場の声とは?No.1」でもご紹介しました。

そんな不幸を防ぐためにも府中のNPO法人府中猫の会さんは猫たちを捕獲し、不妊手術を受けさせます。前回はその大捕物の様子をお伝えいたしました。

避妊手術当日

鳴きっぱなしの猫たち

府中猫の会の代表さん宅で一夜を過ごした猫たち。いきなり見知らぬ場所に連れてこられて不安なのか、一晩中鳴き止まなかったそうです。

小ケージ事情

猫たちが入れられている小ケージは意外とヤワ。すぐに外れて脱走の原因となってしまいます。そのため府中猫の会さんは、必ず金具や結束バンド等で固定しているそうです。更にケージの上からネットをかけ、万全体制に。

捕まえられた猫は逃げようと暴れるため、危険です。もし猫を捕まえてケージに入れるときは、注意しなければいけません。

10匹以上になってしまった猫

餌やりさんはこれまでかわいそうな猫たちを保護してきました。気がつくと10匹以上になっていたそうです。全頭不妊手術をしないと多頭飼育崩壊を起こしかねない危険な状況でした。

手術をしたあと、成猫たちは餌やりさんの元へ戻ります。ですがもし今後餌やりさんに何かあった場合は、府中猫の会さんが後見人になることを快諾していただいたそうです。

いざ、手術!

手術を受けた猫たちは、皆元気です。ほっと胸をなでおろす府中猫の会さん。そして無事、餌やりさんのお宅へ帰って行きました。

子猫たちの様子は?

預かりさん宅にいる子猫たちは、どんな様子でしょうか?代表さんが見にいくと、仲良くかわいく2匹ともハンモックに収まっていました。とてもおとなしい子たちです。

行なっていなかった性別チェックをします。なんとメスだと思っていたら、2匹ともオスでした。顔つきでは中々、判断は難しいようです。

黒白のハチワレ猫が「じんじん」くん、白黒猫が「てんてん」くんという仮名がつきました!

まとめ

餌やりさんのお宅には、まだ5匹のオス猫がいます。捕獲して不妊手術を受けさせなければいけません。

今回の活動は府中猫の会さんが行なっていることのほんの1部だそうです。多頭飼育崩壊を起こさないため、毎日コツコツと頑張っていらっしゃいます。

猫たちの様子は下の動画でご覧いただけます。できればチャンネル登録ください。そのアクションが不幸な猫たちへの支援に繋がります。

※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
 掲載者名:NPO法人府中猫の会

NPO法人府中猫の会

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